食事
収穫した栽培物(ピーマン)を給食室へ持っていき、調理をお願いする。給食に入っている野菜がクラスで育てた野菜だと知らせると、「たべてみる」「みててね」といって意欲的に食べたり、喜んで食べたりしている。栽培物を通して、様々な食材に興味を持ったり、育てる楽しさを知ったりすることができるように関わる。
睡眠
5歳児が午睡の手伝いにくると、優しく体を撫でられながら安心して入眠する。引き続き、安心して睡眠できるよう関わる。また、発汗状態を確認したり、室内の温度をこまめに調節して、布団の間隔に余裕を持ったりして、心地よく眠れる環境を作る。
排泄
遊びに夢中で、トイレに向かうのに時間を要する場合がある。遊びのタイミングを見てトイレに誘う。紙パンツに排泄したことを知らせてくる子や、トイレで排泄する子が増えたので、一人一人のペースに合わせ徐々に移行を進める。
健康
上旬に発熱や感染症で欠席する子がいる。中旬になると体調が回復するが、鼻水が出ている子がいる。暑さが増し、疲れが見られてくるため、十分な休息がとれるよう、家庭と連携をとりながら関わっていく。また、熱中症に気をつけながら、熱中症アラートを確認したり、水分補給をしたりして、活動を楽しめるようにする。
身体発達
リズム遊びでは、テンポが速い曲を好み、片足で跳んだり、足踏みしたりする動きを繰り返し楽しむ。テーブルで坂道を作ると、這って上ったり、バランスをとりながら滑ったりする。全身を使った遊びができるような遊びを考えていく。身支度を積極的に行う子はシャツやズボンの着脱をし、難しいところは、手伝いながら扱い方を伝え、達成感を味わえるようにする。
情緒面
友達に近づき、真似をしたり、誘い合ったりして遊ぶ姿が増え、コミュニケーションを図る姿が見られる。遊びの中で互いに楽しさを共有しながら関係を築いていけるようにする。
言語
家庭や園での出来事を保育者や友達に話し、自分の気持ちも合わせて伝える。話を聞く時間を設けたり、言葉を添えたりして、引き出していけるようにする。状況を見て友達に「~だよ」「大丈夫?」など気遣う姿が見えるので、柔らかい言葉を知らせていく。