健やかに伸び伸びと育つ
気温差もあったのでエアコンをうまく使い、室温や湿度を調節し過ごしやすい環境づくりに努めた。特に暑い日には、こまめな着替え、沐浴により汗を流し、皮膚の清潔を保った。一人一人の機嫌や健康状態について家庭と連携をとり、子どもの健康状態の把握に努めた。
歩行ができるようになると、日に日に歩ける距離がぐっとのびて、部屋ではいろいろなところを歩き回る姿が見られるようになった。ハイハイや腹ばいの子も進む速さが速くなり進める距離がのびてきている。
身近な人と気持ちが通じ合う
「いないいないばぁ」をして大人と目が合うとニッコリと笑顔を見せてくれる。喃語が盛んになり、遊びながら声をあげておしゃべりする姿が見られるようになった。
部屋に入ってきた職員をじっーと見たりあとバイバイと手を振って見送る、そぶりを見せたり、友だちに玩具を取られると「うー」と言ったり、叫んだりして主張する姿がみられるようになった。
身近なものと関わり感性が育つ
感触遊び(水風船・氷)を楽しむことができた。遊びを用意している段階から興味を持ってその様子を見ていたが、手にしてみるといつもの玩具と感触が違うということに気づき、そっと触れるなど消極的な遊び方だった。しかし回を重ねるごとに積極的になり、握る・落とす・散らす・投げるなどして感触を楽しみながら遊んでいる様子が伺えた。
食事の時は今までは手を出さずに食べさせてもらっていたが、日々給食を見ていて自分から手を伸ばし興味を示すようになってきた。食具にも興味を持ち一緒に食べ物をすくって口に入れると満足そうにしている。完食すると、もっと食べたいと泣く姿も見られるようになった。