0歳りす組2022年度4月のまとめ

健やかに伸び伸びと育つ

高月齢児は、腹ばいからハイハイ、つかまり立ちからつたい歩きへと成長が見られた。立つ際や一人で座る際は身体の重心が不安定なため、保育者が側につき転倒を防ぎながら安心して遊びを続けられるように見守っている。

低月齢の子は、視線や顔を左右に動かす、寝返りから腹ばいへの体勢に切り替えるなど、自分で身体を動かしながら視点の変化、動くものに対しての追視、大人とのアイコンタクトを楽しんでいた。自分で手足を掴んだり、玩具を手に取ろうとしたりする姿もあった。

どの子も保育者が声を掛けることで喜びの反応が見られ、次の動きに繋がっていたので触れ合いと共に声掛けを大切にしていき、落ち着く雰囲気の中遊びに取り組めるようにしていく。

 

離乳食では中期食を食べ始めている子がおり、咀嚼に苦戦しながらも好きな物をベビーサインでアピールする姿があり、以前と比べ食事に対する意欲が高まってきた。

授乳では4月当初と比べ落ち着いて一定量のミルクを摂取するようになり、吐乳も少しずつ減っている。

引き続き個々のペースに合わせて授乳量の調整や食事を進めていきたい。

 

身近な人と気持ちが通じ合う

新しい環境に慣れず泣く姿が多かった。しかし一対一の関わりを大切にする中で、一人一人の好みの把握、抱っこや様々な触れ合い、名前の呼びかけなど、丁寧に接したことで職員の存在や保育室の環境にも慣れていった。大人が側にいることにより安心して遊び始め、玩具で遊んだり友だちと顔を見合わせて笑い合ったりする様子が伺われる。

保育者の呼びかけに対し笑顔を見せる、語りかけに「あ-あ-」「うーうー」と喃語を発していた。高月齢児は知っている曲に合わせて手拍子をしたり、大人の言葉がけに反応して色々なジェスチャーを披露したりしていた。どの子も大人が喜ぶ表情を見せると嬉しそう笑い返し、やりとりを楽しんでいるようだった。

 

身近なものと関わり感性が育つ

保育者が歌を歌う、手遊びをする、読み聞かせをするという場面になると興味を示し、注視したり、模倣したりする姿が見られた。

また、鏡越しに自分の顔を見ることや、保育者が表情豊かな顔を見せることで高い声を上げて関心を示したりよく笑ったりして喜んでいた。

 

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