3歳ぺんぎん組2020年度7月のまとめ

健康

雨の日が多く気温差が大きいこともあってか鼻水や熱など体調を崩す子が何人かいた。こまめに水分をとったり検温をしたり体調の変化に気をつけていった。
衣服の着脱も自分でしようとする姿を見守りながら難しい時は手を添え援助し、できた喜びを一緒に味わっていく。

新園舎になり、トイレトレーニングも順調に進み保育者が声を掛けなくても、自ら進んでトイレに行く姿が多く見られるようになってきた。

人間関係

「〇〇ちゃん一緒に遊ぼう」と遊びに誘って一緒に遊ぶ子もいれば、気付くと同じ玩具で遊び共通意識を持って遊ぶ姿が見られるようになる。保育者が介入し過ぎず、子どもたちの関わりが深まっていけるような援助をしていきたい。

また、思いがぶつかり合い、ケンカになることもあるが、保育者が気持ちを受け止め仲立ちをして互いの思いを伝えると再び笑顔で遊び出す。少しずつ自分の言葉で思いを伝え子ども同士でお互いの気持ちが分かり合えるよう働きかけていく。

環境

雨の日が多く雨が止んでいる時を見はからって散歩に出掛け、途中雨が降って雨やどりをして雨の様子を観察したり、小雨の中歩いて「気持ちいいね~」と普段中に味わえない体験もできた。

新園舎になり、4、5歳児の保育室へ自由に行けるようになり交流も増え、行動範囲も広がった。自分が遊びたい場所、玩具でじっくり遊び込む姿が見られている。また子どもの興味関心を良く見極めて玩具の入れ替えや遊び方の工夫などをしていきたい。

言葉

語彙力が増え友だち同士のやりとりもまず言葉で伝え合おうとする姿が多く見られるようになる。しかし、その場に合う言葉が見付からず強めな言葉になる事がある。どのように伝えたら良いか保育者が仲立ちはするが、可能な限り子どもたちの言葉でやりとりが進むように配慮し言葉で伝え合う事の楽しさをできるだけ多く体験させてあげたいと思う。

表現

夏ならではの泡あそびを行う。自分達で入れる水の量を調節して泡立て器で皆上手に泡を作っていた。できた泡をカップに移しスプーンですくって「わ~美味しそう!」と歓声が上がったりバンダナやぬいぐるみの服を洗って、洗濯ごっこも楽しんだ。

はじき絵をしたときはぬってもぬっても消えない模様を不思議そうにながめていた。

ピアノの曲に合わせてカエルやうさぎ等、身体全体で表現して楽しむ。今後も子どもたちが自由に動ける空間を提供し伸び伸びと表現できるようにしたい。

育児あれこれ