3歳ぱんだ組月のまとめバックナンバー

3歳ぱんだ組2025年度8月のまとめ

健康

・8月下旬には発熱、嘔吐で休む子が数名いた。幼児は1クラスに1つやかんを用意していたが子どもが使いやすいようにジャグが用意されたのでお茶を飲むことを楽しんでいて熱中症対策にもなっている。そのためおやつの時に牛乳を飲む量が減っている。牛乳も以前の量飲めるようにしていく。
・オムツではなくパンツを履いて過ごす子どもが増えてきている。タイミングを見て声を掛け、本人が行きたいときにはいつでもトイレに行けるようにしている。

人間関係

・保護者の方のお盆休みで休む子が多くいたので、幼児組で合同になることが多かったが、2歳児も一緒に過ごす日があり、その時には年下の友だちの面倒を見てあげようとするお兄さんお姉さんな一面があった。自分の事だけでなく年下の友だちを思いやる姿に成長を感じた。

環境

・園庭に出ると朝顔が咲いていたので、袋に花びらと水を入れて色水遊びをした。透明な水が段々と色づいていく様子に目を輝かせてみていた。
・4,5歳児のお店屋さんごっこに参加し買い物を楽しんでいる。支払いの仕方がクラスによって違い、玩具を硬貨に見立て商品と交換したりペイペイ支払いをしていたりと現代の支払い方法に沿っていて子どもたちもよく理解してやり取りを楽しんでいた。

言葉

・地域の盆踊りに行ったことを友だちと話して盛り上がっている。好きな屋台の食べものを玩具で見立ててお店屋さんのようなやり取りをして楽しんでいた。
・自分の気持ちを上手く言葉にできずにとっさに手が出てしまうことがある。そのため保育者が間に入って気持ちを代弁し、どのように伝えたらいいかを一緒に考えている。

表現

・子どもたちがよく祭りの話をしており、29日には夏祭りメニューの会食があったため提灯制作をした。好きな色の絵の具を選んで白画用紙に塗ることにした。端まで丁寧に塗る子、ハートや○など好きな形を描く子などそれぞれだった。提灯の外側の画用紙には、ラピーを貼っている。キラキラ光るテープを見て「きれいだね」と何度も口にしていた。…

3歳ぱんだ組2025年度7月のまとめ

健康

・発熱により早退する子や休む子が多くいた。顔色が悪く普段よりも元気のない子の検温をして看護師に様子を伝え経過観察をしながら過ごした。
・暑さが厳しいこともあり食欲が落ちている。無理に食べさせることなく見守っている。また水分を手軽に取れるようにジャグを用意することで子どもが進んでお茶を飲んでいる。

人間関係

・保護者が保育参加に来たことで、ままごとでは先生になる人も出てきて保育者の言った言葉を真似して楽しんでいる。
・友だちと同じ洋服を着てきて喜び合っている。「一緒に手を洗おう」「給食食べる時横に座ろう」など気の合う友だちと一緒に行動することを喜んでいる。

環境

・水遊びでは新しい玩具のスプラッシュホエールが届いたので使用する。噴水のように飛び出す水を見てとても喜び自分から濡れに行って遊んでいた。色水を使ってコップやペットボトルに注ぎジュース屋さんを楽しんでいる。
・暑さが厳しく園庭に出ることが出来ない日が続いた。氷を使用して室内で遊んでいる。冷たさを感じながら顔や頭にのせて「冷たい!」と盛り上がっていた。段々と溶けていく様子をじっくり観察していた。

言葉

・ひらがなに興味が出てきているため、50音表を保育室に用意した。興味がある子がいつでも見ることが出来るようにしている。
・カルタを保育室に用意する。「先生読んで!」と読み札の文字と絵札の文字を見比べて楽しんでいる。

表現

・水遊びで色水遊びをするとジュース屋さんごっこを楽しんでいたので、ジュースの制作をした。白い画用紙にクレヨンで絵を描き、その上から好きな色の絵の具を塗ってはじき絵を楽しんだ。折り紙で折ったストローを付けて個性豊かなジュースが完成した。
・パイナポー体操を踊っているので給食でパイナップルが出ると口ずさみ「後で踊ろうね」と話している。…

3歳ぱんだ組2025年度6月のまとめ

健康

・パンツを履いて過ごしている子が増えてきているためタイミングを見て声をかけ、トイレに行きたいときにはすぐいけるようにしている。オムツを履いている子もタイミングが合うとトイレに座って排尿することが出来ている。成功したときには保育者と一緒に喜び合い達成感を感じられるようにしている。
・水遊びが始まり暑い日が続いている。水に触れて気持ちよさを感じながら遊んでいる。園庭に出る前には熱中症にならないようにお茶を飲もうねと声をかけているので子どもたちも暑い日の過ごし方を少しずつ分かってきている。

人間関係

・粘土遊びが好きで友だちと一緒にピザに見立てて作ることを楽しんでいる。掌を上手く使い丸い形を作る事が出来ると、困っている友だちに声を掛けて「やってあげる!」と作ってあげる優しい姿が見られた。
・朝の会で出欠確認をしている時に休みの子を伝えると、「さみしい」「一緒に遊びたかったな」と話し友だちとの関わりを楽しんでいる。

環境

・水遊びをした時には、たらいに浮かんだ葉っぱや木の枝を魚に見立てて魚釣りを楽しんでいる。コップやペットボトルに水を汲んで花壇の花や野菜に水やりをすることを楽しんでいる。
・園庭で遊んでいる時に、蝶々などの虫を見つけると手を伸ばして「おいで~」と声をかけ近くで観察しようとする姿が見られる。図鑑などを用意して調べられるようにしていきたい。

言葉

・友だちとのやり取りの中で「やだよ」「だめ」という言葉からトラブルにつながってしまうことがあるので、「なにが嫌なの?」「なんでダメなの?」と問いかけ自分の思いを言葉で伝えられるようにしている。
・色水遊びをしていると、友だちが混ぜた色が気になり「どうやって作ったの?」と聞きあい子ども同士で教え合っているのでそのやりとりを見守っていく。

表現

・折り紙を使用して彦星と織姫の制作をした。準備の段階で興味をもち「折り紙ちょうだい!」と意欲的な姿が見られた。折るときには指を使い「ピーってアイロンしてね」と声をかけると「ピー」と声を出しながら制作を楽しんでいる。
・塗り絵やお絵描きが好きで、保育室にある色鉛筆を使用して楽しんでいる。色を塗り終えると、興味を持ち始めているハートや数字、ひらがなを開いているスペースに描いてみようとする姿がある。…

3歳ぱんだ組2025年度5月のまとめ

健康

・先月に引き続き鼻水や咳が出ている子が多くいるが、大きく体調を崩すことなく登園している。
・着替えでは時間に余裕を持たせることで焦ることなく子どもたちが自分でおこない鞄にしまうことが出来ている。6月からは水遊びが始まるので違った流れになることを説明し子どもたちと一緒に確認していく。

人間関係

・一人遊びだけでなく、友だちと同じ遊びを楽しむ姿が増えてきている。園庭の砂が追加されたことで砂に興味を持ち、砂団子をおにぎりに見立て「ぎゅっぎゅ」と作り盛り上がっている。保育者が大きな団子を作ると「作って~」とお願いしている。

環境

・園庭の花壇にさつまいもの苗を植えヒマワリとニンジンは種を植えた。芽が出て伸びてきていることを喜び「おおきくなあれ」と声を掛けていた。また、花壇周辺にダンゴムシがいることに気が付き「ダンゴムシ見つけに行こう」と友だちと話し合い盛り上がっている。

言葉

・ゴールデンウイークの休み明けには、楽しかった思い出を保育者や友だちと話している。「今日」「昨日」という言葉を使い時系列に沿って話をする子もいる。
・予定をカレンダーに書いて発表していると日付に興味を持ち始めているので引き続き朝の会などで確認していく。

表現

・雨が降った日には室内で音楽を流している。保育者が体操をしていると、興味をもった子が真似をして蛙になりきっている。
・保育者がチラシを丸めて子どもたちに渡すと、眼鏡にしたり、「鼻が伸びちゃった!」と盛り上がったり想像を膨らませながら楽しんでいる。これからも身近なものを使用しながら遊びが広がるように取り入れていく。…

3歳ぱんだ組2025年度4月のまとめ

健康

・季節の変わり目ということもあり鼻水や咳が出ている子が多くいるが、大きく体調を崩すことなく登園している。保育室にティッシュを用意すると自分で鼻水を拭く習慣が出来ている。また、戸外から帰ってきたときには手洗いうがいをすることを伝えると、自分から行おうとする姿も見られる。
・給食では、バイキング形式になり自分で盛りつけ食べている。また、こあら組を食堂として使用するときには他のクラスとも一緒に食べること会話が弾み楽しめる時間となっている。今後も自分で盛り付ける楽しさを知らせていく。

人間関係

・新入園児が2名加わり合わせて13名となる。はじめは進級児同士で遊ぶ姿が見られたが名前を覚えてくると遊びに誘ったり、わからないことがあると教えてあげたりと優しく接している。
・きょうだいがいる友だちがいるため、年下のクラスにも関心を持っている。環境が変わり不安な表情を見せる子もいたが、園庭に出て他のクラスとも一緒に遊ぶことで安心し遊びを広げている。このまま様子を見ていく。

環境

・園庭のプランターで育てている野菜や花に興味をもち、ままごとで使用している。バケツに砂を入れて草花で飾りつけをしてケーキを作り友だちにプレゼントをしてお誕生日の歌をうたいお祝いをしている。また、ブロッコリーから花が咲いていることに気がつき「食べられる?」と不思議そうにしていた。

言葉

・朝の会を行っている。朝の挨拶を知っているか聞くと「いただきます?」「こんばんは?」など知っている挨拶を話してくれた。「おはようございますが朝の挨拶だよ」と伝えると、次の日から「おはようだよね」と子どもから挨拶の言葉が出てきている。これからも挨拶の大切さを知らせていく。
・言葉より先に手が出てしまう時があるので「いやだったね」「やめてね」と言葉を代弁しながら仲裁に入っている。

表現

・5月の子どもの日集会で歌う「こいのぼり」を室内で流していると、歌詞を覚えて口ずさんでみる姿があった。
・こいのぼり制作では好きな色の画用紙を選びスタンプをして鱗を表現した。丸い形のスタンプだったのでふたつが重なると「雪だるまみたい」と想像力を膨らませて会話が盛り上がっていた。子どもたちの興味に合わせて制作活動を進めていく。…

3歳ぱんだ組2024年度3月のまとめ

健康

・感染症や発熱・胃腸の風邪が流行し、欠席する子がいた。
・お別れバイキングや進級に向けて盛り付けを自分でおこなうようになると、自分で量を調節やおかわりが好きに出来るので、いつもより食が進む姿があった。

人間関係

・雨の日やホール遊びの時間に子どもたちから「ジャンケン電車やりたい」など集団遊びのリクエストが多くあがるようになった。大根抜きゲームをすると友だちの足を持って抜くことが楽しかったようで、抜かれる方も友だちと強く手を握りしめ合う姿があった。集団遊びを異年齢児とおこなうことでルールが浸透していった様子だった。
・集団あそびをするなかで子ども同士、ルールの確認や意見を出し合いながら進めて遊んでいる。

環境

・新年度に向けて保育室を移動する。普段から出入りをしているクラスだったので、喜びを感じながらもいつもと変わらず過ごしていた。食事で椅子に着席した時にテーブルや椅子がひと回り大きくなったことに気づき、床に足がちゃんと付くよと教えてくれた。以前使っていた椅子より少し大きくなった事を実感する姿があった。

言葉

・生活の流れなどをクイズ形式で出題すると楽しみながら再確認していた。
「もうすぐきりん組。ぞう組さんは小学校にいくんだよね」と進級を喜びつつも、お別れ会などを通してお別れの意味を理解し寂しそうにする姿があった。
・遊びやお絵描きをするなかで、覚えた文字や数字を書いて得意げな姿を見せ、「○○○って書いて」と自分で書けない文字を書いてもらっていた。少しずつ文字に興味が出てきている。

表現

・絵の具を使用しての自由画をする。画用紙に筆で塗りつぶし何度も色を重ねることで色が変化することに気づき、文字を書く子、色が混ざらないようにカラフルに画用紙に色付けする子、さまざまで「もっと描く~」と何枚も描くことを楽しんでいた。
・これからも色々な素材に触れ合い作ることを楽しんでいく。

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3歳ぱんだ組2024年度2月のまとめ

健康

・体調を崩して欠席する子は少なかった。
・気温が低い日に体が温まるように園庭で走ると「もっと走りたい‼」と、笛の音に合わせてしばらくみんなで鉄棒のまわりを走っていた。
・手洗い・うがいは保育者の声かけや他児がおこなっていると「忘れていた」と自分で気づき、やる姿が見られるようになってきている。忘れずに自ら出来るように習慣付けていく。

人間関係

・“だるまさんがころんだ”“かくれんぼ”などのルール遊びを子ども同士で楽しむ姿が見られるようになった。トラブル時、保育者に「○○ちゃんが泣いている」と保育者に声をかけてはくるが、一緒に遊んでいる子が泣いている子に声をかけたり仲裁をしたりしている。今後も子どもたちだけで解決出来るように見守っていく。
・年長児にプレゼントをする花が完成すると「○○ちゃんにあげるんだ」と、普段接している子の名前を子ども同士で言い合っていた。

環境

・クラスで育てているブロッコリーがなかなか実らず興味が薄れていたが1株小さな実が出来てきたことに気づく。全員が頭を寄せ合うようにしながら注目してみていた。その後、給食にブロッコリーが出ると「これ園庭のブロッコリー?」と聞いてくる子がいたので、もっと大きくなったら収穫しようと話をした。
・寒い日が続いたのでジップロックに入れた水を園庭に置き、氷が出来るか?観察を始めるた。みんな興味をもって日々園庭に出ると確認する姿がある。なかなか凍らないので「水の量が多いんじゃない?」と意見が出たので、減らしてみた。今後も観察を続けていく予定。

言葉

・当番活動で朝の挨拶や日程を読み上げるのが定着してきたので、インタビューをする時間を設けた。はじめは保育者が質問を考えて聞いていたが、最近は聞きたいことがある子に手をあげてもらい質問をしている。当番の子も質問に答えることを楽しみにしている姿がある。恥ずかしくて小さい声になっている子もいるが、嬉しそうに応えている。

表現

・制作で型紙やシール、ハートや花形をクラフトパンチしたものを用意すると好きなように貼り付けて楽しむ姿があった。「今度は絵の具をしたい」と声も上がったので、好きに色を塗って表現する機会を設けようと話しをした。
・椅子取りゲームを久しぶりにすると以前は負けそうになると抜けてしまう姿があったが、最後まで参加や応援をしていた。負けると悔しそうな表情をしながら応援席に座っていた。しばらくすると気持ちを切り替えて残っている子たちを応援する姿に成長を感じた。集団遊びを通して色々な経験をしていきたい。…

3歳ぱんだ組2024年度1月のまとめ

健康

・鼻水や肌が乾燥している子はいたが、体調は崩して欠席する子は少なかった。
・紙コップを並べて用意しておくことにより戸外からの入室後、うがいに子どもたちから気づいておこなっている。
・脱いだ防寒着・ジャンパーはカゴの中に入るようたたみ、友だちのジャンパーがそのままになっているとたたんで一緒に片づけてあげる優しい姿が見られた。これからも子どもたちの良い所をみつけ誉めていきたい。

人間関係

・久しぶりに人数集めゲームをすると全員が参加し、笛の音を数えて友だちと手を繋ぎながら集まることを楽しんでいた。じゃんけんゲームはルールが難しいが、中断することなく「もう1回やろう!」と連続して楽しむ姿に成長を感じた。
・新年を祝う会では、地域の老人クラブの方が来園することを心待ちにしていた。当日は一緒に遊んだり、昼食では子どもたちが配膳をして世話したりする姿があり、帰る時は名残惜しそうにおばあさんから離れずだった。今後も地域の交流を増やしていきたい。

環境

・年長が繰り返し遊ぶコマや羽根つきに興味を示し、「どうやってやるの?」と一緒になって挑戦していた。羽根つきで打ち合いはまだ難しいが、自分で投げた羽を羽子板で打てるようになり、嬉しそうに羽根を飛ばして遊んでいた。
・シズレンガでは形があるものを組み立てるだけでなく「ピタゴラスイッチ!」とドミノ作りを楽しむ姿があった。はじめは友だちと一緒にレンガを1列に並べ終わったら倒して遊んでいたが、途中から“2”の数字のかたちにして並べ楽しむ姿があった。

言葉

・日付を見て「今日は〇日?」「~曜日?」と読めるようになった数字やひらがなを確認してきたり、園庭の地面に覚えた数字やアルファベットを保育者と一緒に描いて楽しんだりしている。
・えいごで遊ぼうの時間では数字や色に興味を示して、講師と一緒に指で数字を数えたり、カードを使ったやり取りで色を当てて楽しんだりしていた。
・文字や数字に興味が出てきているので、保育の中に取り入れていく。

表現

・節分制作では鬼の顔をしたバックを作る。穴に毛糸を通す作業はやり方を把握しながら集中して進める姿があった。毛糸を通す穴が前後したり、抜かしてしまったりすると、ほどいて再びやり直す子が多かった。今回楽しめていたので、手先を使った活動を遊びの中でも増やしていく。
・自由画・お絵描きでは家族の顔や、色ペンで虹を描くようにたくさんの色使って順に塗ることを楽しんでいた。…

3歳ぱんだ組2024年度12月のまとめ

健康

・鼻水は変わらず気にしない子が多いが、食後にうがいする子が増えてきている。うがいに限らず健康で過ごすためのに、身の回りのことを自らおこなう姿を認めていくことで、生活習慣として身につくようにしていきたい。
・年末の大掃除や普段の布団敷きなどを生活に取り入れ、清潔にするする事や整理整頓を伝えた。子どもたちが興味を持ち、みんなのためにと行動する姿が見られるので、来月からは当番活動を取り入れていきたい。

人間関係

・異年齢と過ごすことで、しっぽ取りや大繩などに興味を示して挑戦し楽しむ姿が見られている。じゃんけんゲームも楽しんでいたので、今後集団遊びなどを一緒に楽しめる機会を作っていきたい。
・ごっこ遊びや家づくりが大好きで、空間を友だちと協力し手分けをしながら作り上げて楽しんでいる。お互いの意見に耳を傾けたり、取り入れたりする姿が見られるようになってきている。このまま遊びを広げられるように見守っていく。

環境

・ブロッコリーの成長はゆっくりだが、気にかけて園庭に出ると観察する子や、「お水あげてもいい?」と世話する子がいる。
・散歩では交通ルールや公共ルールなど、保育者が確認しなくても子どもたち自身が気にかけて行動する姿が見られるようになってきている。

言葉

・朝の集まりで今日の予定や今後の行事のこと、制作で何を作るかなど子どもたちに伝えると、心待ちにする姿や自分のやりたいことを伝えてきたり、知っている知識を話してきたりしている。
・友だちがいつもと違う表情を見せていると「○○ちゃん、大丈夫?」と言葉がけや、保育者に知らせてくる子など、友だちの様子を気にかける姿が増えてきている。

表現

・クリスマス会を楽しみにする姿があった。サンタが来ることやホールで会食することに期待をもち、輪飾りやちぎった折り紙を使ってツリーなど装飾作りも盛り上がって積極的に作っていた。
・ぬりえは途中でも目新しいものがやりたくなってしまうところが課題だが、1枚を丁寧に塗る子が増え、裏に絵を描いている子もいる。子どもたち一人一人の様子に合わせた言葉がけをし、ぬりえや紙を大切にすることを伝えていく。…

3歳ぱんだ組2024年度11月のまとめ

健康

・寒さで鼻水が出ている子が増えている。鼻水を吸ってしまったり、そのままだったりするので、鼻のかみ方や拭き方、ティッシュの始末の仕方などを伝えていきたい。
・給食で副菜の盛り付けを子どもたちでするようになる。野菜に苦手意識をもつ子が多い。自分で少量ひと口分盛りつけることで食べることが出来る。出来た時は嬉しそうに「食べられたよ」と報告してくる姿があった。

人間関係

・あそぼう会の取り組みは、オオカミごっこをすることを伝えると椅子や小道具などを子どもたちで運び、大きなものは友だちと運ぶなど協力して準備する姿があった。
・甘えたりじゃれ合ったりして関わることを喜んでいる。年上の子にはやり過ぎてしまうところもある。年下の子にも興味が出てきて園庭で合流すると寄っていき、可愛がるようにスキンシップをとっている。

環境

・砂遊びで友だちと協力しながらトンネル掘りをしている。お家作りでは必要なものを一緒に運んで遊んでいた。
・室内で遊んだ後の片付けに時間がかかることもある。だんだんと片づけが定着してきている。「ここに入れてね」と子ども同士で声をかけながらおもちゃの分別をしながら片づける姿があった。スムーズに片付けが出来た時には大いに褒めて認めていく。

言葉

・遊ぶ前などやり方や流れなどの相談をこども同士で話し合う姿が見られるようになる。たまに意見でぶつかり合うこともあるが、会話でやり取りをしている。
・朝の集まりや午睡前の絵本読み聞かせを楽しみにしている様子。以前読んだ気に入った絵本や、「今日はこれ読んで」と自分の好きな絵本を持ってきてリクエストしてきている。今後も子どもたちに興味のある絵本を取り入れていきたい。

表現

・あそぼう会の取り組み“オオカミごっこ“ではあえてセリフは決めなかった。子ヤギや猫になりきって声を出す子や、覚えている絵本のストーリーに合わせて言葉を発する子・オオカミとのやり取りを楽しんで思ったことを言葉にして発する子などさまざまだった。人前での披露だと緊張してしまう子もいたが、遊びの延長でおこなっていたので、クラス全員が参加してオオカミごっこの取り組みを楽しめたのはよかった。…