健康
・日によって寒暖差があり、そのときに応じて保育者の声かけがなくても衣服の調節を自らおこない、快適に過ごせるよう工夫している。
・元気に身体を動かすことは良いことだが、周りを見ず走り回り落ち着かないため、怪我が非常に多い。安全に遊べるように遊び方を繰り返し伝えていく。
人間関係
・ごっこ遊びが楽しくなり過ぎてエスカレートしてしまうことがある。そのためトラブルも多く、保育者のもとに助けを求めにくることも多い。手が出てしまうこともあるので自分の思いだけでなく、相手の思いにも気付いていけるよう声かけをしている。集まりの際に遊び方を全体で確認していく時間を設けていった。
環境
・散歩や戸外遊びなど秋の自然に触れる機会を多く設けた。公園では、どんぐりの殻を割り中身を出して撒くと鳩が食べにくることを知り、皆で協力しながら鳩の餌作りに夢中になっている。どんぐりをそのまま与えても食べないことや、食べやすいように中身を小さく潰した方がいいことなど、工夫することや発見を自然の中で楽しんでいる。
言葉
・やっていいこと、いけないことの区別が子どもたちの中で少しずつ気付いてきている。そのため、いけないことをしてしまった友だちに対して「ダメだよ!」「せんせいにいうから!」と注意する口調が強くなり、トラブルへと発展することが多々ある。今後は注意するだけでなく、何がいけなかったのかを相手に伝えられるように促していきたい。
表現
・うんどう会ごっこでは、リトミックやダンスを堂々と年長児らしく披露することができた。緊張の中でも、はじめのことば・おわりのことば共に友だちと協力しながら大きな声で発信し、この経験が自信に繋がったようだ。