健康
看護師による手洗い指導を受け、目には見えないウイルスが手に付着していることがわかり、手洗いをより意識する。水道場にある手洗いのポスターに以前より関心を示し、確認をしながら丁寧に洗おうとする。冬の生活にも慣れてきて、上着の取り扱いも自分でしようとすることが増える。子どもたちが自分でしようとしている姿を見守り、援助を求めた時に手伝いをするようにしていく。活動前には準備運動をしたり、追いかけっこなどをしたりして、体を十分に動かすことで、より積極的に遊びに参加するする姿が見られる。体を温める運動を取り入れて、元気に過ごせるようにしていく。
人間関係
ごっこ遊びなどで、様々な役になりきり遊ぶ中で、友達との関わりが深まる。思い違いも多く見られ、保育者に知らせに来ることがある。お互いの気持ちを整理し、相手の気持ちに気付き、自分達で解決していけるように声掛けをしていく。
環境
コマや羽根つき、カルタなど伝承遊びに触れる。遊び方やルールは一人一人に応じてわかるやすく伝え、一緒に遊ぶ楽しさを味わえるようにする。冬になり、青空が広がっていることや、雲の形や天気の変化に気付いて発見を保育者に伝えている。自然に触れて感じたことをみんなで共有し、発見を楽しんでいく。
言葉
自分のやりたいことや思いを保育者や友達に話す機会が多くなる。相手にも伝わりやすい言葉をつかえるように仲立ちをしたり、相手の話に耳を傾ける機会を作ったりしていく。カルタ遊びを経験し、文字への興味を持つ子が増える。一人一人の興味に合わせて、文字に触れる機会を作っていく。
表現
節分の由来を紙芝居でわかりやすく伝え、クレヨンで鬼の塗り絵をする。カラフル鬼や絵本で見たような赤鬼、青鬼をイメージして、塗り絵をしている。豆に見立てた新聞紙ボールを作る。豆の形や大きさを思い出して作る子もいる。自分達で描いた鬼に向かって、豆まきをすると、「鬼は外!福は内!!」と掛け声を掛けながら、元気よく参加している。伝統行事もわかりやすく伝えることで、興味が持てるようにしていく。