健康
天気の良い日は、屋上や散歩に出かけ外遊びをした。かけっこをしたり、かくれんぼをしたりして、思う存分体を動かしていた。手洗いの習慣も身についてきて、戸外から帰ると自分で手を洗いに行く姿も見られた。個人差があるので、その都度、声をかけて、手洗いを促すようにした。また、寒暖差で鼻水の出ている子に対して、「鼻拭こうか!」の声かけをすると、自分からティッシュを取りに行き拭こうとする姿が見られた。
人間関係
進級したことによる戸惑いから、登園時に涙する子もいたが、次第に慣れてくると、保育者や友だちに「おはよう」と声をかけに行く姿が見られるようになった。友だちと一緒に同じ遊びを楽しんだり、興味を持ち一緒に遊ぼうと近づいて行ったりする一方で、一緒に遊びたい気持ちがうまく伝えられず言葉より先に、押したり、たたいたりする姿もある。お互いの気持ちを受け止め、代弁しながら仲立ちをするようにした。
環境
移行保育で過ごしていたこともあり、新しい部屋にも戸惑うことなく遊ぶことができていた。おままごとやブロック、ピタゴラスなどで遊び、友だちと関わり合う姿も多く見られた。日差しが暖かくなり、戸外で遊ぶ時間を多くとることができた。春の自然に触れ合う機会が持て、散歩先では、たくさんの草花やおたまじゃくし、だんごむし、ありを見つけて観察する姿が見られた。
言葉
散歩に出かけると自分たちが見たもの、感じたことを言葉にして伝える姿があった。簡単な言葉や仕草で保育者に伝える子もいた。「~だね!」と子どもたちとの言葉を繰り返すことにより伝わったことがわかり嬉しそうに笑い返す姿もある。子どもたちの言葉に耳を傾けゆったりとやり取りを楽しんだ。
表現
ブロックやピタゴラを使って保育者や友だちと一緒に電車や家を作り、自由な表情を楽しんだ。クレヨンで好きな色を選んで、画面いっぱいに描くことを楽しむ姿があった。顔のパーツ「目、鼻、口」などを描いている子も見られた。こいのぼりにすると自分のものを指さして嬉しそうに笑顔を見せていた。