食事
遊び食べをする子がほとんどいなくなり、落ち着いて食事ができている。横を向いて食べていたりと姿勢がくずれやすい子は、テーブルとの距離を調整するなど援助している。副菜や汁物などあまり食が進まない子には無理強いせず、気分が乗るような声掛けをして促している。
睡眠
個々の睡眠時間に合わせて廊下で遊び、自分のペースで布団に入っていたが、7月半ばより廊下には出ずに、各自のペースで入眠できるようになってきた。布団の上で友だちとふざけてしまうこともあるが、体を休める時間が必要なことを伝えつつ見守っている。水遊びをした日は、体力を使うせいか、スムーズに入眠し、長く眠れる子が多い。引き続き、快適に休息がとれるように環境を整えていきたい。
排泄
数人の子が布パンツで過ごすことができるようになってきた。友達の様子を見て、トイレで座る意欲が出てくる子もいて、良い刺激となっている。トイレで座ることができたり、パンツで排尿が成功した時には、十分に褒めて自信に繋げていく。トイレに行きたがらない子には、気分が乗るような声掛けをしていき、少しずつ慣れていくようにする。
健康
RSウイルスの影響か、7月中旬に病欠が多い日が続いた。咳や微熱がある子には、十分注意して配慮し、また、気温、湿度が高い日が続いているため、体調の変化に留意した。熱中症対策についても、こまめな水分補給を行った。
身体発達
雨天続きで、なかなか散歩に行くことができなかったが、ホールや園庭では体を動かして遊ぶことができている。ホールでは、マットの上ででんぐり返しをしたり、とびいしを上手にジャンプして渡ったりと活発に遊んでいる。とびいしや平均台など活発な運動遊びでは、衝突などないよう側につき見守っていく。
情緒面
病気による長期欠席が続いたため、久しぶりの登園となり、朝の分離の時など泣いてしまう子がいた。「寂しいよね。」と声をかけ気持ちを受けとめることで安心して、保育園で過ごせるようにしていく。
言葉
個人差はあるが、言葉数も増えてきていて、「おはよう」や「なにしてるの?」など会話を楽しむ姿が増えており、子ども同士の会話が成立してきている。言葉のやり取りがうまくできず、友だち同士のトラブルもあるが、保育者が仲立ちをすると仲直りしてまた一緒に遊び始めている。子ども同士の関わりはなるべく見守るようにして、言葉のやり取りを大事にしていきたい。