【健やかに伸び伸びと育つ】
10月からの新入園児もクラスに慣れて、全員が登園時に泣いて過ごすことはなくなる。
散歩に行ける日は9時半から約1時間、バギーに乗り近隣を散歩している。散歩先も子どもたちが歩いたりつかまり立ちができる場所を選び、自由に身体を動かす。すでに歩ける子どもには、まてまて!と保育士が追いかける真似をすると笑って小走りに逃げようとする。何人かは離乳食の形態が変わるが、とくに問題なく食べられる。たくさん食べる子は満腹なのか、ミルクはあまり飲めなくなった。
【身近な人と気持ちが通じ合う】
友だちと向かい合って乗るバギーが楽しい様子で、手を伸ばして友だちに触れるなど互いに関わり合う。全員がクラスに慣れて保育士と目が合うと笑う。安心して活動している。低月齢児はまだ日中に2、3回眠るが抱っこをされてすんなりと入眠するようになった。着替えや食事の支度も保育者に促されて泣くことは無い。遊びの中で保育士が面白いことをすると、理解できる子はアハハ、と笑う。思いを受け止められて安心して過ごせている。
【身近な物と関わり感性が育つ】
高月齢児を中心に、シール貼りの遊びを始めた。手足に貼られたものを手で剥がす。工夫してべたべたする方を台紙に貼り、できた!という顔をする。もう勝手が分かり粘着面をうまく貼っていく子もいる。シールの周りにマジックで絵を描くと喜び、もっとやってほしいと身振りで訴える。低月齢児に対しても見て楽しめる、または聞いて楽しむ遊びやスキンシップを取る関わり遊びをしていきたい。