健康
感染症によりクラス閉鎖の後、自主的な欠席者もあった。毎日の検温を行ったり、普段の様子と違ったらすぐに検温をするようにして、体調の変化に気を配るようにした。
鼻水が出たら自分で拭けるように伝えたり、咳の時は、口元を手で押さえる咳エチケットも伝えるようにした。進級に向けて、脱いだ服を畳んで袋に入れ廊下の自分の荷物掛けにかけるようにした。繰り返し伝えることで進んで行う姿が見られるようになってきた。
人間関係
砂場でのごっこ遊びが盛んで、シャベルを見つけて「これだれかつかっている?」と近くで遊んでいる子に確認をしたり、2つ持って遊んでいる子が、シャベルを探している子に「はい、どうぞ!」と1つ渡してくれたり、相手を思いやる姿が見られた。
また、友だち同士の関わりが増えて、同じ玩具を使って遊んでいるうちに、譲れなくなり大声がでる場面も見られたが、保育者が仲立ちとなり相手の気持ちを知って「ごめんね」と謝る姿も見られるようになった。
環境
天気の良い日が多かったので、よく戸外に出かけることができた。散歩先の公園では、だるまさんがころんだ、鬼ごっこ、かくれんぼなどルールのある集団遊びを繰り返し楽しむ姿が見られた。また公園の日陰にできた霜柱の上をサクサク歩いたり、雪の日に窓から手を伸ばして積もった雪に触れたりした。進級するにあたり、自分のリュックから着替えを出し入れしたり、上履きの脱ぎ履きを行うなど進級への期待が持てるようにした。
言葉
言葉が増えて、日常生活の中で知っている言葉などを取り入れて会話を楽しんでいる。子どもたちの中には、わざと言い間違えることを楽しむことや、歌の歌詞を変えて歌う姿も見られた。大人の言葉を真似し吸収する時期なので、保育者も普段から発する言葉に気を配って過ごした。
表現
節分やひな祭りなどの伝統行事があり、絵本や紙芝居で由来を知り、歌を歌ったりした。
鬼の豆入れを制作しアルミホイルを丸めて豆を作った。アルミホイルを丸めながら、「まめってこんなおおきさ?」「こんなかたち?」と大きさや形を比べながら作っていた。
おひなさまでの制作では、コーヒーフィルターにサインペンで色付けをした水につけ、にじんで変わる様子をみて楽しんだ。乾いてから台紙に貼りだされると嬉しそうにみていた。…
健康
公園の日陰で霜柱をみつけて、手に持ち「大きな氷が取れたよ」「つめたいね」と言いながら観察をする。氷が解けて手に泥が残り「まっ黒になっちゃった」「手を洗いたい」と汚れたことを不快に感じ、手を洗いに行く姿がみられた。
空気が乾燥してきて感染症により、鼻水や咳が出る子がいた。「鼻水が出たから拭いてください」と言っていた子が、拭くだけでなく上手にかめるようになり、自らテッシュをとり拭くようになってきた。
人間関係
朝登園してきた友だちを見つけると「おはよう」「一緒に遊ぼう」と声をかけながら迎え に出る、その子がなかなか部屋に入ってこれない時には、廊下に出て誘いに行く姿がみられた。また、砂遊びをしに行き、シャベルを見つけて「これ使ってる?」と確認してから手に取ったり、「シャベル欲しいけどないの」と言う声を聞いて「これどうぞ」と渡してくれたり、まわりの友だちを気遣う姿が増えてきた。
環境
気温が下がり前日に降った雪が園庭に残っている。外へ出て新雪の上を思い切り走って感触を楽しんだり、手で触れて「手が冷たくなっちゃった」と冬の自然を体感した。
正月明けに「あけましておめでとう」の絵本を読むと「お家でおもち食べたよ」「おじいちゃん、おばあちゃんと会ったよ」と休み中の出来事を思い出して、友だちや保育者に話すことを楽しんでいた。
言葉
ごっこ遊びが盛んになり、かごの中にご馳走を並べて「移動お店屋さんです」「どれにしますか」「○○と〇〇があります」と経験から場所をイメージして、言葉で伝え合って遊ぶ姿がみられた。言葉でのやりとりを楽しむ一方で、「だめだよ」などの言葉がきこえることもある。その都度一緒に遊ぶことの楽しさを伝え、相手の気持ちが考えられるように、保育者が仲立ちをするようにした。
表現
節分に向けて、豆と豆入れの制作をした。アルミホイルをくるくる丸めて豆を作りながら、小さく豆のように出来上がると、「見て、これで鬼が逃げていくかな?」と言いながらたくさんの豆を作った。鬼の顔の豆入れは、顔のパーツを貼りながら「強そうかな?」「かわいくできたよ」と出来上がった鬼の顔を見せながら、笑顔になっていた。…
健康
園庭遊びや園外に出て遊んでいる時も、尿意を感じると保育者に伝えて、トイレに向かう姿が見られる。自分のタイミングでパンツを履き替えたり、気に入っているパンツを選んで履いてみようとする等、パンツで過ごそうとする子が増えてきた。パンツに移行していない子も保護者と相談しながら排尿間隔を把握し、一人一人の成長に合わせて共に進めていく。
体力がついてきたこともあり午睡の時間は以前よりも短くなった。睡眠時間は少なくなったが、自分のタイミングで入眠すると安心して寝る姿が見られている。
人間関係
様々な友だちと関わることを喜び、グループで遊ぶことが増えた。特定の友だちと遊ぶ子もいるが、日によって遊ぶ友だちが変わることもあった。物の貸し借りのやり取りが少しずつ出来るようになったが、葛藤や我慢をする姿もある。貸すことが出来た時は「やさしいね」待つときは「順番を待つことができるのすごいね」と褒めた。引き続き、子どもたちが友だちと多様な関わり方ができるよう子どもの気持ちを汲み取りながら援助していく。
環境
冬のパーティーなどの行事に興味を持ち、楽しんで参加することができた。戸外では「むっくりくまさん」やしっぽ取り、かくれんぼなど、役交代のある遊びをクラスの友だちと一緒に楽しむ機会を作る。ルールの理解については、個人差があるが本来のルールにこだわらず、子どもたちの様子に合わせてアレンジすることもあった。また、枯葉を集めたり、霜柱を見つけたりして、冬の自然に沢山触れることもできた。
言葉
ごっこ遊びが盛んになってきている中で「○○屋さんですよ」「いらっしゃいませ」「○○ください」「ありがとうございました」とお店屋さんになりきってやり取りをしたり、お家ごっこではそれぞれの役になりきって会話を楽しむ姿が見られた。また、休日に経験したことや不思議に思ったことなどを友だちや保育者に嬉しそうに話すこと事も増えるなど、言葉で表現する楽しさを感じることができるようになってきた。
表現
保育者と一緒にクリスマスソングに合わせてダンスをしたり、歌を歌ったりして楽しむ姿が見られた。数名は恥ずかしそうにしていたり興味がない様子であったが、無理に参加させずに見守るようにした。月の制作物は見本をよく見て、意欲的に取り組んでいた。顔のパーツの位置を考えながら丸シールを貼り付けたり、好きな色のクレヨンでカラフルに色をつけたり、一人一人個性のある作品が出来上がった。…
健康
11月にかけて気温か低くなってきたので、戸外活動の際、上着を着るなどして体温調節をして健康管理を計る。帰園時の、手洗い・消毒の習慣が数を重ねるにつれて身に付き、また、トイレ後の手洗いも、友だちと一緒に行なうことで習慣づいてきた。
自分が汚れてしまったことを保育者に伝え、見守られながら上着の袖を通して脱いでみるのを挑戦したり、出来るところを認めてもらいながら着替えを一人で頑張る姿が見られるようになった。
人間関係
砂場遊びやお店屋さんごっこ、ブロック遊びを子ども同士で展開している。お店屋さんのなかで、作る人と売る人に分かれて「ごはんつくってね」「いらっしゃいませ」と配役を決めて遊んでいた。また、散歩に向かう際に、「○○ちゃんよんでくる」「○○ちゃんてをつなごう」と呼び掛ける姿が見られた。様々な友だちと手を繋いで散歩に行くことが楽しいことだと感じてもらえるよう引き続き散歩前の活動、期待の持てる声掛けを工夫していく。
環境
天気の良い日が続き、一日を通して散歩に出掛けられる機会が多く見られた。公園に落ちている木の実や落ち葉をお店屋さんごっこのケーキやプリンに飾りつけをしたり、自然物を使って遊びを展開する様子がたくさん見られた。絵本や紙芝居のなかにどんぐりや落ち葉が出てくると、「こうえんでみつけたね!」「これ、たくさんひろったよ!」と友だち同士で話したり、保育者に伝えてくるなど、季節を感じながら会話をしていた。
言葉
子ども同士での言葉での関わりも増え、「これ(玩具)いる?」「一緒にやる?」など子どもの中で会話を広げている。保育者との言葉でのやり取りの中でも、自分がしたかったこと、嫌だった気持ちなど、言葉を通して伝えられるようになってきた。友だち同士で意思疎通が上手くいかない時、保育者の仲立ちの中で友だちに「○○がいやだった。」「おもちゃをかしてほしかった。」と伝えられるようになり、友だちの嫌だった気持ちなどを少しずつわかってきたが、引き続き様子を見守りながら援助していく。
表現
数を重ねることから、保育者のギターにて楽器(マラカス・鈴)を強弱つけて鳴らしたり、表情豊かに歌をうたう姿が見られた。また、公園で落ち葉を振らせて遊んだことを話しながら、予め準備した大きな木が描いてある画用紙にスタンプで模様をつけ、落ち葉を貼る。「あかい葉っぱだね」「きいろもあったよ!」と落ち葉の色のイメージを膨らませながら制作をしていた。…
健康
気温の変化により、鼻水や咳の子どもが増えた。戸外から帰ってきた際には手洗いの声掛けをよく行うようにした。また鼻水が出ている子には保育者が声を掛け、一緒に拭いたり、仕上げたりすることで自分でも気が付けるよう促していった。過ごしやすい気候になり、活動量が増えてきたことに伴い、全体的に給食を食べる量が増えてきた。好き嫌いは目立つが、その子によって量を加減するなどの配慮をすることで少量でも食べてみたり、完食して自信に繋がっていく姿が見られた。排泄面では個人差はあるものの、布パンツにしようと意欲的な姿が見られるようになった。
人間関係
より一層友だちとの関係が深まり、関わりを持ちながら遊びを楽しむ姿が多く見られるようになった。散歩の際、友だちを誘って「手を繋ごう!」と言い合ったり、「○〇ちゃんと繋ぎたい!」と言って、積極的に誘う姿がある一方、「繋ぎたくない」と頑なに手を繋がない子もいる。色々な友だちとの関わりが持てるよう、保育士が仲立ちをし、一緒に過ごすことの楽しさを伝えるようにした。
環境
気候が涼しくなり、歩ける距離が長くなったので、様ざまな公園に遊びに行くことができた。どんぐりがたくさん落ちている神社へ行くと、夢中になってどんぐり拾いをしたり、公園では、落ち葉拾い、木の実集めを存分に楽しむことが出来た。昆虫に興味を示し、幼虫やミミズを見つけて観察したり、友だちと誘い合って「見つけにいこう!」と楽しんでいた。
言葉
一人ひとり個人差はあるが、語彙が増えてきた。友だちと遊んでいる中で、「一緒にアイス作ろう」「あっちで虫探そう」など、友だちを誘う姿がみられる。また「いれて」「かして」「ありがとう」「ごめんね」等の言葉が自然と出てくるようになってきた子もいる。まだなかなか言葉でうまく表現できない子には、保育士が言葉を補いながら仲立ちをし、適切な言葉を伝える援助を行った。
表現
保育者と一緒に音楽に合わせて踊ったり、曲に合わせて声を出して歌を楽しむ姿が見られた。自分で作ったマラカスを手に持ち音に合わせると、音の強弱を聞き分けながら自然と体を動かし、笑顔で。
折り紙を折って、おばけとコウモリの製作をした。保育者と一緒に折り目に指でアイロンをかけ、指のりを付けて貼り、出来上がると「ママに見せる」と満足そうな表情を見せていた。それぞれユニークな表情のおばけとこうもりの作品に仕上がっていた。…
健康
パンツで過ごす子が少しずつ増え、トイレで排泄できると、「出たよ!」と嬉しそうに知らせるようになる。紙オムツを履いている子も、友だちがトイレに行く様子を見て行きたがる子もいる。今まではあまりトイレに興味のなかった子も、便座に座ったり、立ち便座の前に立ったりしてみるなど意欲的な姿も見られた。引き続き個々の様子を見ながら、その子にあったタイミングで進めて行きたい
人間関係
子ども同士で楽しむ姿が多くなってきた。おおかみさんごっこをしたり、一緒に絵本をのぞき込んで自分たちの言葉で読んだりするなど、友だちと一緒が楽しいという姿がよく見られる。友だちとのかかわりが増えたことで、「〇〇ちゃんの!」「ここはだめ!」と強く自己主張する場面も多くなってきた。保育者が遊びに加わり、一人一人の思いを受けとめながら言葉にすることで、互いの思いが伝わることも多い。
環境
いろいろな公園にお散歩に出かける事ができた。公園までの道中は友だちと手をつないで歩き「はじっこを歩くんだよ」「車が来るから止まるよ」と声をかけ合う姿も見られた。
公園では、ねこじゃらしを手に取り嬉しそうに走ったり、両手に持って「見て!見て!」と保育者に話すなど秋の自然に触れて楽しんだ。
木のテーブルやハウスの中では葉っぱをちぎってご飯にしたり、枝でかき混ぜてスープを作っていた。木の実をカップに集めて、皆で黙々と潰して「ジュースができた!ぶどうジュース!」と見立て遊びもよく行っていた。
言葉
言葉を理解して感じたことや経験したことを、言葉で表現する姿が見られるようになってきた。どうしても言葉にならない思いがある時には、保育士の問いかけに答えたり、少しずつ言葉で表現したりすることで落ち着き、友だちや保育士に思いを伝えるともできるようになってきている。また、好きな絵本やアニメのセリフを覚え、話すことを楽しむ姿も見られた。
表現
さつまいもの制作をした。新聞紙をちぎって、袋に詰めて丸め、絵の具で色塗りをした。
「おいも美味しそうだね!」と言いながら、それぞれの大きさのさつまいもを完成させるのを楽しんでいた。また、ギターの伴奏に合わせて手作りのマラカスで合奏をした。
「どんぐりころころ」や「オモチャのチャチャチャ」の歌をうたいながらリズミカルに振り表情豊かに楽しんでいる様子が見られた。…
健康
新型コロナウイルス感染拡大に対して、乳児にもできる感染防止対策として、トイレ・おやつ・給食後の手洗い、手のアルコール消毒や午睡時の布団の間隔をなるべく開けるなど対策を行う。また、1日に3回の検温を行うことで、子どもの健康状態の把握や健康管理に努めた。手洗い後のアルコール消毒は、毎日保育士と一緒に行うことで、自分からやろうとする子が増えてきた。今後も引き続き、取り組んでいく。
人間関係
言葉も増えてきたことから、友だち同士で、「でんしゃのおもちゃは、ここだよ。」「いっしょにあそぼう。」と会話をし、遊びの幅を子ども同士で広げていた。片付けの時に、保育者の真似をして「おかたづけだよ」とお互いに声をかけ合いながら片付けを始めていた。生活や遊びの中で、自分から進んで他児と関わりを持とうとする姿が多くみられるようになってきた。
環境
水遊びで、色水遊びや泡遊びを、自分で触れて色の変化や泡の感触を感じて友だち同士で「あかいろになったね」「○〇ちゃんのは、きいろだよ」と伝えて楽しんでいた。
子どもたちの遊びの幅が広がってきたことから、保育室のおもちゃの配置を変えた。新しく入れた絵合わせカードを子ども同士で「ぞうはどこだ?」と問題を出し合って楽しんでいる様子が見られた。
言葉
自分でやってみたい事が増えてきたことから「じぶんで(ズボン)ぬぎたい」「じぶんで服をしまいたかった」と、自分の気持ちを言葉で表す機会が多く見られるようになってきた。
子ども同士の遊びのトラブルでは「あそびにいれてほしかった」「おもちゃをかしてほしかった」と自分がどうしてほしかったのかを、徐々に言葉で表現できるようになってきた。
表現
給食の先生のお手伝いでジャガイモ洗いをする。「ジャガイモってかたいんだね」「ジャガイモにはけがはえてるんだね」とジャガイモの感触を感じ言葉で表現していた。水遊びでは、泡をつかってソフトクリームやジュースをつくり、保育者に「ソフトクリームですよー」と見立て遊びを楽しむ姿が見られた。…
7月7日(水)雨
七夕の話しをしてからギターの伴奏できらきら星を歌う。知っている子が多く、声を揃えて歌っていた。その後室内で吊り下げた箱に玉入れをしたり、巧技台の平均台で高さを変えながら渡った。繰り返すうちにバランス良くスムーズに渡れる子が増えていった。
7月14日(水)曇り
室内で絵の具を使ってフィンガーペインティングをした。色々な色の絵の具を手につけて、黒の模造紙に、手型を押したり、絵の具を塗って色が混ざり合う様子を確かめながら、夢中になって楽。描く前に見た絵本のような大きな花火ができあがった。
7月16日(金)晴れ
にしはら公園に行く。ボールコートの中でだるまさんがころんだをする、回を重ねるごとにルールを理解して楽しんでいた。その後しっぽ取りゲームを行い、コートの中をたくさん走り回った。保育園に戻りシャワーで汗をながした。
7月27日(火)雨
夏の制作、提灯にくれよんと絵の具を使ってはじき絵をした。くれよんで描いた色がきれいに出て、それぞれ個性のある出来上がりとなった。その後玄関で洗濯ごっこをする。泡をすくったり、ハンカチを洗い絞ったりを楽しんでいた。…
健康
夏風邪が流行り、体調を崩す子が多く見られた。登園後も鼻水や咳が時々出る子もいたので、視診や触診、検温をこまめに行った。また、その日の気温や湿度に応じて水分補給の回数や、戸外活動時間、休息の時間を考慮した。トイレトレーニングは活動の節目に「トイレに行こう」と進んでトイレに向かう姿が見られ、「出たよ」と嬉しそうに教えてくれる子が増えてきた。引き続き保護者と様子を共有しながら、その子にあったタイミングで進めていきたい。
人間関係
電車や線路をつなげて電車ごっこをしたり、おままごとコーナーでうどんやアイスクリームを作って「どうぞ」「いただきます」とやり取りしながら同じ遊びを楽しむ姿が見られている。友だちとの関わりが増えた分、それぞれの主張があり、思うようにならずに泣いたり怒ったりすることもあるが、泣いている友だちがいると、頭を撫でる、玩具を渡してなぐさめようとする等の温かいやり取りも見られるようになる。
環境
梅雨の時期だったこともあり、室内で遊ぶことが多かった。おままごとコーナーでごはんやケーキを作り、友だちとごっこ遊びを楽しんだり、一緒にお気に入りの絵本を見ながらお話しする姿が見られた。またパズル、ブロックにおいては、一人で集中する姿も見られている。遊びの内容が多様化してきているので、玩具の種類やスペース、時間を確保できるように工夫した。
言葉
遊びや生活において、友だち同士でやりとりする姿が少しずつ見られるようになってきている。クラスでお気に入りの遊びをしていると「○○のお歌うたおう」「○○ちょうだい」「一緒にあっち行こう」と楽しそうに話している姿が見られる。豊かな言葉をたくさん吸収できるように紙芝居や絵本を読む機会も増やしていきたいと思う。
表現
あじさいの制作をした。好きな色のお花紙を選び、手で小さく丸めて、あじさいの台紙に花を貼りつけた。「きれいなお花いっぱいだね」と言いながら、咲く花を表現していた。また、手遊びや、音楽に合わせての体操も保育者と一緒に楽しむ姿が見られる。子どもたちだけで、好きな歌をうたうようにもなってきた。…
健康
新しい環境に慣れ、トイレへ向かうことを自ら伝えてくれる様子が多く見られている。
トイレが成功できた喜びを保育者と共に感じ、次もやってみようという自信へと繋がっている。トイレで排尿出来た自信から、着替えにおいても保育者の声かけがなくとも自分から進んで着替えに取り組もうとしている。気温差から咳や鼻水が出ている子が増えているが、鼻水が出ていることを伝えてくれる子やお友だちが出ていることを伝えてくれる子などが見られた。
人間関係
保育者やお友だちとの関わりが増えてきたことから、他のお友だちが登園してくると挨拶をしに行く姿が見られる。お友だちの帽子や靴下を届けたり、転んでしまった子を心配し、頭を撫でてくれる子など他の子を気にかける気持ちの余裕が出来てきた。
玩具の取り合いにおいて、保育者を仲立ちとして気持ちを伝えるように関わってきたなかで「貸して」の言葉が聞こえるようになってきた。
環境
散歩道に生えている花を「綺麗だね」「青色だね」と保育者に伝えたり、公園の虫を捕まえて保育園に持ち帰り観察をしている。保育室の絵本を変えたことで、絵本に出てくる言葉遊びを子ども同士の関わりのなかで楽しんでいる。玩具の入れ替えもしたことで、おままごとなどのごっこ遊びが多かったがブロック遊びなどの構成遊びが増えてきた。
言葉
遊びを楽しんでいる子ども同士の関わりのなかで、保育者の仲立ち・代弁の下で「貸して」「(遊びに)いれて」とお友だちに伝えられる姿が多く見られてきた。散歩では、「今日はどこの公園?」「ハトさんの公園に行くの?」と保育者に聞いて散歩に期待を膨らませている。室内遊びにおいて、「○○したい、やりたい」と自分の思いを言葉にしている。
表現
ブロックを使って電話をつくり、「もしもーし」と話したり、おままごと遊びではエプロンやバンダナを身に付けてアイスクリーム屋さんやうどん屋ごっこをしている。公園の遊びでは、木の実をテーブルに集めてお友だちにお料理をふるまったり、子どもが自ら玩具や自然物を工夫して遊んでいる様子が見られた。…