健康
11月にかけて気温か低くなってきたので、戸外活動の際、上着を着るなどして体温調節をして健康管理を計る。帰園時の、手洗い・消毒の習慣が数を重ねるにつれて身に付き、また、トイレ後の手洗いも、友だちと一緒に行なうことで習慣づいてきた。
自分が汚れてしまったことを保育者に伝え、見守られながら上着の袖を通して脱いでみるのを挑戦したり、出来るところを認めてもらいながら着替えを一人で頑張る姿が見られるようになった。
人間関係
砂場遊びやお店屋さんごっこ、ブロック遊びを子ども同士で展開している。お店屋さんのなかで、作る人と売る人に分かれて「ごはんつくってね」「いらっしゃいませ」と配役を決めて遊んでいた。また、散歩に向かう際に、「○○ちゃんよんでくる」「○○ちゃんてをつなごう」と呼び掛ける姿が見られた。様々な友だちと手を繋いで散歩に行くことが楽しいことだと感じてもらえるよう引き続き散歩前の活動、期待の持てる声掛けを工夫していく。
環境
天気の良い日が続き、一日を通して散歩に出掛けられる機会が多く見られた。公園に落ちている木の実や落ち葉をお店屋さんごっこのケーキやプリンに飾りつけをしたり、自然物を使って遊びを展開する様子がたくさん見られた。絵本や紙芝居のなかにどんぐりや落ち葉が出てくると、「こうえんでみつけたね!」「これ、たくさんひろったよ!」と友だち同士で話したり、保育者に伝えてくるなど、季節を感じながら会話をしていた。
言葉
子ども同士での言葉での関わりも増え、「これ(玩具)いる?」「一緒にやる?」など子どもの中で会話を広げている。保育者との言葉でのやり取りの中でも、自分がしたかったこと、嫌だった気持ちなど、言葉を通して伝えられるようになってきた。友だち同士で意思疎通が上手くいかない時、保育者の仲立ちの中で友だちに「○○がいやだった。」「おもちゃをかしてほしかった。」と伝えられるようになり、友だちの嫌だった気持ちなどを少しずつわかってきたが、引き続き様子を見守りながら援助していく。
表現
数を重ねることから、保育者のギターにて楽器(マラカス・鈴)を強弱つけて鳴らしたり、表情豊かに歌をうたう姿が見られた。また、公園で落ち葉を振らせて遊んだことを話しながら、予め準備した大きな木が描いてある画用紙にスタンプで模様をつけ、落ち葉を貼る。「あかい葉っぱだね」「きいろもあったよ!」と落ち葉の色のイメージを膨らませながら制作をしていた。