0歳たんぽぽ組2022年度8月のまとめ

健康

8月の初旬は、とても健康で全員が出席の日が多かったが、中旬になると夏風邪の代表でもある「手足口病」や「RSウイルス」でお休みする子が増えてきた。活動的に動いて遊んでいたので食事も完食する日も多かったが、夏の暑さで、体力が落ちてきて体調を崩したのかと思われる。ウイルスは、よだれや便の中にいるので、「おむつ替えの後は手をよく洗う」「舐めた玩具やタオルを共有しない」など予防を心がけていきたいと思う。

人間関係

ハイハイから立って歩くようになった子が増えて、競うように動いている。

また、幾つも同じ玩具があるのに、友達が持っている玩具が欲しくて取り合う場面も増え、大人や両親以外の同い年の友達の存在に気づき始めたようである。玩具をとられると、泣いて思いを伝えてくるので、その時は保育者が思いを受け止め「お友だちと遊びたかったのね。かしてって言おうね」など仲立ちをするようにしていった。

環境

歩行する子が多くなったので、スペースを広くして歩ける範囲を広げるようにした。

少しの段差でもつまずくのでマットの位置を注意して置くようにした。また、保育室で滑り台を使う際は、小さな玩具は片付けて怪我につながらない様に気をつけた。換気をこまめにして、湿度やエアコンの温度設定に気を付けるようにした。

表現

器に入っているものを出したり入れたり、保育士の真似をするので、「カップに入れて振ると音がするね。」と言葉を添えると一緒にやり取りを楽しむことができる。

また、シフォン布を顔にかぶせると真似をして自分で取り、保育士が「いないいない~」と言うと続けて「ばあー」と言って言葉のやり取りによって遊ぶこともできるようになった。

言葉

保育者が「おもちゃのチャチャチャ」を歌うと持っているカスタネットを振って

「あーあー」と喃語を発しながら真似してくる。そして嬉しそうにこちらの顔を見て

微笑み返してくれ言葉でなくても心で通じ合う瞬間を感じ、とても幸せな時間を保育の中で味わうことが多くあった。

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