0歳たんぽぽ組まとめ・指導計画バックナンバー

0歳たんぽぽ組2024年度1月のまとめ

健康

年末年始の休み明け後、季節の風邪で高熱が出たり体調不良で休む子がいた。また生活リズムの崩れから初週は日中眠いためか泣いたり抱っこを求める姿が見られた。そのため様子をみながら室内遊びの時間を長めにとるなど寄り添いながら徐々に生活リズムが整えられるようにした。また冬の感染症対策として定期的に換気や水分補給を行った。また着替えなど身の回りのことに興味を持って自分でやろうとする姿が増え、ズボンを脱ごうとしたり上の服は腕のみ脱がしてあげると自分で脱げるようになった。更にできる子は脱いだ服を汚れ物袋にしまう姿も見られた。「自分でしようとしてるのね。すてきね。」など自分でしたい気持ちを受け止めながら関わっていった。食事では食べ物の好き嫌いがはっきり出てきて野菜をあまり食べなくなり、好きなお肉やご飯を好んでよく食べるようになった。「おかわり!」とお皿を見せて保育士にアピールをしたり、「いただきます」と声かけをすると真似して手を合わせたり語尾の「ます」を言う子もいた。

人間関係

散歩や園庭など戸外に行く準備をする際に、友だちのマークや持ち物を覚えて靴下や上着を「どうぞ」渡す姿や、友だちの名前が聞こえるとそばに行って「ここ」と指さしたり、泣いていたら近くに行き頭をなでて慰めようとする姿も見られた。体操をする時にはお互いにタッチやお腹をツンツンするなど触れ合ったり、【さんぽ】の曲が流れると一緒に手をつないで歩くかわいい姿も見られた。友だちと関わりたい気持ちが強く見られる場面では、服や体を引っ張ることもあるため「優しくね」と伝えながら友だち同士の関わりを見守るようにした。また園庭に出ると幼児クラスの子たちが靴を履かせてくれたり、一緒に遊んでくれることを嬉しそうにする姿が見られるようになってきた。

環境

天気の良い日が続き園庭や公園など戸外遊びする機会をたくさん作り、また少し遠い公園に計画を立てて行くこともあった。立ち乗りバギーに乗ることや保育士と手を繋いで散歩に出かけることにだいぶ慣れてきて、歩く際は段差を見つけては寄り道して登ってみたり、軒先の植物を見ると優しく触れたり、周りの景色を楽しむ姿が見られた。公園では保育士と追いかけっこしたり、ハトを見つけるとそ~っとそばに寄ってみたり、また小さな木の実や葉っぱを拾うと大事そうにバケツに入れて持ち歩く姿が見られた。園庭では園で新しく購入したベンチを出すと興味を示し、ベンチに座ったり机にように使用して上に砂場の玩具を置いて楽しそうに遊ぶ姿も見られた。

言葉

語彙が増えて「ワンワン」「ブーブー」「おおきい」「かして」など保育士等と言葉でやり取りをしようとする姿が見られるようになった。「ワンワンがお散歩しているね。」「救急車いるかな。」とたくさん言葉にして子どもたちへ声掛けを行うようにした。やりとりの中で伝わる嬉しさややり取りする楽しさを「うん、うん」と頷いたり、笑顔で表現する姿が見られた。

表現

制作ではだるまを作った。初めてペンに挑戦し、たくさんの色のペンを見せて手にとった色のペンで顔に模様を描き、目に見立てた黒の丸シールを貼った後は目に合わせて眉毛をつけて完成させた。目の位置や顔の模様が一人一人違うため個性のあるだるまが出来上がり、完成した後廊下に貼ると指さして嬉しそうにしたり、だるまを見て不思議そうにする姿も見られた。制作を始めるとばまで見に来て、とてもやりたそうにする様子が見られるため、制作を通し今年後残り少ない中で様々なものに触れる機会を作るようにする。…

0歳たんぽぽ組2024年度12月のまとめ

健康

日中も冬らしい寒さとなり、寒さから咳や鼻水など風邪の症状が見られ、感染症からの発熱で休む子もいた。戸外遊び後の手洗いを毎日繰り返し行う中で習慣となり、進んで水道に向かい手を出して洗おうとしたり、ハンドソープを出そうとする姿が見られるようになった。また着替えの場面では、以前と比べて更に自分で行おうとする姿が見られ、衣服から方腕のみ出してあげるとその後は自分で脱げるようになり、また脱いだ衣服を袋にしまおうとする子もいた。食事面では全員が完了食へ移行し、食具を使ってこぼさずに上手に食べるようになった。そのため環境を変えて子どもたちが向かい合わせで食べるように席を配置したことで、友達の顔が見えて嬉しそうにする姿が見られた。これから健康面で気温が下がり冬の感染症が流行する時期のため、手洗いなど丁寧に行い感染症を予防できるようにしていく。

人間関係

友だちの遊びに興味を持ちそばに行って一緒に遊ぼうとしたり、年上のクラスの子の姿をよく見て真似して鉄棒にぶら下がるなど、以前と比べて興味が広がり進んで遊びを見つけて遊ぶ姿が多くなった。友だちの使っている玩具が欲しくて取り自分の物にしようとする場面も多く見られ、保育士等が仲立ちして「かしてしようね」「どうぞできるかな?」と言葉かけすると持っていた玩具を差し出したり、手振りで「かして」の表現をして欲しいと伝える子もいた。また、朝と夕方には登降園する友だちに気付くと嬉しそうに手を振ったり、笑顔でそばに近づいてタッチする姿が見られた。関わりたい気持ちを十分に受け止めて、声をかけながら見守っていく。

環境

食べ物の玩具や絵本の中の食べ物を手にとって食べる真似をする姿が見られるようになったため、おままごとの玩具(スプーンなども)や人形を増やしていった。夕方に遊びコーナーに机を用意してあげると、その上にお皿やフライパン・食べ物をのせて友だちや保育士等に食べてもらおうと渡したり、人形の口に食べ物を持っていき食べさせる子もいた。またカバンにお気に入りのおもちゃや絵本を入れ、腕にかけて保育士等に手を振ってお出かけするような場面も見られた。成長につれ手先が器用になり、型はめやBブロックでよく遊ぶようになった。Bブロックはこれまで自分たちでうまくつなげられなかったが、一緒に遊ぶ中でコツをつかみ今では何個も重ねることができるようになった。

言葉

言葉が出ていた子は更に盛んに単語を発する姿が見られ、「とんとんとんひげじいさん」など簡単な手遊びの歌詞や絵本のセリフ・物の名前など、保育士等の真似をして声に出すようになってきた。喃語も更に増えてきて、それぞれが気持ちを表現している。また保育士等が話していることを理解し、指差しをしたり頷きながら語尾を真似したりする子もいる。また少しずつ友だちの名前を覚え、名前を呼ぶと近くに行って指さしをする姿も見られた。伝えたい気持ちを優しく受け止め一人一人の言葉に丁寧に応え共感し、発語を促していく。

表現

クリスマス会では、たんぽぽ組の発表の番になると前に座り「おもちゃのチャチャチャ」の曲に合わせて鈴を振って演奏をした。ほぼ3分間の演奏中、誰も泣かずに嬉しそうに鈴を鳴らして発表ができ頑張ったと思う。また他のクラスの発表や職員の発表でも、嬉しそうに手を叩いたり集中して見る姿が見られた。制作はクリスマスツリーを作り、初めてシール貼りに挑戦した。クリスマスツリーの形に切った画用紙にシールを貼って装飾した。シールを貼る際にひっくり返ってしまうなど難しそうにする子もいたが、ほとんどの子は回数を重ねていく中で保育士等が半分剥がしたのを取って上手に貼ることができていた。…

0歳たんぽぽ組2024年度11月のまとめ

健康

戸外に行くための準備を覚え「お散歩に行こう」と子どもたちに声をかけると、保育士等と一緒に自分のマークから靴下入れや帽子を手に取ると履こうとしたり被とうとする姿が見られた。また、散歩から帰り部屋の水道に向かうと、泡石鹸を出そうとしたり洗った後にペーパータオルを渡すと自分で手を拭こうとする姿も見られた。積み重ねから生活の流れが身についているように思う。着替えでも、少しずつ服を着せようとすると自分で服に手を入れるなどの姿も見られた。食事では全員が食具を使って上手に食べられるようになり、最近は食べ物をこぼすのも量も少なくなったことから安心してそばで見守れるようになった。

人間関係

友だちへの興味が増し、戸外での水分補給の際には紙コップを持って「(かん)ぱーい」と保育士等や友だちと乾杯することを楽しむ姿が見られた。また傍に近づき友達に抱きついたり、友達が泣いていると頭を“よしよし”となでる様子が見られ、また同じ玩具で遊ぼうとする様子も見られた。物の取り合いや突然叩いたり服や体を引っ張ることからトラブルは引き続き見られたが、保育士の言葉かけで叩くのが止まったり手が出る姿が少し減ってきたように思う。

環境

活動に動くようになり、興味ある所へトコトコと歩いて探索している姿が見られた。戸外では公園の築山の上り下り手をつかずに何度も繰り返したり、道路の段差のところを敢えて通ったりと歩く楽しさを感じている姿が多くあった。室内では手先を使った遊びに興味を持ち始め、型はめやストローを穴に入れる玩具に夢中になって遊ぶ姿が見られた。型はめ遊びは最初難しかった子も繰り返す中でできるようになり、手を叩いて喜ぶ様子も見られた。また室内の棚に置く玩具を見直し、月齢や興味にあった玩具を置き、適宜子どもたちに合わせて変えるようにする。

言葉

散歩のときに「ワンワン」「(はっ)ぱ」など覚えた単語を繰り返し言う姿が見られた。思いや欲求を喃語で気持ちを伝えようとする姿も出てきて、「いやだったのね」「○○したかったのかな?」と言葉で代弁し、安心して気持ちを表現できるように受け止めた。“読んで”とお気に入りの絵本を持ってきて保育士等の膝にちょこんと座る姿も見られた。食事の時に、「おいしいね」と保育士等が語りかけると、「おいしいね」「うんうん」と言ったり頬に手を当て、“おいしい”ポーズをよくしていた。言葉や気持ちを伝え合う姿が多くあった。

表現

寒さが訪れたことで公園や散歩中に落ち葉が見られるようになり見つけると、保育士等と一緒に落ち葉を踏んで感触を楽しんだり手いっぱい集めて舞い上げてひらひら落ちる光景を楽しむなど自然を感じで遊ぶことができた。制作はみのむし制作をし、みのむしの蓑を思い浮かべ、茶色・おうど色・はだ色の3枚の折り紙をそれぞれ子どもたちにちぎってもらい、顔をつけて作った。これまで室内遊びで、新聞ちぎりから紙ちぎりまでたくさん遊んできたこともあり、お手本で折り紙をちぎって見せると早くやりたそうにしていた。ちぎりやすいように折り紙の端っこに少し切れ目を入れてあげると上手にちぎることができていた。ビリっと思い切り切れるのが楽しいようで、切れるたびに手をパチパチする姿も見られた。完成すると部屋の中にある木に飾り、気づいた子どもたちは指さして嬉しそうにしている姿が見られた。…

0歳たんぽぽ組2024年度10月のまとめ

健康

季節の変化に伴って朝晩の気温がぐっと下がったこともあり、鼻水や咳などの風邪の症状が続き、発熱で早退する子もいた。鼻水が出た際はこまめに拭き取り、気持ち良さが感じられるようにした。生活の流れが身につき、食事の前に手を洗おうとしたり、椅子に座ろうとする姿が見られた。また4月から寝かしつけの際は抱っこひもを必要としていたが、少しずつ布団に横になって寝かしつけができるようになってきた。現在は食事後には進んで自分の布団に行き、保育士がそばについて寝かしつけを行っている。今月で計5人が完了食に移行し、ほとんどの子が食べるのに意欲的で手掴みやスプーンで食べる姿が見られる。食事では言葉をかけながらさりげなく援助し、楽しい雰囲気で食事ができるようにしていく

人間関係

友だちと一緒に遊ぼうとするなど積極的に関わろうとする姿が多く見られた。友だちの持っている玩具が欲しく取り合いになる場面では保育士等が「使っているね」「一緒に触らせてね」と言葉を代弁しながら仲立ちをし、友だちとの遊びが楽しく関われるようにしていった。また人見知りをする子はいなくなってきて、園庭などで他のクラスの担任や子どもたちと関わる機会が増え、嬉しそうに遊ぶ様子も見られた。

環境

好奇心旺盛な姿が見られ、様々な物に興味を示して触れみたりじっくりと見る様子が見られた。室内では着替えの服が入っている引き出しから中身を出してみたり、テイッシュを見つけると出して遊ぶ姿が見られた。保育士等は子どもの活発な探索活動が、豊かな感覚や感性を促していくことに留意し、安全で活動しやすいように環境を整えていくようにしていく。全員の歩行が安定してきて、散歩では順番に保育士と手をつないで歩くこともある。散歩先の公園では日々行動範囲が広がっていき、行きたい場所に積極的に動いて遊ぶ姿が見られる。危険のないように保育士等の立ち位置に気を付けながら見守っていく。

言葉

先月から比べて喃語や言葉を発して自分の思いを伝えようとする姿が増え、保育士等とのコミュニケーションを取ろうとする姿が見られる。また絵本を持ってきて“よんで“とアピールする場面が増え、読み始めるとじっくりと聞く姿や絵本の中に出てくる食べ物や動物を「〇〇だね」と伝えると何となく真似して喋る様子が見られた。最近は【だるまさんシリーズ】が好きで読み始めると、絵本の中のだるまさんの動きを真似する可愛らしい姿も見られた。子どもの言葉に同調して「こうしたかったね。」と言葉をかけたりすると相槌をして応えてくれる子もいる。

表現

自分の思いを喃語や身振り手振りで表現できる子が増えてきた。また体操や手遊びを始めると自然と集まってきて、何回も行っている体操の【わ~お!】では動きを覚えて楽しそうに踊っている姿が見られた。名前を呼びかける場面では「はーい」と手を挙げたり、戸外に出る際に「レッツゴー」と声掛けをすると一緒に拳を上げる姿も見られた。…

0歳たんぽぽ組2024年度9月のまとめ

健康

全員歩行ができるようになり、室内で遊んでいる中で嬉しそうに何度も立ち上がって歩こうとする姿が見られた。歩けるようになったことで、自分の行きたい場所に移動するなど活動範囲が広がり、また探索活動を楽しむ姿が見られた。体力がついてきて、午睡時はすぐに寝なくなってきたが、その分一人ずつゆっくりと寝かしつけを行えるようになり、以前と比べてまとまって寝るようになってきた。布団で寝たり、再眠することも増えた。食事では自分で食べたい気持ちが膨らみ食具を持とうとする姿が見られ、お皿を渡すと意欲的にスプーンですくって上手に口へと運ぶ姿が見られた。また小皿に乗せると手掴みでもよく食べている。コップを持って飲むことも上手になり、食事中に安心して見守れるようになった。

人間関係

友だちの後をついて行ったり持っている玩具を“どうぞ”と渡したりと、一緒に同じ遊びをすることを喜んでいる姿が見られた。友だちが持っている玩具を欲しがり、取ってしまうことでトラブルになる場面が多く見られたため、同じ玩具を揃えたり、その都度興味を持ちそうな玩具を出すなど工夫していった。そして「これはお友だちが遊んでいるよ。こっちにもあるよ。」などと子どもの気持ちを代弁しながら仲立ちしていった。

環境

毎日生活に必要なことを繰り返し行ったことで、生活習慣が身に着いて子どもたちが進んで行おうとする姿が見られた。例えばおやつや食事の時間になると、自分で石鹸を出して手を洗おうとしたり、ペーパータオルを取り、濡れた手を拭こうとする姿が見られた。また部屋移動の際には「ナイナイしようね」と声をかけると、保育士の姿を真似て一緒に棚に玩具を片付ける姿が見られ、「ありがとう」と笑顔で伝えると嬉しそうな表情をする、かわいいやりとりも見られた。

言葉

月齢が高い子は「バイバイ」「あった」「アンパン」など喃語から意味のある言葉を発するようになってきて、また他の子も保育士等の話をじーっと聞いて「うん、うん」と頷いたり、理解しているような表情をする姿が見られた。また喃語を盛んに発して、保育士等や友だちに話かけたり、仕草や表情で思いを伝えようとする様子が見られ「これで遊びたいのね」「○○したいのね」と子どもも思いを汲み取り、代弁していった。“伝わった”喜びから、言葉を発することへの意欲へと促していくようにする。

表現

馬橋の木に飾る制作では、ハロウィンのジャック・オ・ランタンとおばけを足形で作った。保育士が絵の具の準備を始めると、やりたいやりたい!”と興味を持って集まる姿が見られ、一人ずつ足に筆で絵の具を塗っていくと、くすぐったいのか笑う子やもっとやりたい!とアピールする様子も見られた。足を洗う中で水に触ろうとしたり、足を洗われるのを気持ちよさそうにする様子も見られた。クラスたよりでお伝えしたからか、お迎えの際に親子で馬橋の木を眺める姿もあった。

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0歳たんぽぽ組2024年度8月のまとめ

健康

夏の感染症が流行したり、夏の疲れからか体調を崩す子が多くいて、発熱で早退する子もいた。またお盆休みもあり、全員がそろう日が少なかった。食事では全体的によく食べる姿が見られ、完了食の子においては、少しずつ食具を持って手掴みを交えながら意欲的に食べている。食材の好き嫌いが少しずつ出てきて、日によって食べる量が変わったり遊び食べをする姿が見られたため、一人一人の食べ具合や好きなものを把握しながら、引き続き丁寧に進めていった。夏の暑さもあり、午睡をたっぷりと取る姿が見られた。

人間関係

友だちに興味を示し、積極的に傍に近づいて頭をなでたり、持っている玩具を渡すなどのやりとりをする姿が見られた。友だちとの距離が近く、場所や玩具の取り合いから、手や口が出ることもあるので、引き続きお互いの思いに寄り添い欲求を受け止めながら見守っていく。また、子ども同士の関わりの中で「かしてくれたね」「どうぞできたね」など体験したことを言葉で伝え、他者との関わりを楽しめるようにしていった。

環境

水遊びではタライの水をバシャバシャと叩いて感触を楽しんだり、スコップで水をすくい、自分や友だちの体にかけたり、バケツやカップに移したりを繰り返して遊ぶ姿も見られた。また寒天遊びをした際は興味を示し、寒天をギューッと握ってつぶしてみたりして触れながら遊ぶ様子も見られた。歩行をする子が増えたので、スペースを少し広くして移動できる範囲を広げるようにした。また、滑り台やトンネルを使う際は、周りの玩具を端によけて怪我につながらないように気を付けた。

言葉

少しずつ意味のある言葉を発する姿が見られ「ないない」と言いながら玩具をカゴに入れたり、「まんま」「せんせい」など指差ししながら発語したりする姿が見られた。また喃語や仕草、表情などで一生懸命に保育士等に思いを伝えようとしている。発見や思いが伝わると、笑顔を見せたり、うなずいたりして保育士等とのやり取りを喜ぶ様子が見られた。子ども一人一人の発語に耳を傾け、優しい口調で丁寧に応じて発語を促していく。

表現

手遊びをしたり、音楽を流したりすると手を叩いたり体を揺らしたりして楽しむ姿が見られた。また、保育士等の真似をして、同じ振りをする子もいる。自分の思いを存分に表現して保育士等に甘えたり、嫌な気持ちを泣いて訴えたりしている。子ども一人一人表現を十分に受け止め、一緒に楽しんだり甘えたい気持に寄り添ったりして過ごした。また保育園の廊下に飾る馬橋の木の制作ではきのこを作り、指で絵の具をとり柄をつけて表現した。はじめて指絵の具に挑戦したが、初めは後ろから支えて一緒に行う中で、少しずつ興味を持って自分で画用紙に絵の具をつける姿が見られた。

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0歳たんぽぽ組2024年度7月のまとめ

健康

乳児クラスで夏の感染症が流行し、発熱や発疹が伴い休む子が多く、後半は全員そろう日が少なかった。休み明けには家庭での様子を聞きながら、一人一人の体調に合わせて活動を考えて進めていった。1歳児クラスと合同で玄関にて水遊びを行い、毎日行う中で少しずつ慣れてきて段々と積極的に遊ぶ姿が見られ、タライに手を伸ばして水面を叩き水しぶきをあげることを楽しんだり、上からじょうろで水を流すと手を伸ばして喜ぶ姿が見られた。水遊び活動を経て、水の感触や心地よさを十分に楽しむことができた。また水遊びの中で、氷や泡遊びなど、感触を使った遊びを取り入れている。今後、寒天など乳児に適した感触遊びをたくさん取り入れていきたいと思う。食事では、自分で食べやすいように小皿に食べ物をのせてあげると摘んで食べたり、スプーンを持って食べる仕草をする様子が見られた。また“おいしいね”という様に、友だちとニコニコ顔を見合わせ、食事の時間を楽しんでいる。

環境

水遊び後に室内で、滑り台やトンネル、マットでお山を作ったり、階段の上り下りを行い、体を動かせる環境を作った。階段上りを初めて行う日は1人ずつ順番にし、後ろに保育士がついて安全に十分気を付けて行った。半分の子は手をついて上手に登れることができていた。また一人歩行や一人立ちができる子が増えたので廊下に出て、手を繋いで歩く練習をしたり、別のクラスに行き、異年齢交流をしたりと場所や環境を変えて過ごせるようにした。戸外に出れない夏の時期も、体を動かせるように工夫していく。

人間関係

少しずつ友だちに興味がでてきて、友だちが遊んでいるところに近寄っていき、顔や足を触ったり、頭を“よしよし”となでる姿が見られた。お迎えとなり帰る友だちに向かって、“ばいばい”と手を振って見送ったり、持っている玩具を渡そうとする姿もあった。加減がわからず、髪を引っ張ってしまったり、強く握ってしまうこともあるので、すぐに止めれるように傍で見守るように関わっていった。

言葉

食事の時に保育士等が「いただきます」「ごちそうさま」と手を合わせると真似をして、一緒に手を合わせる仕草が見られた。高月齢児は言葉を投げかけると、何となく言葉が通じているような様子が見られ「手を洗おうね」「ご飯食べようね」など、生活の中で必要な行動や子どもの行動を言葉にして話しかけるようにした。また「ワンワン」や「ママ」などの一語文が出てきた。

表現

保育士等が『むすんでひらいて』や『とんとんとんとんひげじいさん』などの手遊び歌を歌うと、手をグーパーして真似したり、音楽を流すと体を揺らしたりして、リズムに合わせて体を動かす姿が見られた。またブロックやカップ同士を叩き合わせて音を鳴らすことも楽しんでいる。制作では容器に綿とガーゼを丸めて作った、たんぽに始めて挑戦し、画用紙にポンポンと色を付けてひまわりの花を作った。たんぽを手に持たせると、すぐに手を離す子もいたが、ほとんどの子は興味を持って上手にポンポンする姿が見られた。また足形を葉っぱに見立てて作り「上手にペッタンできたね。」と伝えると満足そうな表情をしていた。…

0歳たんぽぽ組2024年度6月のまとめ

健康

乳児クラスで少し感染症が流行し、クラス内では感染の疑いを含めかかった子もいた。そのため、体調の変化や体の様子をよく見るようにした。その他は大きく体調を崩すことなく元気に登園していて、全員そろう日も多かった。気温や湿度が高い日が増えてきたので、冷房を入れて室内温度の調整に気をつけた。また中旬から沐浴、下旬には水遊びが始まった。気温や子どもたちの様子に合わせ、汗をかいた日には沐浴で汗を流したりして快適に過ごし、水遊びはお湯を足すなど水温を調節して心地よく遊べるようにした。

人間関係

友だちとの関わりが少しずつ増えてきて、そばにいき顔や体に触れようとしたり、玩具を取り合ったりする姿が少しずつ見られるようになってきた。やり取りの中で泣く姿も多くあったので、同じ玩具を渡して満足できるように関わっていった。保育士等との関わりを楽しむことも多くなり、スキンシップをとったり一緒に遊ぶことで笑顔を見せるなど嬉しそうにしている。時折担任以外の保育士等に人見知りすることもあるが、以前より落ち着いてきて、時間が経つと安心してそばで遊ぶ姿も見られた。

環境

腹ばい、ハイハイ、歩行などでのびのびと体を動かして、行動範囲が広がってきた。雨の日や夕方にマットやトンネル、ボール遊びなど全身を使って遊べるように環境設定を行った。興味を示した玩具も自由に取り出せるように置いたり、適宜玩具を入れ替えて室内遊びが充実できるようにした。また年長クラス主催のお店屋さんや乳児クラスでの異年齢交流の場では、他のクラスの友だちに興味を示し、積極的に近寄っていく姿が見られた。保育士等との安心した環境の中で、一人遊びや探索遊びが十分に出来る空間を確保し、ゆったりと過ごせるようにしていく。

言葉

喃語を発して自分の思いを伝えようとしたり、保育士等とコミュニケーションを取ろうとしたりする姿が見られる。言葉を理解しているような行動も見られることもあり、見守りながら過ごした。引き続き「○○だね」と言葉を添えて関わり、発語に繋げていく。また、音楽を流したり、歌や手遊びをすると声を出したり、保育士等の真似をして両手を動かしたり、体を揺らしてリズムをとったりする様子も見られた。

表現

音楽や保育士等の歌に合わせて、身体を揺らしたり、手を叩いたり、玩具を床や棚に打ち付けて音を出すのを楽しんだりと個々での表現が豊かになってきている。七夕の制作では足形をとり、彦星様と織姫様の体に見立てて制作を作った。何度か足形をとった経験があるからか、絵の具を足につけてみると不思議な顔をする子がいたが、嫌がる子はいなかった。完成すると短冊と共に廊下へ飾った。…

0歳たんぽぽ組2024年度5月のまとめ

健康

日によって気温の変化が激しく、また1ヶ月が経ち疲れからか、鼻水や咳が出たり発熱して早退するなど体調を崩す子が多かった。「お鼻を拭こうね」と言って、こまめに鼻水をぬぐい、「スッキリしたね」と声かけを行っていった。ハイハイやつたい歩きで移動したり、活発に動くようになってきた分、室内外で転倒しそうな場面も多く見られたことから、職員間で声を掛け合い十分に注意をして見守るようにした。またゆるい便が続きお尻がかぶれている子は、水で流して薬を塗ってケアをした。

人間関係

友だちが登園すると、友だちの方を見たり指さしをして関心を持つ姿が見られた。また絵本を開いている子がいると、同じように絵本を手に取り開くというように、友達に意識を向けて同じ遊びをする様子も見られた。散歩のときに4人乗りのベビーカーに向き合って座ると、お互いに手を伸ばして触ろうとしたり、「あーあー」「うーうー」と喃語で会話をするような姿が出てきた。

環境

一人歩きやハイハイで移動してつかまり立ちをし、棚にある玩具を手にしたり、近くにある玩具に手を伸ばしたりして遊ぶ様子が見られた。常に見える場所に、子どもが興味を持ったり好きな玩具を配置したり、時には風船やマットを用意して遊ぶなど室内環境を整えた。周りへの関心をもつようになったことで、同じ玩具を引っ張って取り合う姿も見られたため、同じ玩具を何個か用意するようにした。また腹ばいやハイハイで移動して目的のものを手にすることができた時の表情は喜びに満ちていた。

言葉

楽しい時や機嫌のよい時には「あーあー」「きゃっきゃっ」と表情豊かに喃語を発して笑い、眠たい時やお腹がすいた時には「ぎゃーぎゃー」「ゔ―ゔ―」と大きな声で全身で訴える姿が見られた。その都度、「うれしいね」「たのしいね」「眠たいのね」「お腹がすいたのね」と子どもの思いをくみ取り言葉にして、思いに寄り添うようにした。

表現

音の出る玩具で遊ぶことを楽しみ、手で持って振ったり、ボタンを叩いて音を出して遊んでいる姿が見られた。音楽が流れると手を叩いたり体を揺らしたりして喜んでいた。制作では足に絵の具をつけて足形をとり、足形をはらぺこあおむしの体に見立てて作って飾った。足に絵の具をつけると、不思議そうに見つめ、足の指を動かしてみたり触ろうとする姿や自分から絵の具に手を伸ばす子もいた。…

0歳たんぽぽ組2023年度4月のまとめ

健康

天気のいい日には、積極的に戸外に出かけ、公園の日陰でシートを敷き、保育士等に抱っこされたり、バギーに乗って行くことで、外気浴を楽しんだ。入園してしばらく経って疲れからか体調を崩す子が多く見られ、子どもの様子や、ちょっとした機嫌の変化や体を触った感じ等で気づけるように注意して見ていった。睡眠は、午前睡をほとんどの子がとる中でも下旬頃より全員が1時間ほど一定時間眠れるようになり、徐々に睡眠のリズムが整ってきた。食後の睡眠に個人差はあるが、少しずつ同じタイミングで入眠できる日もあった。

人間関係

入園当初新しい環境に不安で泣く姿が見られたが、徐々に保育士等の認識や環境に慣れていく姿があった。受け入れ保育の2週目にはほとんどの子が不安で泣くことはなくなり、朝の受け入れから保護者とスムーズに離れることができていた。保育室内ではハイハイでやずりばいで好きな場所へと動き回ったり、お座りやつかまり立ちで玩具に触れたりして遊ぶ様子が見られた。まだ一緒に遊ぶことはないが、友だちに近づいて、顔に触れようとしたり、お互いの様子を気にしたりする姿も見られた。

環境

室内のマットの上で、音の出る玩具に触れたり、腹ばいになったり、ずりばい、寝返りなど手や足をよく動かして移動していた。又、月齢の高い子は、棚につかまって、つかまり立ちやつたい歩きで好きな場所へと歩いて移動したりする姿が見られた。玩具は音の出る物やボール、布素材の物など、子どもの発達に合わせた玩具を取り出しやすい位置に置いて自由に遊べるように工夫した。

言葉

「あっ!あっ!」「うーっ」など、喃語が少しずつ出るようになった。保育士等が目を合わせてあやしたり、体をくすぐったりすると、けらけらと声を出して笑う子もいる。皆遊びながら声を出すことを楽しんでいる。引き続き子どもの発する言葉や、喃語に丁寧に応え、思いを受け止めてたくさん言葉かけをしていくようにする。

表現

曲を流して歌を歌ったり、手遊あそびをしたりすると、嬉しそうに手を叩いたり、体を揺らしてリズムをとる姿が見られた。月齢に合わせた関りを深め、子ども一人一人が少しずつ自分の表現を自由にでき、楽しめるように見守った。少しずつ保護者以外の保育士等にも慣れて、情緒的な絆が形成されてきた。…