3歳すみれ組2020年度10月のまとめ

健康

広い公園でバナナおにごっこをしたり、だるまさんが転んだ、かけっこなど簡単なルールのある遊びを保育者が提案すると、理解しようとしながら楽しむ姿が見られた。5歳児が運動遊びに取り組む様子を見たことで、真似をして走ったり、かけっこで友だちが走る時には応援する姿もあった。「負けるからやりたくない」「恥ずかしい」という姿もあったが、保育者が誘って取り組むことで達成感を味わう様子もあった。

人間関係

友だちの好きなものや好きな遊びを知っていくことを喜び、「これ○○くんが好きな虫だ」「○○ちゃんはこの本が好きなんだよ」と保育者に教える姿が見られた。

「○〇ちゃん 着替えなきゃだめだよ」など、周囲の様子を気にして言葉を掛ける様子が、気持ちがぶつかって言い合いになることもあった。自分がしていた支度に集中できるような環境を設定したり、相手の言いたいことや気持ちを保育者が簡潔に代弁、仲介していくようにした。

環境

保育室の環境を変え、玩具や粘土、制作道具を置き、自分で選びやすくすることで嬉しそうに遊ぶ姿が見られた。粘土も自分で準備をし、食べ物を作ってお店屋さんごっこをしたり、型抜きを楽しんでいた。

色鉛筆や塗り絵など、自分で好きなものを選び机上でじっくりと完成まで取り組む時間も増えていった。散歩用バッグを一人一つずつ作ると、散歩に嬉しそうに持っていき、草花やお気に入りのものを見つけて入れるようになる。

言葉

文字に興味を持つようになり、保育者が手助けすることでカルタ遊びをする姿が見られるようになる。聞いた言葉と目で見る文字の一致はまだ難しい様子もあり、実際に読み札を見て探しながら遊んでいた。10月末のハロウィンパーティーや11月に遠足に行くことを保育者が話すと、「〇日楽しみだね」と子ども同士で話したり、保護者に「お弁当は果物を入れてね」と先にあることに見通しを持って話す姿が見られた。

表現

毎日朝の時間や夕方の時間に歌を歌うようになり、様ざまな曲を覚えて歌う姿が見られた。楽器が出てくる歌詞になると、その楽器に合わせた動きをしたり近くにいる友だち同士で顔を見合わせ嬉しそうに歌う姿も見られた。

育児あれこれ