健康
朝夕の気温差や花粉症により鼻水が出る子がいるが、体調を大きく崩すことなく登園する。気温にあった衣服の調整や室温管理を心掛け、定期的に換気をしていく。氷鬼やボール遊び、リレーごっこなど体を動かして遊ぶ事を楽しむ。気に入った遊びをじっくりと楽しみ、のびのびと過ごしていけるようにする。
人間関係
遊んでいる中で、思い違いが生じて衝突する事もあるが、少しずつ相手の気持ちに気が付いて行動をしたり解決案を出したりする事がある。引き続き子ども同士のやりとりを見守りながら必要に応じて仲立ちをしていくようにする。
環境
園庭の木に花が咲いていることに気が付いたり、ダンゴ虫などの虫の姿を見つけたりして、春の訪れに触れる。また、年上児と長距離の散歩に行ったりして、初めて歩く道や周りの景色、公園に気持ちが高揚し「またいこうね」と喜ぶ姿もある。散歩に行きやすい時期でもあるので、長距離の散歩を通して、子どもたちと色々な発見を共有しながら体力作りもしていく。
言葉
興味の幅が広がったことで語彙も増え、自分が知っていることを相手に伝えたり、経験、体験したことを思い出しながら楽しそうに話したりする。保育者が質問をすると、更に会話が広がり話を聞いていた児も会話に加わる。言葉で表現する楽しさを味わえるようにしていく。
表現
卒園児へのプレゼントでキーホルダーを作る。雛飾りと同じ作り方だったので、「おひなさまのちいさいのだね」と作りながら気付く子や「にじいろでかわいくなるよ」と完成を心待ちにする子もいる。ビーズの紐通しなど指先を使う細かい作業もあったが、集中して最後まで取り組む姿がある。少しだけ行った廃材遊びでは、年長児がやっていたことを出来ると喜ぶ子が多くいる。様々な素材や道具を使いながら表現する楽しさを味わえるようにする。