健康
夏風邪が流行り、体調を崩す子が多く見られた。登園後も鼻水や咳が時々出る子もいたので、視診や触診、検温をこまめに行った。また、その日の気温や湿度に応じて水分補給の回数や、戸外活動時間、休息の時間を考慮した。トイレトレーニングは活動の節目に「トイレに行こう」と進んでトイレに向かう姿が見られ、「出たよ」と嬉しそうに教えてくれる子が増えてきた。引き続き保護者と様子を共有しながら、その子にあったタイミングで進めていきたい。
人間関係
電車や線路をつなげて電車ごっこをしたり、おままごとコーナーでうどんやアイスクリームを作って「どうぞ」「いただきます」とやり取りしながら同じ遊びを楽しむ姿が見られている。友だちとの関わりが増えた分、それぞれの主張があり、思うようにならずに泣いたり怒ったりすることもあるが、泣いている友だちがいると、頭を撫でる、玩具を渡してなぐさめようとする等の温かいやり取りも見られるようになる。
環境
梅雨の時期だったこともあり、室内で遊ぶことが多かった。おままごとコーナーでごはんやケーキを作り、友だちとごっこ遊びを楽しんだり、一緒にお気に入りの絵本を見ながらお話しする姿が見られた。またパズル、ブロックにおいては、一人で集中する姿も見られている。遊びの内容が多様化してきているので、玩具の種類やスペース、時間を確保できるように工夫した。
言葉
遊びや生活において、友だち同士でやりとりする姿が少しずつ見られるようになってきている。クラスでお気に入りの遊びをしていると「○○のお歌うたおう」「○○ちょうだい」「一緒にあっち行こう」と楽しそうに話している姿が見られる。豊かな言葉をたくさん吸収できるように紙芝居や絵本を読む機会も増やしていきたいと思う。
表現
あじさいの制作をした。好きな色のお花紙を選び、手で小さく丸めて、あじさいの台紙に花を貼りつけた。「きれいなお花いっぱいだね」と言いながら、咲く花を表現していた。また、手遊びや、音楽に合わせての体操も保育者と一緒に楽しむ姿が見られる。子どもたちだけで、好きな歌をうたうようにもなってきた。