2歳こぐま組2020年度7月のまとめ

食事

野菜を苦手とする子も少しずつ食べる姿が見られる。酸味の強い物やスイカを残す子が多い。ピーマン・オクラの苗の栽培を見ることで、食材の名前を知り、食べることへの興味を育んでいけるようにする。一人一人のペースに合わせ、ゆったりと食事ができるようにしていく。

睡眠

布団が敷かれると自分の布団の上に横になり、保育者に身体を擦られたり、好きな絵本や人形を持ちながら入眠する。袖の無い服を着ている子は下着を着たまま午睡するなど一人一人に応じた配慮をする。感染症予防の観点から布団の間隔に余裕を持たせ敷く工夫をする。

排泄

紙パンツに尿が出ていても便器に座り排尿しようとする子がいる。便器に座りたがらない子もいるので、気持ちを尊重した関わりを心掛ける。トイレ内に入った子は濡らした足拭きで、足を拭くように促して衛生的な環境を保つ。

健康

新型コロナウイルス拡大予防のため、登園自粛で欠席していた子も登園してくる。日頃からこまめに手洗いし、戸外から帰ってきたら特にていねいな手洗いを心掛け必要な介助をする。夏日になる日や寒い日があり、寒暖差が日が続くので、気候に合わせた衣服の調節や適切な休憩や水分補給をし、無理なく過ごせるようにする。また、常に子どもの様子を観察し、異常があれば早期に発見できるようにする。

身体発達

日々の階段昇降の繰り返しや散歩で歩く機会、斜面登りなど、遊びの中で様々な動きを取り入れ、1人でしようとする姿が見られる。ボールを投げたり、受け止めたりする動きを経験し身体発達を促していくため、積極的に取り入れていく。

情緒面

新型コロナウイルスの影響で長期間の休みが続いていた子が久しぶりの登園で、保護者との分離が不安になる子がいるので、優しく穏やかな関わりを心掛け安心感を持って過ごせるよう配慮する。玩具の貸し借りや遊びの順番を待つことなどで、一人一人の思いを汲み、必要に応じて気持ちを代弁し、友達との関わり方を知らせる。

言語

「ツルツル」「ドンドン」など、音声の響きや繰り返しのリズムの楽しさを感じると、周りの子も真似して言う。また、保育者の言葉を真似して使う子もいる。保育者は子どもと一緒に遊び子どもが膨らませたイメージに応答的に関わりを広げる。発語が不明瞭ではない子は、言葉を補ったり、同調したりして言葉の広がりを援助する。

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