5歳ひまわり組2021年度1月のまとめ

健康

年末年始の休み明けから、徐々に園の生活リズムを取り戻していけるようゆったりと過ごした。また、引き続き感染予防に努めながら、手洗い、うがい、マスク着用などを徹底するよう声をかけていった。また、健康な体を作るために必要な食材や習慣は何かを考え、絵本や劇ごっこを通じて健康な体作りについて考えていった。
身体測定では、先月看護師からプライベートゾーンについて話をしてもらったことをふまえ、男女に分かれて着替えと測定を行った。生活の中では時間や次の活動を意識して行動するようになり、見通しをもって活動に取り組んでいた。

人間関係

好きな遊びを楽しむ中で、劇や歌の練習など集団での活動も増やしていった。子どもたち同士で話し合ったり解決したりする力も育ち、相手の話や考えに寄り添うことができるようになってきた。その中でも、相手や状況によって納得がいかず解決に至らないときは、仲立ちしながらこういうときはどうしたらいいかなと投げかけ、一緒に考えるようにした。異年齢活動では、1年間を通して関わりを深めてきた縦割りのグループでお店屋さんごっこを行い、制作から販売、購入までの流れやベーの使い方を教えてあげる姿が見られ、頼られることで自信をつけていた。

環境

室内遊びの時間と外遊びの時間のバランスを考えながら、それぞれじっくり遊べるような環境と時間を確保していった。戸外では、十分体を動かして遊べるような公園に行き、自然物なども使って遊ぶことを楽しんでいた。園庭では、バスマットで家づくりをしたり氷オニをしたりと、友だちと誘い合って工夫しながら遊びを展開していた。他クラスがいるときと5歳児クラスだけのときとでは、遊び方や使える遊具に違いがあることを伝えながら、その場にあった遊び方ができるよう促していった。

言葉

就学に向けて話を聞くことの大切さやふさわしい態度を考えていけるよう伝えながら、朝の会や帰りの会では、体を正面に向け姿勢を正して聞くことを促していった。表現活動に向けての取り組みの中では、絵本から台詞を考えたり、状況や感情を踏まえた言葉を選んだりしながら、自分たちが言う台詞を決めていった。また、卒園文集づくりでは、聞かれたことに対して自分の考えをしっかりと言葉にして伝えたり、自分の名前を書いたりすることも行った。文字や言葉にして伝えることの大切さを感じられるよう、日常の会話の中でもうれしい言葉や気持ちの良い返事などを褒めて、他の子にも伝わっていくようにした。

表現

生活発表会に向けて劇の練習を始めた。ピーマンマンとかぜひきキンの絵本を題材とし、悪い菌から体を守るために必要な生活習慣や栄養について考えながら劇を構成していった。自分の役のイメージから衣装を考え、保育士や友だちと相談しながら作っていた。先月はペープサートを行ったが、自分自身で動きを表現することに慣れていない子もいたが、どうしたら見ている人に伝わるかを一緒に考えながら、台詞や動きを練習していった。異年齢活動では、お店屋さんごっこを通じ、それぞれのグループで制作を行い、難しい作業を任されることもあったが、今までの制作でやってきたことを活かしながら各グループ内で活躍していた。

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