4歳きりん組

4歳きりん組2023年度3月のクラスだより

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4歳きりん組、5歳ぞう組2023年度3月の保育日誌

3月1日(金) 曇り
 今日は園のひなまつりかい。その集会の前に天気が回復したので近くの十思公園に行ってきた。
 みんなで走り回って遊んでいると、大き目のナメクジを発見。もうそこからはナメクジのことが気になって気になってそこから動かなくなるぱんだ組。帰る時もみんな寂しそうにしていたので「じゃあ、連れて帰ろうか?」と提案し、よろこぶ子どもたち。
 クラスの虫博士が「寄生虫がいるから、触っちゃダメ!見るだけだよ!」とアドバイスしてくれ、それをしっかり守りながら、「あ、身体が伸びてきた?」「ウンチしたよ」などと帰ってからもナメクジに夢中の子どもたちだった。

   3月5日(月) 曇り
今日も、午後からの天気が心配で近くの十思公園に行く。先週からのつながりで「ナメクジの家族がいるかも?」「他の虫たちも動き出しているかも?」と探していたが、今日は見つからなかった。
残念がっていると、今日は子どもたちの想像の世界が広がり、公園の柵を利用した船旅ごっこが盛り上がる。インドでカレーを食べたり、北海道でカニを食べたり、秋田でなまはげに追いかけられたり、福井で恐竜博物館に入ったり… それぞれの分野で物知りな子どもたちが言葉で想像の世界をリードしてくれ、楽しかった。

   3月15日(金) 晴れ
 ぱんだ組での最後のバス散歩は、今までで一番遠い舎人公園へ行った。乗車時間が長くなることを少々心配していたが、みんな体調を崩すことなくいつも同様に楽しくおしゃべりをしながら過ごせた。
 「すごい!」「先生あっちにも行きたい」「向こうにも早く行こうよ」魅力的な遊具がたくさんで、ずっと興奮状態だったぱんだ組。お気に入りの場所を見つけると「こっち来て!」の大きな声があっちからも、こっちからも聞こえてきた。とても今回だけでは時間が足りなかったので、ぜひ来年度にも行けると良い。

   3月21日(木) 晴れ
 今日は久しぶりにきりん組との散歩。「どこへ行こうか?」と相談すると、きりんさんも和泉公園が好きなことが判明し、同じで嬉しそうな表情をしていたぱんだ組。
 桜のつぼみが膨らんでいるだろうかと期待して行ったが、まだ時間が掛かりそうで残念に思っていた。しかし、一人の子が強い風に吹き飛ばされそうな小さなコバエを見つけると遊びが変化し始めた。「とばされちゃかわいそう…」と拾った小枝で囲みだしたのだ。それを見た他の子が葉っぱも集めてくる。またそれを見た子が山茶花の花びらをかけてあげる。小さなコバエに豪華すぎるお家が完成したのだ。そこから動かずにじっと観察し続けるぱんだ組。これからやってくる季節、また沢山の小さな生き物と触れ合って欲しいと願う。
 

 

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4歳きりん組、5歳ぞう組2023年度3月のまとめ

健康

先月から始まった給食時の箸。まだ持ち方の安定しない子もいるが、興味を持って頑張って練習する姿が見られている。
 「○○ちゃん、鼻出てるよ」「シャツ出てるよ」などと友だち同士で教え合う姿も見られるようになった。まだ難しいことや時間のかかることもあるが、自分で気付く、ということが定着し始めていることを嬉しく思う。

人間関係

進級間近ということもあって、精神的に敏感になっている部分もあり、些細なことでケンカになることが多かった。しかし話を聞いて、少し間を置くとわだかまりが溶けたのか、また遊びが再開していることも多かった。自分なりに折り合いをつけたり、許しあえたりする気持ちが育っているようだった。
 来年度もたくさんケンカをし、仲直りもして友だちとの関係を深めていってもらいたい。また、年下の子も増えるのでぜひ友だち関係を広げていってもらいたい。

 
環境

少しずつ暖かくなり、子どもたちから「先生白い花が咲いてる!」と小さな雑草の花が咲いていることを教えてもらった。その嬉しそうな表情が忘れられない。
 動き出した虫たちの気配も散歩で感じていた。中でも、久しぶりに見つけたナメクジ。帰る時間になっても名残惜しそうにしていたので、園に連れて帰る。クラスの虫博士に寄生虫がいることを聞き、気を付けながら興味を持って観察していた。来年度もたくさんの小さな命と触れ合えますように。

言葉

今月久しぶりにクラスのみんなが一冊の本で盛り上がる。「11匹のねこ」シリーズだ。特にウヒアハが出てくる「ふくろのなか」がお気に入りで、一日の中でも繰り返し読んで欲しいとリクエストが出て、文を暗唱できるようになった子もいたくらいだ。
 来年度も友だちや保育者との楽しい言葉のやりとりや楽しい本とたくさん出会い、他者と言葉を通じて心を通い合わせる楽しさを味わってほしい。

表現

最後の月は、じっくり自分のペースで描けるよう一人ずつ画用紙を用意して絵の具遊びを楽しんだ。遊んでいる時はお喋りが止まらない子どもたちもじっと絵の具や画用紙に向かい、時間をかけて取り組む姿が印象的だった。来年度も繰り返し楽しんでいってもらいたい。
 また、退園してしまう友だちやぞう組に向けての制作も行う。今までは自分の為に楽しく作っていたが、今までとは少し違う気持ちも入り、「喜んでくれるかな?」「ビックリしてくれたらいいな」などと会話しながら丁寧に望んでいた。

 

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