健康
戸外活動の後や、トイレの後、食事の前には保育者が言わずとも、手を洗う習慣がついてきている。昨年末の看護師による手洗い指導を受けてか、手洗いを忘れると「バイキンいっぱいいる〜」と自ら気づいたり、子どもたち同士で教えあったりする姿がある。今後は丁寧に洗うことを身に付けていきたい。
環境
都内で初雪が観測された。散歩の帰り道から、ちらちらと降り始め「さむい~」と震える子や「ゆきだぁ!」と興奮する子、反応はさまざまであった。午睡明け、屋上に雪がうっすらと積もり雪遊びを楽しんだ。あまり雪遊びの経験のない子どもたちは手の冷たさばかり気になり、どう遊んでよいかわからないようであったが、保育者の遊び方を真似て少しずつ感触を楽しんでいた。
言葉
少しずつ保育者を含めた集団遊びができるようになってきた。鬼ごっこやかくれんぼなどを楽しみ、ルールの理解には個人差が大きいが、多くの子どもたちがなんとなく同じ空間で遊んでいる。そのため子どもたちの話の主語が自分から、みんなへと変わってきている。友だちといることを好み、積極的に友だちに声をかけて誘う姿がある。
人間関係
1歳児クラスや3歳児クラスと合同保育を行う日が多かった。そのため、異年齢に対し憧れや優しさをもつ姿がある。例えば1歳児に対しては食事のエプロンを付ける際に「てつだおうか?」と声を掛けてやってあげていた。また幼児クラスがやっているように、散歩中に保育者と手を繋がず子どもたちだけで歩くと「ぱんだ(3歳児)さんみたい?」と誇らしげであった。
表現
昨年までに続き、劇ごっこを楽しんでいる。オオカミの登場する話が好きなようで、散歩前の紙芝居で「赤ずきんちゃん」を読むと、その日の公園では早速、「あかずきんちゃんやろう!」と言う声が飛び交った。また、継続して楽しんでいる「オオカミと7匹の子ヤギ」も、保育者とのやりとりではなく、子どもたちで役を分け、楽しめるようになってきた。