2歳うさぎ組2021年度9月のまとめ

食事

食事は好きな席に座って食べている。友だちと誘い合って隣の席に座る子もいて、楽しい時間になっている。「お野菜食べたよ」と自慢げに言ったり、空っぽの器を見せて「ピッカピカ!」と言う姿がある。食事中、あちこち向いてしまう子は溢しやすいので、配慮していく。

睡眠

気温の変化が激しいので、室温の調節をするなど快適に入眠できるようにしている。一定時間熟睡し、自ら機嫌よく目覚める子が増えている。眠れない子は保育者の側で絵本を見たり、布団の上でゆったりと体を休ませるようにしている。個々の体調を把握し、心地よく休息を取り、季節の変わり目も健康に過ごせるようにしていく。

排泄

自分から尿意を知らせる子が数名増え、一日中布パンツで過ごせる子が増えた。ほとんどの子が便座に座ると排尿しているが、オムツも濡れていることが多い。トイレを拒む子は減っており、友だちから良い刺激を受けている。尿を貯められる量や時間などに個人差があるので、引き続き個々の状態に合わせてトレーニングを進めていく。成功すると喜ぶ姿も多いので、共感し、褒めたり励ましたりしながら、自信や意欲に繋げていきたい。

健康

気温の変化が大きく、咳や鼻水が続いたが、発熱などの大きな崩れはなく元気に過ごしている。熱がこもりやすく、活動中に顔が赤くなったり体が暑くなったりする子もいるので、こまめに水分を摂り、検温をして体調変化には十分に注意している。感染対策として、手洗いの習慣化は子どもたちに浸透してきている。引き続き、室内や玩具の消毒をこまめに行い、感染予防に努めていきたい。

身体発達

ホールでは、マットや平均台を使った遊びでバランス感覚を養い、ダンスや体操をして全身運動も楽しんでいる。園庭では登り棒や鉄棒につかまり、幼児クラスの友だちの真似をして自分でも上達を感じて喜ぶ姿がある。戸外が気持ち良い季節になってくるので、かけっこや伝承遊びなどを取り入れながら、楽しみながら全身を動かしていく。

室内遊びでは、細かい作業が上達し、ブロックでイメージしたものを作ったり、シール貼りや紙を折ったり丸めたりする手指を使った遊びも楽しんでいる。

情緒面

友だちとイメージを共有しながら遊びを楽しむ反面、気持ちがぶつかり思い通りにならないことも多いが、すぐに保育者に助けを求めるだけでなく、友だち同士で解決しようとする姿も増えている。思いを言葉にするのがまだ難しいせいか、突然大声で泣く姿もみられている。その都度思いを受け止め、スキンシップを取りゆっくり話をする事で気持ちを切り替えることが出来ている。まだまだ甘えたい時期なので、担任同士連携して一人一人が安心して過ごせるようにしていく。

言葉

友だちと遊ぶ中で上手くいかない時、自分はどうしたいのかということを言葉で友だちや保育者に伝えられるようになってきた。友だち同士で困った状況をどうにかしようと話し合う姿も見られるようになってきた。保育者が仲立ちする言葉を理解し、納得してまた仲良く遊び始める姿も見られている。紙芝居や絵本に親しみ、繰り返し読むことを要求して言葉を覚えたり、一緒に言うなどして楽しんでいる。引き続き季節の絵本や歌なども取り入れ、視覚教材も工夫し、言葉のやりとりを楽しみながら発達を育んでいく。

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