4月1日(水) 雨 萩原
本日よりひまわり組のスタートとなる。担任や新しい環境に戸惑いや、緊張する様子はなく「今日からひまわり組だよ」「年長って言うんだよ」と年長であることを意識し気持ちを新たにする姿がみられる。一人ずつ「好きな遊び」「ひまわり組でやってみたいこと」「頑張りたいこと」をインタビューすると多くの児が「小さい子の世話を頑張りたい」と話す。発表では「年下の存在」を意識する声が多く聞かれたので、遊びの中で穏やかに関わることができるよう仲立ちしていく。室内ではいくつかの集団に分かれて遊ぶ。保育者も遊びに参加し、それぞれの遊びの好みや他児との関りを把握していく。
4月10日(月) 曇り 萩原
当番表の制作をする。前回の制作の時には関心の薄かった児も今日は「当番をしたいから僕も作る」と積極的に参加する。前回他児が作るのを見ていたようで道具や材料の選択もスムーズで、声を掛け合ったり友達の作品を褒めたりしながら進めていく。顔のパーツも自分が気に入った形になるよう下描きして切ったり目の中に光(目の丸)を入れたりして細かく表現している児が多い。前回の様子を見ていたので、大まかな制作の流れや道具の使い方も把握できており安心して、また楽しんで取り組めているように感じた。保育者の言葉の説明や見本では工程が分かりにくい児も他児が取り組む様子を見て理解し、そこから意欲を高めることも考えられるので制作遊びの苦手な児には特にその点を配慮していく。
4月15日(水) 晴れ 萩原
3歳児と一緒に洋光台北公園へ散歩に出かける。途中で桜や梅の木に実が付いていることに気付く。梅はすぐ「梅干しになる実だ」と分かるが桜は「何がなるのだろう」と緑色の実を見て想像し、友達と話し合っている。公園では3歳児と一緒にリレーごっこやだるまさんがころんだをして楽しんでいる。帰り際には広場の隅につむじ風がおきていることに気付き暫く観察する。3歳児と一緒の歩行でペースを合わせるのに気遣う場面がある。歩きながら周りの自然に目を向け興味を持った事について考え保育者や友達と疑問を共有しようとする。保育者はその場で答えず調べることを提案する。つむじ風の渦を巻く様子を不思議に感じたり地球儀に関心のある子もいたりするので天候や地球など興味をさらに広げていけるよう工夫していく。
4月21日(火) 晴れ 萩原
園庭でそれぞれ好きな遊びを見つけて友達と話し合って遊ぶ。カラーコーンを色別に並べて輪投げ屋さんごっこをしたり、砂遊びや虫探し、乗り物ごっこをしたりといくつかの集団に分かれている。遊びによっては1つ2つの物が1つにまとまって展開していく。木の根の虫探しで、木の変化(幹に苔が付いて緑色になっている)に気付き保育者に確認する。園舎にこいのぼりが飾られているのを喜び「こいのぼり」を歌う児もいる。登園人数が少なく4,5歳児で生活を共にすることが増えたためか自然に関わり、遊びが広がっている。乳児と園庭の使用時間を調整しながら、ドッジボールのようなルールのある集団遊びを積極的に取り入れていきたい。