健やかに伸び伸びと育つ
朝晩や日中の気温差により鼻水が出る子が多くいた。鼻が出た時は「きれいにしようね」と声をかけ拭き取り気持ちよさが感じられるようにした。朝の検温で高めの子はこまめに検温をして体調の変化に気を付けた。一人ひとりの体調を把握しながら関わっていった。
食事は、全員が完了食となり、こぼしながらも手づかみやスプ-ンを使って食べられるようになってきた。一方で食べたい思いが強く食べ物を詰め込みすぎてしまう子の姿もあったので、喉に詰まらせないように「もぐもぐ嚙んで食べようね」と声をかけて咀嚼を促していった。
身近な人と気持ちが通じ合う
友だちの名前をよんだり、保育者に「名前を教えて」とその友達を指さしたりする。保育者が♪あなたのおなまえは♪と歌いながら、指さし「○○ちゃんです」と言うと、その子を見て嬉しそうな顔をし、次は自分の名前を呼ばれるのを待っているかのように保育者の顔を見、呼ばれると喜ぶ姿があった。遊びの中でも一つの遊びを繰り返し持続して遊べるようになってきた子もいる、思うようにならず声を出して訴える姿もあるので、さり気なく手を添えたりゆっくりとやり方を伝えたり援助し、次の意欲につなげるような関わりを重ねた。
身近なものと関わり感性が育つ
好きな絵本や手遊びから発語が多く出てくるようになり、一語文や二語文、歌をうたえる子もいた。「行こう」「できた」など思いを言葉で伝えようとする姿もあったので、「○○したいんだね」と言葉を代弁していき子どもの思いに応じたやり取りを心がけていった。言葉を発して、アピールする姿も見られた。
音楽が流れるとジャンプしたり、体を揺らしたりして、保育者の真似をして思い思いに体を動かし踊りを楽しんでいた。保育者も一緒に体を動かしながら側で見守り、転倒などの危険がないように環境を整えていった。