5歳ひまわり組2022年度7月の保育日誌

7月5日(木) 晴れ 髙島

各自の水筒、リュックを持ち期待を持って七夕まつりに参加する。会場に着くと、少し緊張した様子も見られるが、地域の方や他の保育園の友達に元気な声で挨拶をする。七夕まつりの会場で、自分が作った笹飾りを見つけると表情が自信と達成感に満ち溢れ、「あった」「きれいだね」と指を差して喜ぶ。コロナ感染予防で、交流や行事が少なかった学年なのでこのような機会があり良かった。嬉しさのあまり、歩行中の交通のルールが雑になってしまう面があったので、再度しっかり伝えていき、楽しい園外交流をしていく。

 

7月11日(木) 曇り 髙島

とうもろこしの皮むきをする。「かたいね」「あっ、黄色が出てきた」「こうやって売ってるんだよね」「甘い匂いが少ししてきた」と夢中になり、感じたことを保育者に伝える。「この皮もったいないね」「なにかに使いたい」と声があがり、保育者とパソコンやタブレットで調べてみて、皮を干してコースター作りをすることになる。皮むきを通して、食べることが出来ない部分にも興味を示す子がいた。興味を示したことを大切にし、次の活動のヒントとして繋げていく。

 

7月21日(木) 晴れ 髙島

宇宙や船、魚など好きなものをイメージして三色(赤・青・黄色)の絵の具から色を選び、画用紙に思い思いに描いていく。画用紙の上で色が混ざると「あ、紫になった」「見て、こんな色になったよ」「何色と何色でこの色になったの?」「○色と◎色」「やってみよう」と友達同士で色の変化に興味をもつ。筆洗器の中でも筆を洗う度に色が変わると「実験みたいだね」「実験だよ」と夢中になる。用意する色を少なくすることで、混ざってできる新しい色に驚きや喜びを味わうことができたと思う。今後も色水遊びなど色に興味を深めていける活動に繋げていく。

 

7月25日(月) 晴れ 中村

プランターで育てているナスを見に行き、収穫できるものがあるかどうか調べる。ナスを収穫する時に「切りにくいなぁ」と言う子がいると、そばで見ていた子が「ナス持っててあげるよ」と言って手を差し伸べる姿があり、その姿を見て残りのナスを切る時も自然と2,3人で切る係、支える係と役割を決めて進めていく。そばで見ていた1歳児にナスを触らせてあげる子もいる。育てているへちまの実が更に大きくなった事に驚いたり、上の方に咲いている花を見る為に階段にのぼり観察する。ナスを切るという活動から、子ども同士で今はどういう助けが必要なのか、やり易くするためにはどうしたらいいのかを考えて動く姿に成長を感じる。保育者もすぐに助言をするのではなく、時には見守り子ども同士のやりとりや考えを尊重していく。

育児あれこれ