5歳ひまわり組2020年度8月の保育日誌

8月3日(月) 晴れ 萩原

長縄跳びに繰り返し挑戦し、また、梅雨明けで本格的な暑さとなり朝から汗をかいていたのでそのまま水遊びをする。じょうろやマヨネーズの空き容器を使って水鉄砲のようにかけ合ったり様々な容器に水を溜めたり流したりして遊んでいる。樋を準備すると「流しそうめんみたい」と話しながら水の流れを調節して遊ぶ児もいる。40分程だったが水の心地よさを味わうことができた。休み明けということもあり、プール遊びではなく水遊びの形でスタートする。中には自分の遊びに没頭したいところを邪魔されるのを嫌がり、水を掛けられることに不満の表情を見せる児もいたが遊びが進んでいくうちにダイナミックに遊べるようになる。今年度はコロナウイルスの影響で例年のようなプール遊びができないが、その分玩具や遊び方を充実させ、子どもたちが夏ならではの遊びを存分に楽しめるようにする。

 

8月11日(火) 晴れ 萩原

「室内でも季節や涼を感じる遊び」で、水風船を使って遊ぶ。初めのうちは水風船の柔らかさや冷たさ、独特な跳ねる動きを楽しんでいる。また、5色ある水風船の色分けをしたりモザイクのように並べてみたりして「色遊び」を楽しむ児もいる。少し経った時に水ではなく空気を入れた水風船を用意すると、動きや跳ね方の違いに気付く。そこで、水を入れた洗面器を用意すると、水の入っているものと空気の入っているものの動きの違いを楽しむ。水風船を提供するにあたり「感触を楽しむ」ことが主となるかと予想していたが「水は重い」「風船の中の水が動くから面白い跳ね方をする」など、遊びの中から次々と発見があり、友達や保育者と共有する。大きさ=重さではないことに気付く。「ゴム」という素材の性質に気付く児はまだいなかった。「実験ごっこ」の遊びを通して様々な興味知的好奇心を広め、深めていけるよう援助していく。

 

8月19日(水) 曇り 萩原

昨日紙粘土を使って土台を作ったたこ焼き、お好み焼きの仕上げをしていく。ソースを絵の具で表現することは、子どもから意見がだされる。青のりに見立てた緑の色画用紙を細かく切る作業では単調なものながらも「できるだけ小さく切ることで本物に似せて」という意識も加わり楽しんで取り組んでいる。絵の具のソースを筆で塗りながら青のりを散らす工程に「本当の料理をしているみたい」「お祭りで見たのと一緒だ」と喜んでいる。子どもたちのアイデアやイメージを拾いつつ、ゆっくりと活動をすすめていく。中にはずっと活動に参加しアイデアを伝えて進めていこうとする児もいれば、他の遊びをしながらも友達が楽しそうに取り組む姿を見て参加しようとする児もいる。子どもそれぞれの思いや積極性、意欲の差はあるが個人のペースで活動を共有し楽しむ様子が見られる。年長児でもあるので、時間をかけてじっくりと取り組める活動を多く取り入れていきたい。

 

8月31日(月) 晴れ時々曇り 萩原

曇り空が広がり涼しくなった時にリレーをしてみる。久しぶりのリレーということもあり、気持ちが高まっている様子がうかがえる。相手チームの児にバトンを渡してしまったり、列で待機している次の走者にバトンを渡そうとしたりするなど、バトンパスに混乱は見られたもののスペースを広くとって走ることを楽しんでいた。他にサッカーや鬼ごっこをして遊ぶ。長梅雨で戸外に出られなかったり、暑さによる熱中症対策のため室内で過ごしたりすることが多かったので、短時間ではあったが、皆で思いきり走れたことは気分転換にもなり良かったと思う。これから暑さが落ち着いていき運動遊びをする機会が増えていくと思うが、これまで、運動が少なかったことを十分に考慮し、活動の取り入れ方を考えていくとともにケガのないよう留意していく。

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