1歳うさぎ組2021年度6月のまとめ

健康

天気の良い日には散歩に出掛けたり、屋上に出たりして、保育者や友だちと思い切り体を動かして遊ぶことができた。三輪車や固定遊具など発達に合わない遊具に興味を持つ子もいたが、別の遊びに誘いながら安全に楽しく体を動かして遊んだ。「よーい、どん」「まてまてー!」「先生に、タッチ」など、友だちと一緒に楽しんで遊ぶ姿も多く見られた。

人間関係

夕方になると、疲れや寂しさから機嫌が悪くなったり、「だっこして」と保育者に甘えたりする子が多い。子どもたちの気持ちを受け止めて、抱っこをしたり、絵本を読んだりしながら、ゆったりと関わり安心して過ごせるように努めた。関わりを深めることで、気持ちが落ち着き、笑顔で遊べるようになった。

環境

戸外では梅雨時期の自然や砂、水、泥などに触れて楽しめるように遊びを工夫した。散歩先などで砂や水に触れて遊ぶことは楽しめたが、まだダイナミックな泥あそびができていないので、夏に向けて更に感触あそびを楽しめるようにしていきたい。雨の日は、屋上の入り口や窓から雨を観察した。雨粒に触れ「つめたいね」「あめ、ざーざー」と、梅雨ならではの体験ができたので良かった。

言葉

友だち同士の関わりが増えて「かして」「どうぞ」「おはよう」「○○ちゃん、いた」などの様々な言葉や、指さしなどのジェスチャーでのやり取りを楽しめていた。自分の要求や気持ちを少しずつ相手に伝えようとしているので、言葉を添えて要求を満たすことで満足感を味わえるようにしたり、仲立ちとなって思いを代弁したりしながら、関わりを見守っていきたい。

表現

以前よりも活発さが増し、興味のあるものを見つけたり、友だちとの関わりを楽しんだりしながら、伸び伸びと探索活動をしていた。探索活動を通して、発見した喜びや楽しさを表情や仕草、簡単な言葉で表現する姿も見られた。長い葉をヘビに見立てて「にょろにょろ」と揺らしたり、アリを見つけて『おつかいありさん』を歌ったり、それぞれが自由に表現することを楽しんでいた。

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