健康
母子分離の際に、泣いてしまう子は少なくなり、安心して過ごせるようになってきている。引き続き、不安な様子がないか注意してみていく。中旬頃から、軟便や水様便の子が多くいたため、おやつ時の牛乳を控えることや食べすぎないようにした。引き続き、一人ひとりの体調を把握して、体調変化に気をつけていく。
環境
雨の日が少なく、戸外遊びを楽しむことができた。散歩先では、自分で歩きたい子も増え、保育者と手を繋いで嬉しそうに歩いている姿がある。月齢の低い子は少人数の方が安心して遊べる子が多く、1便、2便とわけて散歩先に行くことで一人ひとりが安心して遊べる環境をつくることができた。
言葉
高月齢の子のなかで、「おはよう」や「かして」など簡単な言葉のやり取りができる子が増えてきた。低月齢の子は、まだ言葉にできない子が多いが、嬉しいや悲しいなど気持ちを体や態度で表現できるようになってきている。
人間関係
友だち同士の関わりが増えてきて、玩具を「どうぞ」と貸していたり、座るや指を差すなどの動きを真似して遊んでいたりしている。まだ、友だちとの距離感が分からず、強引に関わることで喧嘩になる事があるため、側につきながら怪我のないように見守っていく。その際、すぐに仲裁に入り止めるのではなく、できる限り友だち同士のやりとりを見守るようにしていく。
表現
音楽に合わせて、ダンスをする子が多くいて楽しんでいる。また、自分の気持ちを意思表示できる子が増えてきていて、「いいよ」や「やだ」という気持ちを言葉にしたり、首を振って伝える事がある。子ども達が、より気持ちを出せるように1対1の関わりを大切にしながら、関わっていきたい。
食育
食事の際、スプーンですくって置くと自分で持って食べ、すくってほしいと要求する姿が見られる。まだ手づかみで食べる姿も見られるので、一人ひとり丁寧に保育者が、声を掛けながらスプーンで食べられる様に援助していきたい。また本児のペースで食べられるように、無理せず食事が楽しく落ち着いた雰囲気を心がけていく。