4歳あさがお組2020年度6月のまとめ

健康

歯の健康についての紙芝居や絵本を読んだり、かばのはみがきペープサートを見たりしながら、歯の大切さや、正しい歯の磨き方を知る。給食後の歯磨きの後、保育者の磨き直しや、“はみがきカレンダー”に自分でスタンプを押すことで、丁寧に歯磨きをすることを促していく。

シャワーの身支度や後始末の流れが少しずつわかってきている。一人ひとりの活動の様子を把握し、汗の始末や着替え、衣服の調整など必要に応じて援助し、言葉をかけるようにする。

人間関係

緊急事態宣言解除となり、久しぶりの登園となる子もいる。戸惑ったり、緊張したりする場面があるため、環境に慣れるまで十分に気持ちを受けとめ、寄り添う。友達が増えてきた嬉しさで、誘いあって一緒に行動したり、遊んだりしている。好きな遊びを楽しめるような遊具、用具を準備して、友達と関わって遊べる場を設定する。

環境

さなぎだったかぶと虫が成虫になった様子を観察したり、餌をあげるお世話をしたりすることを通じて、夏の生き物に親しみを持ち、友達と一緒に図鑑を使って興味をもった事象について知ることを楽しんでいる。きゅうりの収獲を子ども一人ひとりが体験し、みんなで収穫物を給食室に運んでいる。虫の飼育や野菜、植物の世話を一緒に体験しながら、子どもの発見や喜びに共感し、興味を広げるように関わっていく。

言葉

話し合いの場や遊びの中で、思いを言葉で伝えようとする姿が増えてきているが、主張の強い子の思いに合わせたり、お互いの思いがぶつかってしまったりすることもある。子ども同士の意見を整理しながら、互いの思いを言葉で伝え合えるように、保育者が仲立ちや代弁をしていく。

表現

七夕制作では、切り紙やにじみ絵を楽しむ。切った紙を開けた時の思いがけない模様に驚く子もいる。障子紙を使ったにじみ絵遊びでは、水性ペンで描いた紙を霧吹きで水をかけ、乾かした後の色合いに喜ぶ。今後も色々な素材や技法の制作を楽しみながら、子どもたちが表現する楽しさを味わえるようにする。

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