2歳こぐま組2021年度9月のまとめ

健康

9月になり急に気温が下がったが、また30度近くなるなど、不安定な気温が続いた。子どもたちは咳や鼻水もほとんどなく、元気に登園することができた。日中の気温や活動によって、長袖から半袖に変えるなど過ごしやすくなるよう衣服の調節を行なった。

多くの子がトイレに興味を持つようになり、今まで「すわらない!」と断固拒否だった子が、友だちの様子を見ているうちに「すわってもいい?」と言うようになり、初めて排尿できた子もいた。

人間関係

昼食時に、上手に食具を使い食べている子に、下手もちや鉛筆もちを提案してみた。すると、他の子も「こう?」「あってる?」と興味を持ち、挑戦しようとする姿があった。また友だち同士で「こうだよ」と、保育者がするように一緒に食具を握り知らせる姿もある。

散歩中には挨拶をしてくれた地域住民の方に対して、保育者が促さずとも「おはよう」と挨拶ができた子がいた。

環境

散歩から帰ってきた後の、流れや環境を見直した。また、今まではやっていなかったが自分の帽子を、自分で洗濯ピンチへ掛けるようにした。すると、保育室から帰ってきた後、靴下を入れ、帽子を掛け、手を洗い、着替える流れができ、多くの子が保育者の声かけのもと自分でできるようになった。月の初めは洗濯ピンチの使い方がわからなかった子も、後半ではしっかりと指先を使い、挟むことができるようになっている。

言葉

ノリの制作を嫌がる子が出てきた。保育者の作った見本を飾ると「いつやるの?」、準備をしていると「なにつくるの?」と、興味を持ちながらも、いざ始めると「やらなーい」と言っている。しかし他の子がやり始め「ここ(の席)あいてるよ」「いっしょにやろう」と声を掛けられると、「いいよー」と照れるような声で返事をし、友だちと一緒にできることを喜び楽しんでいた。

表現

働く乗り物や消防士、警察官が大好きな子どもたち。ブロックを使い自分の車を作り、ごみ収集やパトロール、消火に向かっていく。とくに消火活動では「かじです、かじです!」と避難訓練のアナウンスを真似、現場に着くと「シュー」と音を出して放水している。それを聞いた友だちたちは「かじ、こわい」と言いつつも、きちんと口を押さえていて、日々の避難訓練の成果が感じられる。

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