2歳こぐま組2021年度4月のまとめ

健康

ほとんど体調を崩すことなく、元気に登園していた。しかし、月の半ばごろには環境の変化による疲れが見られるようになり、情緒の不安定さや甘えが見られる子もいた。一人一人の思いを受け止め、安心して安定した生活が送れるよう援助していった。また月の後半には日によって寒暖差が激しく、鼻水の出る子がいた。

人間関係

進級後すぐは「〇〇せんせいは?」と、元担任の名前を呼び確認する姿があった。また、登園時に涙する子もいたが、次第に「おはよう」と笑顔で登園できるようになった。新担任にもすぐに慣れ、自分の思いを表現したり、自ら遊びに誘ったりする姿が見られるようになった。友だち同士でも「一緒にやろう」と誘う声が多く聞かれた。

環境

先月のクラス移動から新しい保育室で過ごしてきたこともあり、戸惑うことなく遊べていた。また、トイレは排泄場所であることを繰り返し伝え、遊びと分けられるようにしていった。
散歩先では虫の活動が少しずつ始まり、保育者が「何かいるよ。」と声を掛けると、子どもたちは緊張した顔をしながらもゆっくりと寄ってきて、覗こうとする姿があった。

言葉

一人一人、話が上手になりイメージを共有して遊ぶ姿が多くみられるようになった。ままごとでは、一人が赤ちゃんの人形を抱き「シーッ。あかちゃん、ねんねだから。」と言うと、それを聞いた子どもたちが次々と口元に指を立て「シーッ」と、やっている。また赤ちゃんの寝かしつけのために歌を歌い始めると、次々に赤ちゃんを連れてきてみんなで子守唄を歌い寝かしつけていた。

表現

シール遊びでは、直系8ミリの丸シールも自分で剥がし、紙に貼れるようになった。自分の好きな色だけを集めて「〇〇のあお!」と保育者に話したり、「にじみたいになったよ」とイメージしたりしながらシール貼りを楽しむ姿がある。またイラストの描いてある紙を渡すと、丸の位置通りに1枚ずつシールを貼る子、好きなイラストの丸に何枚も重ねて貼る子がいた。

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