健康
微熱や咳の症状から欠席する子もいたが、概ね元気に過ごしている。食事中も、「コロナだから、ごはんの時、おしゃべりはバツだね!」と意識して、早めに食べ終えて友達と遊ぶ姿が見られる。雨の日が続くこともあるが、湿度が高いため、水分をこまめに摂取したり、適度な休息をとったりしながら、健康で快適に過ごせるようにする。
人間関係
園庭では、友達を誘ってごっこ遊びや追いかけっこをしたり、室内では、ブロックやカプラで共通したものを一緒に作ったり、自分の身長よりも高く積み上げたりして遊ぶ。自分の気持ちを相手に言葉でうまく伝えられず、衝突することもある。保育者に助けを求めることもあるが、子ども同士で解決策など話している時には見守り、必要に応じて仲立ちしていく。
年長児の遊びに興味を持って加わったり、教えてもらったりして一緒に遊ぶ姿も見られる。これから、異年齢の友達と関わる機会も増えてくるので、皆で楽しめる遊びや活動を考えていく。
環境
キュウリやあさがおの生長を見たり、世話を楽しんだりしている。キュウリの実や、あさがおの花が出来ている様子に、「見て!キュウリあったよ!大きいね!これはまだちっちゃいね。」「お花咲いてるよ!青も咲くかな。」などと、自然物への探求心も湧いてくる。また、カブトムシの飼育では、4匹(オス、メス)の名前を、クラスの話し合いで決める。夏野菜の栽培や虫の飼育を通して、生命のあるものを大切にしようとする気持ちを育んでいく。
言葉
家庭や園での体験を通じて、自分の興味のあることや、心を動かされた体験を、保育者や友達に伝えることが増えている。朝の会や、紙芝居、絵本を読んだ時には、沢山の思いが言葉として溢れ出てくる。一人ひとりが保育者や友達と会話を楽しめるように、ゆったりと関わり、話しやすい雰囲気を作ったり、子どもの気づきや考えを共有して、新たなやり取りを展開させたりする。
表現
色々な曲に合わせて、体を動かすことを楽しむ。好きな曲には、「明日もまた踊ろうね!」「もう一度曲をかけて!」と、子どもたち自らが積極的に踊りを覚えようとする。ポーズを自分たちで考えて、保育者に見せたり、友達同士で決めたりする姿も見られる。自分なりの表現を受け止めてもらう体験を繰り返す中で、安心感や、自由に表現することの喜びを感じるようにしていく。