健康
気温の変動が激しいが、大きく体調を崩す子はいない。天気のいい日は、戸外に出て春らしい陽気を感じながら桜を眺めたり、広い公園に行って友達と体を動かして遊んだりする。ルールを自分たちで作りながら、工夫して鬼ごっこなどをして遊ぶ。続けてきたドッチボール遊びでは、ルールが浸透して自分たちで判断しながら遊びを進められる。
人間関係
卒園を祝う会では、リハーサルに3歳児や4歳児も参加することで、見てもらったり拍手をもらったりして、かっこいい姿を見せようと背筋を伸ばす様子がある。また、卒園を意識する中で普段の友達との関りでも、譲り合いが見られたり、より友達と関わって遊ぼうとしたりする姿がある。
環境
近くの公園に散歩に行くと、桜や水仙の花が咲き始め、春らしい陽気が感じられる。「あたたかいね」と話しながら、茂みを歩いてバッタを探したり、桜の花びらを拾って歩いたりする。室内では、2つあるオセロを交換しながら使って遊ぶ。白と黒の数を数えながら遊んだり、どうしたら数を増やせるか考えて遊んだりする姿がある。
言語
友達と遊ぶ中で、ルールを新しく考え増やしたりして工夫して遊ぶ姿がある。複雑になるルールを友達に伝え共有しあうことは難しく、トラブルになることもあるが、それを見越して相談する姿もある。子ども同士のやり取りを見守りながら、様子を見ながら仲立ちをしていく。
表現
卒園制作で、おままごと用の仕切りを作ることになる。段ボールにカラーペンで、小さいクラスの友達のことを考えて、「どんな絵だと喜ぶかな?」と話しながら、家具や自分たちのことを描き入れていく。折り紙で花や手裏剣、星や鳥を追って裏面に貼る。配置や色を友達と相談しながらこだわって作る姿がある。