健康
コロナウイルスは、だいぶ落ちついてきているが、3年ぶりにインフルエンザが流行した。そのため、中旬から下旬にかけて何名か発熱や席などの症状で体調が優れず、休んでしまう子が増えた。少しでも、予防や感染防止に繋がるよう次の活動の前にうがいを一日三回始めることにした。友だちと一緒に行うことで楽しさを経験している姿が見られた。子どもたちの体調管理をしていき、毎日元気に登園できるようサポートしていく。
人間関係
中旬にお店屋さんごっこがあった。幼児クラスで4つのグループに分かれる。ドーナツ屋さん、アクセサリー屋さん、麺屋さん、おにぎり屋さんなどを異年齢の友だちと一緒に力を合わせて展開していく。制作時には、出来ないときは、お兄さん、お姉さんに助けてもらいながら一緒に取り組んでいる姿が見られた。当日は、年下の友だちがお客さんとしてやってくると、「いらっしゃいませ」、「○○はいかがですか?」と大きな声を出しながらお手本になるよう取り組んでいた。また、終わった後も、「楽しかった」とたくさんの人に伝える姿が見られた。今年度中に機会があれば、このような交流を作っていく。
環境
12月の年末からお正月休みといった長期休みでは不安定な子が多く、一日の流れを忘れてしまう子が多かった。そのため、再度、思いだしていきながら、落ち着いて遊べるよう部屋の配置を従来通りに戻すと一つの遊びに持続するようになった。また、お店屋さんでの美容院遊びが大流行したため、クラスにも関連の玩具を揃えると、「いらっしゃいませ」、「どんな髪型にしますか?」要望を聞いた後、ミストやくし、はさみを使ってセットしていきドライヤーで乾かす工程を繰り返しやっている姿が見られた。これらの遊びがしばらく流行することを考え、更に必要な材料や道具を豊富に用意していく。
言葉
劇遊びに向けて、子どもたちに役の希望を一人一人に聞いていく。「何をやりたいのか?」、「どんな色がいいか?」を聞く上で、その子にあっている役がある時は理由を明確に伝えていくようにした。すると、「カラフルなライオンが良い!」や「ピンクのクマがいい!」などオリジナルなキャラクターを嬉しそうに伝える様子が見られ、その後、自分の役のお面をクレヨンで塗った。また、衣装もベストに星やハートといったワッペンを貼りつけて作り、完成すると「出来たよ!」と嬉しさをかみしめ、全員が納得いくお面と衣装を作り上げることが出来た。
表現
生活発表に向けて「もりのおふろ」を行う。配役が決まった後、役ごとに、流れや歌をゲーム感覚で教えていく。新しいことが大好きなため、楽しそうに練習をしている姿が見られた。全員で行う際、少し緊張をする子もいたが慣れてくると、入場するとき、役ごとにジャンプをする子や、手をお鼻に見立て象の真似をして出てくるなど、それぞれの子どもたちが自分の役をイメージし、一生懸命表現をしている姿が見られた。本番の大舞台でも自信をもって笑顔で表現することが出来るよう見守っていき、必要に応じながら個々にあった言葉がけをしていきたい。