健康
歯の健康についての紙芝居や絵本を読んだり、ペープサートを見たりしながら歯の大切さや、正しい歯の磨き方を知る。歯科健診・内科健診を受けることで、自分の身体の健康に興味・関心が高まっている。
シャワーの身支度や後始末の流れが少しずつわかってきている。一人ひとりの活動の様子を把握し、着替え・衣服の調整などを自分で行えるように言葉をかける。
人間関係
じゃがいも掘りなどの活動を通して、5歳児との関わりが増えていて、遊びでも興味を持って見たり真似してみたりする。
日々の生活の中で3歳児との関わりが多く、年下児と遊ぶ姿が見られる。
仲良く遊んでいるが関わりの中で、コミュニケーションを取るのが難しいことがあるので、一緒に遊びながら関わり方や声の掛け方を工夫する。
環境
クワガタムシを園庭で見つけて、クラスで世話をすることになる。観察したりお世話をしたりすることを通じて、夏の生き物に親しみを持ち、友達と一緒に図鑑を使って興味をもった事象について知ることを楽しんでいる。
夏野菜の水やりを日ごとの当番が行い、忘れている時は「まだやってなかった」と自分から気付き、水やりをしようとする。虫の飼育や野菜、植物の世話を一緒に体験しながら、子どもの発見や喜びに共感し、興味を広げるように関わっていく。
言葉
話し合いの場や遊びの中で、思いを言葉で伝えようとする姿が増えてきているが、お互いの思いがぶつかることもある。子ども同士の意見を整理しながら、互いの思いを言葉で伝え合えるように、保育者が仲立ちや代弁をしていく。状況に応じてどうすればいいか、子ども同士の中で解決できるように考えるきっかけを投げかける。
表現
七夕制作では、ハサミ・のりを使った活動や絵の具遊びに取り組む。障子紙を使った染紙では、紙を開いたときに思いがけない色と模様に驚きをもって喜ぶ姿がある。顔は油性ペンで描き、彦星と織姫の表情の違いをまつげや頬をピンクにすることで表現する子がいる。
じゃがいも掘り後の印象画では、情景を思い出して画用紙いっぱいにクレヨンでイメージを表現する。描くことで次々に記憶がよみがえり、熱中して描画を楽しむ。