5歳たいようぐみ保育日誌バックナンバー

5歳たいよう組2024年度2月の保育日誌

2月6日(木) 晴れ

〇〇公園で近隣保育園の5歳児クラスとの交流会があった。「ドッジボールが楽しみ」とみんなワクワクしながら歩いていた。到着すると、まずジャンケン列車が始まった。普段の仲良しさんとチームを組む人が多い中、積極的に他園の人とチームを組んで参加する人もいた。お待ちかねのドッジボール大会では、1試合目は引き分けとなった。2試合目では内野に生き残った人の数が6人対7人で惜敗してしまう。悔しくて泣き出す人や、唇をかみしめる人、そして友だちを優しくなぐさめる人など、様ざまな反応が見られた。ドッジボール大会に参加すると決まってから約2週間。はじめはボールもまともに投げられなかったのに、今では互角に戦えるようになった。みんなで力を合わせて頑張り、悔しさを味わい、「今度は絶対勝ちたいね」と次の試合に希望を託す。子どもたちの姿に私も感動し、「よっしゃー、ドッジボールの試合をまた申し込んであげるね」と思わず約束してしまった。…

5歳たいよう組2024年度1月の保育日誌

1月9日(木) 晴れ

かぜ組と一緒に〇〇八幡宮に散歩へ行った。氷オニをしたり落ち葉や木の実などのお宝探しをしたりした。最後にかぜ組とドロケイをやったが、ルールを知らない人に優しく教えてあげる姿も見られた。〇〇公園にも寄り、ブランコやアスレチックなども楽しんだ。「凧あげしたい!」という声が上がり、帰園後の園庭で凧あげもしてみた。高く舞い上がる凧に歓声が上がったが、狭い園庭なので柿の木に引っかかったり、糸同士がからまったりしてしまった。「今度△△公園でやり直そうね」と子どもたちと約束した。一人一人が好きなひらがなを選んで、それに続く言葉と絵を考えるカルタ作りにも挑戦した。しり取りの要領で言葉を考えるので、みんな楽しみながら取り組んでいた。「あいすくりーむを たべたいなぁ」「せいざをして あしがいたい」といったユニークなカルタがたくさん出来上がった。…

5歳たいよう組2024年度12月の保育日誌

12月6日(金) 晴れ

ホールで行われた「お楽しみ会」に参加した。他クラスの友だちや保育者の前で、初めて「スマイル」を歌い、「きらきら星」の合奏(ピアニカ、木琴、ハンドベル、リズム楽器)を披露した。大きなミスもなく上手に演奏していたが、「メッチャ緊張したー」など口々に言いながら笑顔を見せていた。保護者会で劇「金のガチョウ」を発表するので、その練習も行う。セリフはほぼ頭に入っており、友だちがセリフを忘れても、「○○○だよ」と教え合う姿が見られた。劇中歌「ねぇ、プリンセス」で、転調するという難しい提案をしてみた。新しもの好きの子どもたちは、「やってみたい!」と極めて意欲的だ。試しにやってみると、ものの見事に転調して歌い上げ、その反応の良さに感動した。この日の給食は「異年齢グループでのお楽しみバイキング」。園庭遊び後に3歳児クラスの友だちを呼びに行き、初めてバイキング給食を経験する年少の子どもに、「こうするんだよ」と優しく教えていた。…

5歳たいよう組2024年度10月の保育日誌

10月24日(木) 曇り

内科健診の後、公園に散歩へ行く。すぐにドンじゃんが始まったが、前回のようにルールでもめることもなく、仲良く遊んでいた。滞在時間はわずか20分程度だったが、集合の声かけでスムーズに集まれた。園庭には乳児さんがいて、たいよう組が加わると興味津々で寄ってきた。一緒に砂遊びやアスレチックごっこに誘ってあげるなど、たいよう組は優しいお兄さんお姉さんの一面を見せていた。きょうはお話しの会(おばさんず)の日。運動会のリレーや陣取り合戦で大活躍した話題をひとしきり提供する子どもたち。「鳴子踊りもしたんだよ」「すごいわね、私たちも観たいわ」「いいよ、こんどのおばさんずで踊ってあげるね」と盛り上がっていた。本日の素話のひとつに「王子様の耳はロバの耳」があり、担任が不覚にも涙を流すと、「先生泣いてるー」とのぞき込んで心配してくれる人もいた。…

5歳たいよう組2024年度9月の保育日誌

9月13日(金) 晴れ

朝の会で、「たいよう組さんは運動会で、いろんな係やお手伝いをするのよ」と話すと、みんな興味津々だ。具体的に【選手宣誓や準備体操のお手本、小さなクラスのかけっこでゴールテープを持つ】といった仕事を紹介したら、一斉に「やりたい!」という声が上がった。まず準備体操の曲は何がいいか尋ねると、「ペンギンのプール体操がいい!」とあっさり決定した。早速、「ペンペンペン♪」と歌いながら踊ってみせる姿が見られて微笑ましかった。その後、「きょうは今年最後のシャワーの日だから、思い切り水を使って遊ぶ?」と声かけしたら、ほぼ全員が裸足になって、砂場に川を作ったり泥団子作りをしたりして大いに楽しんだ。シャワーでは、自分の身体をきれいに洗い流して、ラップタオルで水滴を拭き取るのが、この3か月でとても上手になった。そのような点にも子どもたちの成長を感じた。…

5歳たいよう組2024年度8月の保育日誌

8月6日(火) 曇り

夏祭りごっこが終わると、「次はワクワクハウスだね」と早くも盛り上がっている。どんなお化けになりたいか朝の会で尋ねてみると、即座に手が上がり、「化け猫」「ドラキュラ」など様ざまな名前があがった。「ハギーワギーがいい」と言う人がいるので、「それ知らないなぁ。どんなお化け?」と質問すると、「スマホでちゃんと検索しなよ」とあっさり言われてしまった(笑)。昨日の夏祭りごっこのかき氷シロップが残ったので、それを使って園庭で色水遊びをした。色を混ぜてきれいな色水を次々に作り、紙コップやペットボトルに入れてジュース屋さんごっこを楽しんでいた。紙コップをずっと水につけて、紙素材が溶けたあと薄いフィルムだけが残ったことを発見した人に、「紙コップで遊んでるの?」と声をかけたら、「違うよ。遊んでいるんじゃなくて実験してるの!」というステキな回答があった。…

5歳たいよう組2024年度7月の保育日誌

7月4日(木) 晴れ

野菜の収穫をした。なす、トマト、オクラをハサミでカットする順番を、みんな真剣にジャンケンをして決めていた。野菜の重さ比べをするために秤を持っていくと、興味津々で重さを比べ、セロハンテープ台やペットボトルなどの重さも測っていた。長期休暇中の友だちから届いた手紙を読み上げ、「みんなもお手紙書いてみる?」と声かけすると、「やりたい!」と大乗り気。「はやくあいたいな」など言葉で伝える人、クレヨンやマーカーなど絵で伝える人など、様ざまな方法で自分の思いを表現していた。明日の七夕集会で歌う「たなばたのうた」を練習すると、元気な声で2番まで完璧に歌えるようになっていた感心した。…

5歳たいよう組2024年度6月の保育日誌

6月5日(水) 晴れ

かぜ組と一緒に公園に行こうとしたが、先客がいたので川のほとりを散歩することにした。親子ガモや鯉、モンシロチョウなどを次々に発見する子どもたち。コンクリートの岸辺にいたカモが入水して、私たちと同じスピードでついてくるので、みんな大喜びしていた。帰園後は園庭遊び。水を使った遊びを2クラスで大いに楽しむ。砂場にダムを作ったり、泥団子をこしらえて強さ比べをしたり、コーヒー牛乳屋さんを開いたりなどなど、友だちと一緒に創意工夫しながら、様ざまな遊びを展開していた。水を使った泥んこ遊びがこれほど楽しく、今の子どもたちにとって大切な活動であることを改めて認識した。…

5歳たいよう組2024年度5月の保育日誌

5月17日(金) 晴れ

「積み木をみんなで片づければ、おにぎり散歩へ早く行けるよ」と声かけすると、テキパキ片づけて、いざ原っぱ公園へ。最初に集合写真を撮って、お手製のマイ凧を飛ばしてみた。短い糸しか取り付けていなかったが、子どもたちも要領をつかめて飛ばせるようになった。風も出てきたので、長い糸巻きに凧を付け直してあげると、みるみる空高く舞い上がり、目を輝かせて大喜びだ。次にレジャーシートを敷いて水筒の水を飲ませようと思っていたら、既におにぎりをリュックから出し始める人もいたので、早めにおにぎりタイムにした。幸せそうにおにぎりを頬張る姿が微笑ましかった。その後、築山方面へ移動。小川の飛び越えジャンプに挑戦し、怖がる人は友だちに手を引いてもらって飛び越えていた。ゴミ拾いごっこ、魚釣りごっこ、バーベキューごっこなど友だちと一緒に工夫し合いながら楽しい遊びを展開していた。「ヨーイどんしたい!」のリクエストに応え、別の丘までかけっこ競争。丘の上から転がったり、最後はみんなでしっぽ取りゲームしたりして、大満足の遠足になった。…

5歳たいよう組2024年度4月の保育日誌

4月11日(木) 晴れ

どこの公園に行きたいか尋ねると、「切通公園がいい!」という意見が多く、進級して初めて行ってきた。道中、桜の花びらが舞い散る様子を見て、「雪が降っているみたい」と表現する人もいた。現地では早速氷オニが始まり、広い公園内を走り回る人、アスレチックや虫探しに熱中する人、池のほとりで木の枝を水の中に突っ込みながら観察する人など、一人一人がやりたい遊びを楽しんでいた。小さな滑り台のてっぺんから勇気を出してジャンプしたA君。成功すると自信に満ち溢れた表情で何度も繰り返していた。他児も真似して挑戦しようとするが、下をのぞき込んで「自分にはまだ無理」とあきらめていた。そういう判断能力を育むことも大切だと思った。帰りは井草八幡宮の境内をヨーイどんして嬉しそうだった。…