4歳きりん組・5歳ぞう組2021年度4月のまとめ

健康

中旬過ぎから胃腸炎と熱で体調を崩してしまう子どもが多く見られた。玩具の消毒だけでなく、食事のテーブルや椅子の消毒をこまめにしてきた。戸外遊びの後の手洗いでは、感染症が流行っていることを子ども達に伝え、うがいだけでなく、再度手洗いの仕方をていねいに伝え、自分たちで行えるよう見守ってきた。手洗いの順番を待つ時に友だちの手洗いを見て同じように真似たり、互いに「上手に洗えてるね」と声を掛けたりする姿が見られた。

人間関係

集団遊びやルールのあるゲーム遊びをする中で、子どもたちがルールや約束事を守って遊んだり、子ども達で決めたルールで遊んだりする姿も見られるようになってきた。
玩具を友だちと一緒に共有し、作り上げたものを継続して遊んだり、更に発展させて遊んだりとしている。玩具の数を増やすことでより大きなものを数日かけて作り上げ、その中で、友だち同士で作り方を教え合い、一緒に作ってあげるようにもなってきた。

環境

屋上の花壇に野菜の苗植えを行った。固まっている土を手でほぐしたり、苗を植える時にはシャベルだけでなく、手で穴を掘ったりとして植えている子どももいた。また、土の匂いを嗅いで、砂場の砂とは違う匂いや感触を楽しんでいた。屋上に出た時には野菜の苗に水やりをし、どれくらい大きくなっているのか近くで見て観察して、野菜の成長を楽しみにしている姿が見られた。

言葉

友だちとの関わりの中で、「入れて」「貸して」「いいよ」などうまく言えず、トラブルに繋がることもあった。保育者も一緒に言葉を添えながらやりとりを丁寧に伝えるようにしてきた。登園時や食事の挨拶以外に、散歩先に行く途中で地域の人にも年長児がすれ違う時に挨拶をする姿が見られた。地域の人たちとも気持ちよく挨拶ができるよう年長児がお手本となる機会を増やしていきたい。

表現

季節の手遊びや歌に触れ、友だちや保育者と一緒に歌い楽しめるように関わってきた。また、こいのぼり制作では、「1匹ではなく2匹作りたい!」という声が多かったので、2匹のこいのぼり制作をした。はさみを使い、4歳児は1回切り、5歳児は半円切りをしてうろこを作り、紙コップに貼り付けて作り上げた。色の組み合わせや、貼り方は個性豊かで色とりどりのこいのぼりを作ることができた。

育児あれこれ