健康
戸外では暑さが少しずつ出てきているが気候に合わせて自ら衣服の調節や水分補給をしながら、体を積極的に動かして過ごしている。体調を崩す子どももいなく、健康に過ごすことができた月だった。室内での活動のときに、あまり体を動かすことができないため、午睡時に入眠ができない子どもが何名か見られる。これから梅雨に向けて雨天を増えてくるため、活動を工夫しながら室内でも体を動かす活動を取り入れていきたい。
人間関係
特定の友だちと好んで遊ぶ姿が多い分、トラブルを起こしやすい友だちの関係性も目立ってきた。順番の並びや玩具の貸し借りなどで口論が起こりやすく、話し合いをする前に手が出てしまうこともしばしば見られる。手が出やすい子どもに対しては、すぐに保育者が仲介に入れるように普段からよく様子の観察をしていく。
環境
初夏になり、公園でも様々な虫などの生き物を見つけられるようになった。発見すると友だちを呼び、じっと観察をして楽しんでいる。またクラスで飼育しているカブトムシの幼虫もサナギへと変化し、生き物の成長の変化も感じることができている。暑さも少しずつ出てきているため、水などの季節ならではの遊びを少しずつ取り入れていき、遊びに変化をもたせていきたい。
言葉
言葉の使い方に関しては前月同様で相手に対して強くなってしまうことが多く見られた。言葉について説明したときの「チクチク言葉」はまだ印象に残っているようで、友だちが強い言葉を使ったときに「それはチクチク言葉だよ。」と指摘をする姿も見られる。平仮名の読みに関してはほとんどの子どもができており、午睡前などに一人で絵本を集中して読む姿も見られる。そのため、少しずつ次は「平仮名を書く」ということに意識をもって遊びの環境を整えられるようにしたい。
表現
デカルコマニーやバブルアートの制作を行った。絵の具の使い方は意識して扱うことは難しいようだが、保育者が声を掛けながら行うと適切に扱うことができている。制作内容に関しては最低限の工程だけを説明し、好きなように制作を進めていいことを伝えると、色の常識などにとらわれずに自分の好きな色を決めながら自由に制作を進めていた。今後、行事に向けての制作物が増えてくるため、様々な素材に触れて自由に制作をできるようにしていきたい。