5歳ひまわり組まとめ・指導計画バックナンバー

5歳ひまわり組2023年度2月のまとめ

健康

就学に向けて、ハンカチやティッシュを持ってくるように家庭に協力をお願いした。自分自身で持ってきたハンカチやティッシュを使うことがうれしいようで、持ち物の管理への意識も高まった。
午睡がなくなったことで、午後に疲れが見られる子がいた。ゆっくりと遊べるように、保育室内にゴザを用意し、そのうえで寝転がったり、穏やかに絵本が読めたりできるようスペースを作った。

人間関係

卒園式の練習や卒園文集の制作を行う中で、卒園が近いことを感じ取り、寂しそうにする姿があった。小学校が離れてしまう友だちと過ごす時間を大切にしようとしたり、一緒に過ごせる時間を喜び合ったりする姿が見られた。
友だちとの関わりの中で、意見の違いでぶつかり合う姿が見られたが、自分の意見を伝えたり、相手の意見を受け入れたりすることで、自分たちで解決できるようになってきた。

環境

雪が積もったことで、みんなで雪遊びを楽しむことができた。雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりして、思う存分雪に触れ合うことができた。
就学に向けて、より一層自分の身の回りのことへの関心が向くように、声をかけるようにした。自分たちの活動で床や机が汚れた際には声をかけていくことで、清潔にすることへの意識が向くようなってきたところである。また、自発的にホールの床をほうきで掃いたり、保育室の玩具を整理整頓したりする姿が見られるようになってきた。

言葉

クラスで児童書「エルマーのぼうけん」を数日にわたって読んだ。文章に親しみ、想像しながら楽しむことができた。また、読み終わった後にクラスで感想を発表し合った。友だちの感想を真剣に聞いたり、自分の感想を言葉にして伝える経験をすることができた。
言葉で感想を伝えるいい機会となった。卒園文集や卒園式の言葉を作る中で、1年間のことを思い出しながら、両親や園の先生たちへの感謝の気持ちを伝える言葉が自然と出てきた。

表現

節分制作では、張り子で鬼のお面を作った。昨年も張り子を使った制作をしていたこともあり、風船に紙を貼り付けるのも上手にできていた。鬼の色をそれぞれが考えて、「強い鬼だから黒にする!」「カラフルな鬼にしようかな!」と思い思いに絵具で塗ることができた。
廃材制作が盛り上がり、絵本で読んだ「ももいろのきりん」に出てくるキリンを様々な箱を組み合わせて作ったり、ギターや車など自分で工夫して作ったりする姿が見られた。

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5歳ひまわり組2023年度1月のまとめ

健康

1月中旬より、就学に向けて午睡をなくした。午睡がなくなったことで、生活リズムが変わり、午後に疲れが見られる子が多くなり、友だちとトラブルに繋がる姿も見られた。室内で穏やかに過ごせるように、ラキューやぬりえ、制作など、室内遊びを充実させるようにした。
また、午後にも散歩に出かけるようにしたことで、気分転換になったり、自然に触れたりすることで楽しく過ごせるようにしていった。

人間関係

発表会に向けて、劇や合奏に取り組んだ。友だちと一緒に一つの目標に向かって活動することで、クラスとして劇を成功させたいという一体感が生まれた。また、友だちの様子を気に掛ける言動が増えた。
朝の会や帰りの会など、クラスの問題を子どもたち自身で解決できるように話合いの場を多く取るようにした。相手の意見を聞いたり、自分の意見を伝えたりすることで、お互いの気持ちを知るきっかけとなった。

環境

午睡がなくなったため、他のクラスが寝ている時間の過ごし方を考えて行動するように伝えた。また就学に向けての意識として、以前より子ども自身が見通しを持って自らの力で行動できるよう援助してきたが、最近は、時計を見て自分たちで次の活動への準備に気が付き、行動できるようになってきた。
散歩に出た際に、霜柱を見つけて触ってみたり、足で踏んだりして感触を楽しんだ。「霜柱って冷たいね。」「触ってたら溶けちゃった!」と友だち同士で気が付いたことを楽しそうに話す姿があった。

言葉

劇の練習をする前に、セリフを覚えられるように保育室に貼り、自分たちで見て覚える様子が見られた。セリフの言い回しも自分たち自身で考えたり、保育士と一緒に相談したりしながら決めるようにした。
本番に向け練習を進める中で、劇においてセリフは、次に言う人のことを思い聞こえるような大きな声で言うこと、自分の出番がわかるよう、ほかの人のセリフを聞き、動きをみることを伝えていった。

表現

発表会ごっこでは、劇や合奏、ダンスを披露した。劇では自分なりに役の動きやセリフを考え、楽しんだ。活動を重ねていくうちに、役になりきり感情を込めてセリフを言う姿も見られるようになっていった。
合奏では勇気100%を披露した。子どもたちが好きな曲だったこともあり、リズムに乗って全身で楽しむことができていた。ダンスではエイサーを披露した。冬のパーティーでも披露していたこともあり、よく覚えていて、より一層動きを大きく、かっこよく見せたいという意識が見られた。…

5歳ひまわり組2023年度12月のまとめ

健康

寒くなり風邪がはやり始めたので、感染症の予防に意識が持てるように手洗い指導を行った。以前にも行ったことがあるので、やり方を覚えている子が多かった。手洗いの仕方を看護士や保育士と一から確認し、丁寧に行う姿が見られた。ブラックライトに手をかざすと汚れが可視化するので、興味深そうに見たり、もう一度手洗いをし直したりする子もした。手洗い指導後は、より一層丁寧に手洗いをしようとする姿が見られるようになっていった。

人間関係

冬のパーティーでは合奏や合唱、ダンスなどの発表を行い、友だちと一つの目標に向かって頑張る大切さを感じることができた。合奏では、同じ楽器の友だち同士で協力し合い、音の確認をしたり、音色を合わせて演奏しようとしたりする姿が見られた。ダンスでは動きや掛け声を合わせ、友だちと一緒にやることの楽しさや、達成感を味わうことができた。行事に向けての発表を通して、目標に向かってクラス一丸となることでより一層友だちとの仲が深まっていった。

環境

年末に向けて、保育室の大掃除を行った。自分自身の引き出しや椅子を念入りに拭き上げたり、クラス内の玩具や本棚を整理整頓したりした。保育室やホールなどの気が付いた箇所を拭いたり、片づけたりして、気持ちよく年末年始が迎えられるように準備をすることができた。大掃除を終えた後に子どもたち同士で気持ちを共有し、「掃除をすると気持ちがいいね!」と環境が整うことの心地よさを感じているようだった。

言葉

おはなし会で、詩の紹介をしてくれたので、詩とはどういうものか、言葉の美しさや響きを感じられる機会を作った。また友だちが間違ってしまったときの伝え方や教え方が強くなってしまう場面が多く見られたので、相手の思いに寄り添いながら優しく伝えられるよう言葉添えをして、言葉を知らせるようにした。

表現

冬のパーティーで楽器(タンバリン・トライアングル・すず・ピアニカ・鉄琴)を使い演奏をした。相談を重ねながら楽器別ごとに練習を重ね、本番を迎えることができた。本番では自信をもって参加することができ、今までで1番上手な演奏を披露することができ、子どもたちも満足した表情を見せていた。今回の楽器演奏を通し、様々な楽器に触れる機会を多く作り、来月の生活発表会でも合奏を行い、思い出に残る演奏ができるよう援助していく。…

5歳ひまわり組2023年度11月のまとめ

健康

活動の区切りを時計の針で示したり、活動内容を書き出したりすることで、より1日の流れに見通しをもち、時間を意識して生活できるようになってきた。着脱や食事などでもある程度の目安の時間を決めて声をかけるようにし、時間内で終わらせることができるよう促していった。気温が下がり、感染症が流行り始めたこともあり、予防のための手洗いうがいをきちんと行おうとする姿が見られた。

人間関係

遠足などの行事を通して、友だちと協力したり思い出を共有したりすることに喜びを感じられるようになってきた様子だった。友だちと関わる中で、意思がぶつかり合うことや意見が食い違うこともあるが、互いの思いを伝えあいながら折り合いをつけたり、解決策を考えたりする姿がより一層見られるようになってきた。ぶつかり合う時には、伝え方やとらえ方によって相手が不快になることもあるということを知り、相手の思いにも気付けるよう仲立ちするようにした。集団で遊びの際にはルールや約束事を自分たちで決めて遊びを展開できるよう、保育士が深入りしないようにしながら見守るようにした。

環境

過ごしやすい気候となったため、戸外遊びや散歩の機会を増やし、バス遠足や芋掘り遠足などの園外行事も楽しむことができた。散歩や遠足では、歩き方や交通ルールを考えられるよう声をかけ、安全に歩くための約束や公共のマナーを守ることの大切さに気づけるよう促していった。
クラス内の本棚の整理整頓を進んで行ったり、色鉛筆を色分けして分かりやすく収納したりする子どもたちの姿があった。クラス内で「どうすれば遊びやすく、過ごしやすくなるか」を考えられるよう話し合いをして、子どもたちと一緒にクラスの環境を整えていった。

言葉

話を聞くことの大切さを知り、指示を聞いて行動に移したり、話を聞く時の態度についても考えたりするようになってきた。その中でも話に集中できなかったり、指示がはいらなかったりする子もいるため、個別に声をかけるようにした。友だちとの関わりの中では、思いの伝え方やとらえ方で喧嘩になることもあるため、相手の立場や気持ちに気づけるよう仲立ちしつつ、どんな言葉で伝えたらいいかを一緒に考えるようにし、そして、コミュニケーションの中で言葉の選択肢が増えていくよう、保育士も子どもたちと一緒に伝え方や言葉の選び方を考えられるようにしていった。

表現

バス遠足、芋掘り遠足の経験画を描いた際、以前と比べ思い出深い場面や場所が見てわかるようになり、一人一人の表現の幅が広がったように感じた。また、描きながら友だちや保育士と思い出を共有し、楽しんで描く姿が見られた。
制作活動がより一層活発になり、空き箱などの身近なものを使って、ロボットや人形を作って遊びに繋げていった。毛糸を使ってマフラーや耳当てを作ったりして、季節の素材を使って遊びを展開していた。…

5歳ひまわり組2023年度10月のまとめ

健康

歯科健診の際に、歯磨き指導を行った。歯科衛生士さんがわかりやすくお話ししてくださったので、子どもたちも真剣に話を聞く姿が見られた。ちょうどクラスで歯が抜ける時期の子が多く、乳歯と永久歯の話を興味深く聞く姿があった。
気温が下がり始めたこともあり、体温の調節ができるよう自ら上着を羽織ったり、風邪予防のために手洗いやうがいを念入りに行ったりする姿が見られた。

人間関係

運動会の活動を通して、仲間と協力することの大切さに気づけるよう、クラスで考える機会を設けた。クラス内で起きた問題や友だち同士のいざこざについても共有できるようにし、自分の事だけではなく、友だちの事や先生の話を聞く大切さを伝えていった。また、運動会を終えたことにより、一層仲が深まり、困っている友だちがいたら積極的に声をかけたり、友だち同士のトラブルを仲介しようとしたりする姿が見られるようになっていった。

環境

気温が下がり、充実して戸外遊びができるようになっていった。散歩の際に金木犀の香りに気が付いたり、色づいた葉っぱや、イガのついた栗を拾ったりして、季節の変化を感じられるようになっていった。戸外遊びでは氷鬼が特に人気で、大人数で誘い合って遊ぶ姿が見られた。存分に遊び込めるよう、運動場のある公園へ散歩に出るようにしていた。

言葉

自分の思いや考えの伝え方、相手に合った言葉の選び方を一緒に考えながら、相手の立場や気持ちにも気付けるよう、一人一人の気持ちを受け止めながら仲立ちするようにした。言い争いになったり、強い言葉で指摘したりすることもあるが、言い方や伝え方を自分たちなりに考えられるようになってきた。友だちとの関わりをより良いものにするための言葉かけや考え方についても伝えながら、話を聞くことの大切さに気付けるようにした。

表現

運動会の経験画を描いた。それぞれが思う運動会の思い出を、のびのびと画用紙に表現することができた。ハロウィンに向けて、おばけやしきごっこを楽しんだ。びっくり箱で人を驚かす係や、受付の係を決め、協力しながら作り上げることができた。「おばけの絵を貼るといいかもね!」と友だち同士でアイデアを出し合う姿が見られた。…

5歳ひまわり組2023年度9月のまとめ

健康

9月に入ってからも暑さの厳しい日が続き、戸外に出て体を動かすことが難しかった。そのため、運動会に向けての活動では、ホールを使って縄跳びや竹馬をして体を動かした。引き続き熱中症対策のために、細めに水分を摂るよう声をかけた。子どもたち自身も積極的に水分を摂ろうとする姿があった。
9月の後半になると、少しずつ過ごしやすい気候に変化していったので、戸外で過ごせる時間が増えていった。

人間関係

運動会に向けての活動を行っていく中で、友だちが縄跳びや竹馬がうまくできた時には褒め合ったり、応援し合ったりする姿が見られた。また、リレーや荒馬を通して仲間の大切さや、協力することの楽しさを味わうことができた。一つの目標に向かってみんなで協力することで、クラスとしての絆が深まってきたと感じた。
また、運動を通して、得意な事や苦手な事は人それぞれであることを知り、集団競技では補い合うことの大切さを感じ、相手への思いやりを持って接する姿も見られるようになっていった。

環境

少しずつ戸外で遊ぶ時間が増えたことで、コオロギを捕まえて観察したり、公園で栗を見つけて遊びに使ったりして、季節の変化を感じることができた。また、日が落ちる早さに気が付いたり、うろこ雲を見つけて季節の変化を感じ取ったりして、友だちや保育者と共有していた。
じっくりと室内遊びができるように、子どもたちと話し合いながら環境を整えた。子どもたち自身でも整理整頓の意識が高まり、進んで絵本棚の整理をしたり、ブロックの仕分けをしたりしていた。

言葉

友だちへの気持ちの伝え方や言葉の選び方、相手の気持ちを聞く姿勢や話し合う大切さを考えられるよう、人間関係に関する絵本や紙芝居を読んだ。また、考え方や感じ方は人それぞれ違うことを伝えながら、一人一人の気持ちを受け止め共感しつつ、相手との違いを認め合えるよう促していった。言い争いになったり、他児の事を指摘したりすることも多いが、その言い方でいいかな、自分が言われたらどう感じるかな、と問いかけ、友だちとの関わりを見つめなおし、良い関係を気付くために大切なことを伝えるようにした。

表現

運動会に向けて「荒馬」という表現(ダンス)を行った。力強いステップで馬を表現し、笛や太鼓の音に合わせて体を動かすことの楽しさを知った。
運動会の入場門作りでは、自画像を描いた。自分の顔を鏡で観察し、瞳の色や髪の色など確認しながら描いた。
絵画活動を楽しんできたことにより、以前よりも大きくのびのびと、自信を持って描く姿が見られた。…

5歳ひまわり組2023年度8月のまとめ

健康

時間や次の活動を考えて行動するようになり、当番活動も自分たちで進められるようになってきた。水着の着脱やプールの支度を自分で行い、安全に遊ぶための約束についても守ろうとする姿が見られた。
運動会に向けて、運動遊びを多く取り入れていった。竹馬や縄跳びなど、体を動かして遊ぶ楽しさを存分に感じられるようにしていった。

人間関係

子どもたちだけでゲームや遊びが成り立つようになり、互いにルールを伝え合ったり、一緒に考えながら展開したりするようになった。その中でも、意見の食い違いやルールから逸脱することがあると、口論になることがあったため、保育士が仲立ちしながらルールを確認していった。子どもたちの中からも場を仕切ったり、遊びを整理しようと声をあげたりする子も出てきたため、あえて子どもたちに任せて見守る時間も作り、子どもたち同士で解決する力が育っていくようにした。

環境

高気温で外に出られない日がほとんどであったため、室内で制作や構成遊びが楽しめるような廃材や玩具を用意した。
部屋の片付けや自分の身辺整理もできるよう、保育士も率先して片付けをするようにし、気持ちよく生活することや、物を使いやすくするための整理の仕方についても考えられるようにした。プールでは気温や水温にも留意しながら水遊びを存分に楽しんだ。

言葉

言葉遊びも楽しむようになり、難しいしりとりや早口言葉を練習し、言えるようになると友だち同士で喜んでいた。文字や数字の読み書きができるようになった子が多くなってきたため、当番活動や制作の中で自分の名前や数字を書く機会を作った。平仮名だけでなく、カタカナへの興味や感心が出てきた子も増えてきている。遊びの中で手紙交換をしたり、おみせやさんごっこで看板を作ったりする際に、字が書けることを喜び、積極的に制作を楽しんでいた。

表現

おまつりごっこで使ううちわの制作では、マーブリングを行った。自分で色を選び、うちわに模様が描かれると「きれいな模様になった~!」と嬉しそうにする姿が見られた。また、夏の思い出としてプール活動の経験画を行った。「水鉄砲をしたことが一番楽しかった。」「お友だちと泳いでいるところ!」とそれぞれが楽しかった経験をのびのびと描くことができた。…

5歳ひまわり組2023年度7月のまとめ

健康

一日の流れに見通しをもち、時間や次の活動を考えて行動するようになってきた。プール遊びが始まり、水着の着脱やプール用の支度なども自分でできるようになっていった。また、安全にプール活動をするための約束やルールを伝え、守ることの大切さをその都度確認していった。植栽として育てたピーマン、ナス、バジルを使って生地からピザ作りを行った。自分たちで育てた野菜を食べられる喜びを感じることができた。

人間関係

友だちと誘い合いながら将棋やすごろくなどのゲームをして楽しんでいた。また、自分の思いの伝え方や相手の思いの受け入れ方を考えるようになり、お互いの気持ちを考えながら遊ぶ姿も見られるようになった。その中でも、話が耳に入らなかったり、意思がぶつかり合ったりすることもあるため、仲立ちしたり、どうしたらいいか考をみんなで考える時間を設けたりした。

環境

梅雨が明けてから本格的にプール活動が始まったため、安全に遊ぶための環境を整え、子どもたちとも約束事を確認していった。また、持ち物をみんなで確認したり、時間や動線を変えたりしてスムーズにプール活動を行えるようにしていった。プール活動や着替えは男女で分かれ人数が多くなりすぎないようにした。高気温で外に出られない日も多かったため、制作を楽しめるような素材を用意したり、将棋やすごろくなど子どもたちが関わりながら遊べたりするものを準備した。

言葉

友だちとの関わりや生活の中で、わざとその場にふさわしくない言葉を使おうとする様子が見られた。その都度言葉の意味を伝え、相手がうれしくなる言葉や心地いい言葉をつかえるようにしていった。
毎月の歌やお当番活動を通して日付などに触れていく中で、知らない言葉や難しい言い方をあえて知らせ、興味を持ち、知識になるように取り入れていった。子どもの興味・関心を言葉や行動から拾い、どんどん深めていけるようにしているところである。

表現

七夕制作では、染紙に切り込みを入れ、吹き流しを作った。色の組み合わせを自分なりに考え、3~4色の絵の具を選んだ。「この色とこの色が合うから、これにしたよ!」とこだわりを持って選ぶ姿が見られた。
また、阿佐ヶ谷七夕まつりに作品を出すために、クラスで共同制作を行った。話し合ったり、協力したりしながら作品を完成させることができた。…

5歳ひまわり組2023年度6月のまとめ

健康

梅雨明けしてから気温がぐっと上がり、シャワーが始まった。シャワーやプールの着替えの度に、衣服を畳むよう声かけをしていくと、だんだんと意識して進んで畳む姿が見られるようになった。また虫歯予防の日に、歯ブラシを持参し、みんなで歯磨きの練習をし、今後も歯磨きの大切さを理解した上で取り組めるように行った。

人間関係

グループができ、人間関係がはっきりしてきた中で、いつも仲のいい友達以外の子に語気が強い言い方をしたり、親しいグループ間でも発言の力加減や相手との関係性を見る姿が見られた。そのため、子どもたちの遊びの様子から関係などをよく観察し、適切に仲立ちできるようにしていく。

言葉

友だちとの会話の中で、相手の受け取り方で傷ついたり、ふと発した言葉の内容でケンカ・トラブルになることがあった。状況を聞き、話し合いをする中で、「こういう言い方はどうかな」と提案し、お互いが納得いく方向へ導けるように関わった。また子どもたちだけで解決できるよう話し合いをするとき、相手になぜそのような行動をしたのか理由を聞き、友だちの立場になってもう一度考えることの大切さを伝えた。少しずつ相手の思いを汲みながら自分の意見をはっきりと主張できるようになってきたところである。

環境

室内をきれいに保とうとする意識が芽生えるよう、給食後に食べカスが落ちていたりすると、声をかけ自分で床や机を拭けるように声をかけるようにしてきた。「部屋がきれいだときもちがいいよね!」と子どもたちから意見が出てくるようになった。また、天候がいい日には泥んこ遊びを行い、全身を使って泥の感触や水の気持ちよさを感じて楽しく遊ぶ姿が見られた。

表現

七夕行事に向け、笹飾りと七夕制作を行った。今回は折り紙を多く用いて制作した。笹飾りではハサミで切り込みを入れて、伝統飾りの貝を作った。笹に飾るとくるくる回り綺麗に見えるため完成すると喜んでいた。七夕制作では、折り紙で織姫と彦星の着物と顔を作った。顔をペンで描いてもらうと、性別がわかるように描く子が多かった。

 

 

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5歳ひまわり組2023年度5月のまとめ

健康

活動に見通しをもって取り組むようになり、一日の予定や次の活動を考えて行動するようになってきた。特に当番活動では、やりがいを持って活動する姿があり、自分から進んで給食の準備や植栽の水やりを行う姿が見られた。また、食育の活動ではお米研ぎを通して、作ることや食べることの大切さを感じることができた。自分たちで研いだお米はより一層おいしく感じたようで、よく食べる姿があった。

人間関係

友だちと一緒に室内ではカードゲーム、戸外では鬼ごっこや虫探しなどをして関わり合いを楽しんでいた。気の合う子と合わない子がいる中で、互いに折り合いをつけようとする姿も見られるが、ぶつかり合うことも多かった。自分がされて嫌だったことや、相手に対して言いたいことがあるときはまず自分で伝えるよう促し、状況を整理しながら伝え方を提示したり、やり取りを仲立ちしたりしつつ見守っていった。春の遠足では、4歳児との関わりを深めながら一緒にスタンプラリーをしたり、縦割りの活動を楽しんだりして交流した。

環境

室内の玩具の使い方やゲームのルールなどが分かるようになり、友だちや保育士と楽しんでいた。カードゲーム(UNO)では、子どもたち同士でルールを教え合いながら遊ぶ姿が見られた。戸外では、過ごしやすい気候の中で思い切り体を動かせるよう、遠足や散歩、野菜の苗を植えるなどして、自然と触れ合う機会を多く作った。特に昆虫を見つけるのが好きで、友だちと一緒に虫の種類を確認したり、知っている子に聞いたりして、興味を深めていた。

言葉

読み書きが出来るようになったことで活動の幅も広がり、本を読んだり手紙を書いたりして楽しんでいた。
当番活動では各クラスに回って出欠確認を行うことで、数字への興味や関心に繋がっていった。友だちとの関わりの中では、円滑な人間関係を築くための言葉の使い方や伝え方がまだ難しいため、保育士が状況を整理しながら仲立ちし、どんな言い方だったら喧嘩にならないか、嫌な気持ちにならないかなどを考えられるよう、具体的な言葉で代弁したり、子どもたちから言葉を引き出したりしていった。

表現

空き箱や折り紙を使ってロボットや人形を作り、ままごと遊びのようにして友だちと楽しむ姿が見られた。また、ぬいぐるみの洋服を画用紙やリボンなど様々な画材を使って作り、完成したものを見せ合って満足感をえていた。遠足後には、遠足で楽しかったことをクラスの皆で報告し合い、友だちの話を聞いたり、自分の話をしたりすることで思い出を共有し、絵を描いて表現した。…