食事
完了食7名、後期食2名。完了食の子は自分でしっかり食べられるようになり、保育者は介助しすぎないようにして見守っている。苦手なものは手をつけないこともあるが、様子を見るようにしている。特に副菜の進みが悪いので保育者が「カミカミ・モグモグ」と食べる真似をすると苦手なものを一口食べようとする姿も見られる。色々な食材の味や食感を経験しながら楽しく食事が出来るようにしている。また、手づかみ食べもあるが食具を使い口に運ぶ姿も増えた。好きなものを完食するとお皿を持ち「ちょうだい」「おかわり」と身振りや仕草で伝える様子がある。おかわりを十分にすることで満足する。今後も一人一人の状況に応じて言葉掛けを工夫して、楽しい食事時間になるよう配慮していく。
情緒
年末にかけて感染症など体調を崩す子が多かったが、室内やホールなどゆったりした環境の中で機嫌よく過ごすことが出来た。友だちや保育者との関わりが積極的になってきた。保育者や玩具を独占したい気持ちからトラブルになることもあるが、一人一人の気持ちを理解して必要に応じて個別で対応することで、安心して過ごしている。また、好奇心旺盛でやりたいことを見つけると集中して遊べるようになってきた。発語も増え、子ども同士でも通じ合っている様子でやり取りを楽しんでいる。自己主張も出てきているため思い通りにいかなかったり、気持ちが通じなかったりすると泣いて怒っているが、気持ちを十分に受け止めるようにし、自我の芽生えを大切にしながら保育を進めている。
身体発達
歩行がしっかりできる子は、しゃがむ、後ろ向きで歩く、小走りをするなど歩行が安定してきた。また、つかまり立ちしていた子も1~2歩ゆっくりと歩数を増やして歩き始めている。どの子も歩きたい気持ちがあり、散歩時は順番に保育者と手をつなぎ歩行を楽しんでいる。音楽に合わせて身体を動かすことが好きで保育者の模倣をして遊んでいる。高い所に上がったりジャンプをしたりと行動範囲も広がり活発になってきているため、転倒などに十分注意していく。制作では、シール貼りや花紙を丸めて貼るなど指先を使った遊びを楽しんでいる。これからも体を使った活動や指先を使った遊び(静と動)を取り入れていきたい。