食事
進級に向け、3月よりフォークを使用して食事をする。最後、器に残ったものを集めることは難しそうであるが、食事は難なく食べることができている。友だちの姿に刺激を受け、「見ていてね」「大きなお口で食べられるよ」「お皿ピカピカだよ」など、意欲的に食べ進める姿も多く見られている。
おかわりをすることが減ったものの、決まった定量を全部食べることができている。
睡眠
鼻が詰まり寝苦しそうにしている子や咳込みから1度起きてしまう子もいるが、おおむねぐっすりと入眠でき、休息を取れている。
目覚めもよく「おはよう」と言いトイレに行ったりタオルや毛布を直したり週末には畳んで保育者の手伝いをしたりなど、進んで次の行動に移っている。
排泄
先月同様安定しており、失敗することも殆どない。
ズボンやパンツを下げて排泄すること、サンダルを履いて行くこと、排泄後は手を洗うことなども習慣付いてきている。保育者の声かけがなくても進んでおこなう子や保育者に自ら問いかけながらおこなう子がいる。
健康
忘れてしまう時もあるが、食後のうがいを友だち同士で教え合っておこなうことができている。
鼻水が出ていると拭くことはできるが、1人でかみ出すことはまだ難しい。
保育者が一緒におこないながらやり方を知らせていく。
身体発達
園周辺の散歩で保育者と手を繋ぐことなく、前にいる友だちを覚えて歩けるようになってきた。
手や足の筋力がついてきたため、走る、登る、屈む、ジャンプするなどの動きが安定してくる。
情緒面
友だちとのトラブルや玩具の取り合いなどで、自分の思い通りにならずに怒ったり泣いたりするが、保育者に気持ちを受け止めてもらうことで気持ちを切り替えることができている。保育者の声かけで自ら言える場合もある。
言語
「1番」にこだわる姿が見られ始め、自分が1番だと言い争うことが増える。
トラブルが近くで起きているのを見ると、「どうしたの?」と心配そうに仲介に入っていく姿もみられる。困ると「喧嘩してる」と保育者に伝えに来てくれる時もある。
また、自分の思いを通そうと口調が強くなったり相手を攻め立てたりする言い方になってしまうことがあるので、適切な言葉や伝え方をその都度知らせていく。