健康
気温や湿度も下がる環境の中ではあったが、子どもたち自身で衣類の調節をし手洗いも子どもたち同士で声を掛け合いながら忘れずに行っていたお陰で、大きく体調を崩す事なく元気に園生活を送る事ができた。水分補給も担任が話した事を覚えていて「喉を潤さなくっちゃ!」と言いながら声を掛けなくても行えている。
縄跳びは友だちの影響もあり「跳べるようになりたい」と張り切って取り組んでいる。1回が2回・3回…と少しずつ跳べる回数が増えてきている。今後も子どもたちが前向きに取り組んでいける様な工夫をしていきたい。
人間関係
ぱんだ組とドッチボールの試合をして負けた事が悔しかったのか、勝つためにはどうしたら良いかみんなで作戦会議を開き意見を出し合っていた。友だちの意見に「いいね!」と言い、お互いを認め合いながら話し合う微笑ましい姿が見られた。
室内ではすごろくや将棋倒し、製作やアイロンビーズ等で楽しんでいる。
日直と係の活動が始まりみんなとても張り切っており、特に朝の会の係になるとグループのみんなが集まり「どんな質問をする?」と考え話し合い決めるのが楽しみになっていた。今月はみんなで話し合う機会が多かったが、トラブルもなく穏やかな雰囲気の中話し合えていて成長を感じる事ができた。
環境
今月は寒い日が続いたので帰る前にいくつかの容器に水を入れて、テラスと外に置いて帰り次の日凍っているか見るのが楽しみの一つになった。同じ場所でも凍っている物と凍ってない物があり「何でこっちの方が小さいのに固まってないのかな?」「大きいバケツの方が固まっているよ。何でかな?」「不思議だね」と自然の不思議さに首をかしげていた。
散歩先でも霜柱を見付け「これは大きいよ!」「こっちの方がもっと大きい」「冷たい」と子ども同士で盛り上がっていた。雪が降った日は足跡ひとつない園庭とテラスで雪あそびをする事ができ、冬ならではの自然を存分に楽しめた。雪だるまを作る時は大人が何も言わなくても小さい玉をまず作ってそれを転がして大きな玉を作っていた。さすが年長だなと感心した。これからも子ども達が様々な事を経験、体験できる環境を整えていきたい。
言葉
日直と係の仕事が始まり、子ども達は自分達の係の仕事に対して一人一人が意識を持って取り組んでいる。気付いた子がグループのみんなに声を掛けて話し合ったり仕事をしたりしている。話し合う時も誰か一人がではなく皆で意見を出し合い穏やかな雰囲気の中決められている。
帰りの会では、人前で発表する機会をつくれる様にしていった。小さい声になってしまう子もいたが人前でも自分の思いや考えを伝え相手に伝わる嬉しさを味わうと共に友だちの話を聞く大切さにも触れていった。
表現
自分だけのオリジナルのカルタを作った。文章を考えてそれに合った絵を描き出来上がったカルタでカルタ大会も行った。自分のカルタ一点狙いの子、一枚でも多くのカルタを取るのに必死な子等楽しい活動になった。
自分の顔も一つ一つ丁寧に作り貼っていく事で、絵では表現できない個性豊かな作品が完成した。
節分製作では、絵本を通して由来を聞きながら自分の心の中の鬼を想像する等してイメージを広げながら楽しんで作っていた。今後も表現する楽しさを味わえる活動をしていきたい。