5歳ひまわり組2021年度11月の保育日誌

11月 1日(月) 晴 萩原

0~4歳児をお客さんに迎え、お化け屋敷とお店やさんごっこをする。『お化けはどこに隠れたらいいか』『制作したお化けをどのように装飾するか』『どのように驚かせるか』など友達と話し合いながら決めていく。年齢に応じた驚かせ方をした方がいいと表現の仕方を考える児もいる。徐々にお化け屋敷ならではの楽しさがわかり、声の出し方や動き方が変化していく。お店屋さんごっこでは、べー1枚で1つの商品と交換することになっていたが、気持ちの盛り上がりもあり、多めに渡してしまい後のクラスで商品が足りなくなるという場面もあった。店員と客の関わり・やりとりの楽しさがうかがえる。企画や準備から皆で話し合って活動を進める。今後も自分達で作り上げ、達成感や充実感を味わえるような活動を心掛けていく。

 

11月 4日(木) 晴 萩原

昨年、一昨年のお楽しみ会を思い出しながら、ひまわり組での歌や合奏・劇の内容について皆で話し合う。歌・合奏はこれまで歌ってきて楽しいと感じた曲を挙げていき、皆の思いが共通した歌に決まる。劇では、4月から読んできた絵本を並べてみると、それぞれが楽しかった絵本やそのポイントを挙げ、なかなか一つに絞れずにいる。「スイミー」「ヘンゼルとグレーテル」「アリババと40人の盗賊」の3つから選択することになる。これまでの経験から『どんなものが楽しめるか』『どんなものを見せたいか』を考え、自分の思いや考えを伝えることができる。特に劇についての話し合いでは、どんな大道具を作ったらよいか、またそれをどう動かせばよいか、自分たちはどういうものを身に付けてどう動いたらよいかなど、実際に劇を展開している様子をイメージしながら話をしている。子どもたちの考えやイメージが大いに活かされるように活動を進めていく。

 

11月 12日(金) 晴 萩原

園舎横の畑で苗から育ててきたサツマイモを2歳児と一緒に収穫する。2歳児がいもを掘りあてていくのを「がんばれ!!もうちょっとで掘れるよ」と応援したり、なかなか掘り出せずに苦戦していることに気付くと「手伝ってあげるよ」と声をかけ一緒に掘ったりしている。また、収穫したいもを嬉しそうに見せにくると「良かったね。大きなおいもが掘れたね」と一緒に喜んでいる。先週の地域のいもほりは収穫のみの経験だったが、今回は自分たちが苗から育て、雑草取りをしたり散歩や登降園時に生長の様子を観察してきたりしたこともあり、より一層収穫の喜びを感じている。また、今年度は関わりを多くもっている2歳児にもいもほりの経験をさせてあげることで、収穫の嬉しさとともに2歳児の喜びを共有することができ、年長児の活動として良かったと思う。今日はいもの数や大きさを比べるまでになってしまったが、定規などを使って大きさを詳しく計ったり、重さと大きさの関係にも繋げていったりするなど、活動をもっと深めるべきだったと反省する。

 

11月 25日(木) 晴 萩原

園庭に出ると、友達同士で声を掛け合い、ドッジボールの準備を始める。ボールを準備したりコートのラインをかいたりするところも、子どもたちが手分けして進めていく。チーム分けでは、人数が同じになるよう確認し、さらに児によっては『どちらのチームに強い児がいるか』を確認して均等になるよう調整しようとする。コートの面積に差があったりチーム分けに時間が掛かったりはするものの、自分たちで遊びを進めていく楽しさや充実感を感じている様子がうかがえる。子どもの心身の成長・発達を見守り、さらに遊びの中で友達と『認め合う』ことができるよう援助していく。

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