3歳ぺんぎん組2020年度9月のまとめ

健康

朝晩が少しずつ涼しくなり、日中との寒暖差のせいか、鼻水や咳が出る子がいたものの、大きく体調を崩す子はいなかった。日中はまだ暑い日もあり、散歩や運動遊びで体育館に行って思いきり体を動かすと服が濡れるくらい汗をかいた。そういう時は、シャワーをして気持ち良く過ごせるようにした。

人間関係

先月に引き続き、気の合う友だちと色々な遊びを楽しむ中でトラブルになると言葉より先に友だちをたたく姿が見られる。しかし、少しずつ友だちをたたこうとして寸前でやめグッと我慢をし言葉で伝えようとする姿も見られるようになってきた。言葉での言い合いは、近くで見守るようにした。最終的には保育者が仲立ちをし、お互いの気持ちを伝え合い納得のいくように言葉を添えていくようにした。

環境

新園舎にもすっかり慣れ自分の使いたい玩具を借りに行ったり、遊びたいクラスに自由に行き遊んでいる。環境設定を少し変えた事で遊びの広がりも見られた。散歩先でおしろい花を袋いっぱいに摘むと、以前に木の実を集めて水を入れ揉むと色水ができた事を思い出し、同じように水を入れ揉み「いちごジュースみたい!!」と見立て、身近な自然との触れ合いの中で友だちと共有し色を出すコツを伝え合い、自然との触れ合いを楽しんでいた。また季節の変化に気が付いたり、身近な自然に目を向けて、子どもの発見や気づきを大切にしていった。

言葉

お当番の時、みんなの前に出て自分の名前の他に保育者から質問をし、発表する機会を増やしていくことで、少しずつ恥ずかしがらず自信を持って大きな声で話せるようになってきている。友だちとのやり取りの中で思いが伝わらず言い合いになることもある。近くで見守り、子どもたちだけでは解決できない時は保育者が仲立ちをし何が嫌だったのかを伝え合えるようにした。また、どのような言葉を言ったら嬉しい気持ちになるか、嫌な気持ちになるかも伝えていき楽しく関わりが持てるように援助していった。

表現

特に女の子の間で塗り絵が人気で、以前よりも絵の中に塗れるようになり、カラフルに塗ったり、綺麗に色を使い分けて塗れるようになってきている。男の子にも興味を持ってもらいたいと思い車の塗り絵を用意すると何人かの子が興味を示し塗る姿が見られた。折り紙でも良く遊ぶ。今までは好きなように折っていたが、年上児が折り方の手順の本を見ながら折っているのを見て、真似して折り始める。分からない時は、保育者に声を掛け一緒に折り、犬やハート等が出来上がっている。ハサミやセロテープ、のりの使い方も上手になってきている。手先、指先を使った様々な経験ができる機会を今後も増やしていく。

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