健康
熱中症警戒アラートが出る日が増え、室内で過ごすことが多くなる。適宜、水分補給や休息をとりながら健康に過ごせるようにする。また、汗をかいたら着替えたり、シャワーを浴びたりしながら心地よさを感じられるようにする。夏の生活の仕方に慣れてきて、着替えや始末を自分でしようとする。衣服の着脱など難しいところは手伝いながら、励ましたり認めたりして、出来たことを共に喜び、意欲や達成感を味わえるようにする。
人間関係
数人の気の合う友達と遊ぶことが増え、特定の友達と遊びたい欲求が出始めたり、思いの行き違いになったりすることがある。トラブルを子どもたちで解決しようとするが、上手くいかずに保育者に伝えに来ることもある。子ども同士の関わりを見守りながら、必要な時に保育者が仲立ちして相手の気持ちに気付けるようにしていく。
環境
「水遊びするよー!」の声掛けに、「やったぁー!!」と歓声を上げる。プールに足をつけて、「気持ちいい!!」と心地よさを感じたり、バケツの水を友達と掛け合ったりしながら遊ぶ。水鉄砲や樋を見つけると、自分達で遊び始める。たらいに魚の玩具を入れて、魚釣りを楽しむ子もいる。水との関わり方は子どもによって異なるので、一人一人の遊びの様子を把握して、みんなが満足して過ごせるようにしていく。また、水遊びを安全に楽しめるように点検を毎回行っていく。
言葉
家庭での出来事や、発見したことを友達や保育者に伝えようとする。子どもの言葉や表現に合わせて保育者が返答すると、自分で考えて言葉を選びながら答えようとする。友達との言葉のやり取りも増え、会話が続くようになる。うまく表現できない時は伝えたい思いを受け止めて、言葉を添えるなど援助をしていく。
表現
「体操したい」と子どもたちがリクエストをして、みんなで体を動かして遊ぶ。それぞれが気に入った曲があり、一人一人のペースで参加している。今後は様々な体操を取り入れたり、リズム遊びをしたりすることで、体を使った表現を楽しめるようにしていく。初めての折り紙制作(セミ)では、保育者の折っている様子を見ることで興味を示して参加する。実際にやってみると、「どうやってやるの?」「おしえて」とわからない箇所を保育者に聞いたり確認したりしながら取り組む。画用紙にクレヨンで木を描き、その上にのりでセミを貼る。降園時に保護者に見せると、自信に満ちた表情を見せる。一人一人の興味や成長に合わせて、制作の内容や取り組み方を考えいく。