5歳ひまわり組2023年度8月のまとめ

健康

暑さの厳しい日が続いたが、大きく体調を崩すことなく元気に過ごす。熱中症予防の為、室内で過ごすことが多いが、汗をかいたら着替えたり、シャワーをしたりして快適に過ごす。今後、戸外での運動遊びが増えてくるので、怪我の無いように多様な動きが経験できるよう工夫していく。

人間関係

好きな遊びを通して、友達との仲が深まる。自分達で新しい遊びを作ったりルールを決めたりすることで、遊びを楽しんでいる。保育者が介入しなくても自分たちで話し合い、関わりを持つ。時には自分の思いを相手に押し付けてしまうこともあるが、友達と考え、思いを伝え合うことで解決をしていこうとする。保育者は傍で見守りながら、必要に応じて仲立ちをしていく。朝夕の合同時間では、年下児との関わりが増え、優しく接する姿が見られる。その姿を褒めて、年長児としての自信を深めていく。

環境

夏も終盤になり、カブト虫の成虫が寿命を迎える中、卵が孵り、新たな命が誕生する。幼虫の成長を見届けながら、命の尊さを経験している。季節の移り変わりを感じながら、散歩など戸外活動を通して、生物に触れ合う機会を大切にしていく。雲の様子を観察し、天候の変化を感じ取る姿が見られる。自然に目を向けられるように、図鑑や絵本を手の届きやすい場所に置く。

言葉

日野まつりや運動会の行事に向けて、クラス全体で話し合う機会が多くなる。自分の思いや考えを適した言葉で伝えられる子もいれば、友達の意見を聞き同調して終えてしまう子もいる。子どもたちのやりとりを大切にし、それぞれの思いを伝え合う場が持てるように仲立ちをしていく。

表現

日野まつりで飾るちょうちんの制作をする。一つの作品に、切る、貼り付ける、(切ったものを)組み合わせるなどの様々な表現を取り混ぜる。夏と言えば、「花火」を連想する子が多くいたので、「花火」を表現するために工夫している。カラーセロファンを使い、ステンドグラス風に完成した様子に、ちょうちんを天井に掲げたり、色の重なりを楽しんだりする。子どもたちの様々な表現をみんなで認め合いながら、自信を持ち取り組めるようにしていく。

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