5歳ひまわり組2018年度4月の保育日誌

4月4日(水)晴れ 江口

夏野菜の栽培についての話をする。興味・関心を持ち、「オクラ」「キュウリ」「トマト」「ピーマン」「アスパラガス」など、さまざまな野菜の名前を挙げる。散歩でケイヨーデイツーに行き苗を見ていると、野菜だけでなく「桃」「苺」「柿」があることに気付く。文字が読める子が多く、植木や苗を見て友達に知らせる。栽培や調理体験に興味を持ち、期待を膨らませる。調理師・栄養士と相談をしながら食育体験の計画を立て、げんキッズも取り入れていく。

4月12日(木)晴れ 江口

「進級おめでとうの会」に参加する。事前に会の流れについて話をしていたこともあり、当日は保育者の話に耳を傾け、クラス紹介では一人ずつ自信を持って名前を言う。「春が来た」をとても大きな声で歌い、緊張した表情も見られるが最後まで落ち着いて参加する。保育者から「かっこいいね」と声を掛けられると嬉しそうにする。年長児になり、初めて全クラスの前に立つ行事だったが、一人一人が”年長児”という自覚を持ちながら参加している事を感じる。一つ一つの行事に丁寧に参加し、言葉掛けやスキンシップを取って自信に繋がるようにしていく。

4月18日(水)雨 江口

作り画用紙に平編みをして、こいのぼり作りをする。画用紙や紙テープは自分たちで色を考え、色の順番も工夫する。「楽しい」「え?もう終わり?」と話し、うまく編めていない子がいると友達同士で教え合う。様さまざな技法を使い、制作の幅を広げて発想力も膨らむようにしたい。月末に港南台北公園にこいのぼりを見に行き、当日を楽しみにできるようにする。自由遊び中に「小さい友達の部屋へ行く人」と声を掛けると全員が「行きたい」と言うので1歳児室へ行く。1歳児が笑いながら近くへ来ると玩具を渡したり、泣いている子には“いないいないばあ”をしたりしてあやす。初めは自分たちだけで遊んでいたが、寂しくなる子を見かけたり、危険なところへ行こうとする子を見かけると玩具のところへ優しく誘導する。年長児になり、自分たちより小さい子に対するお世話をしたいという意識もうまれているのを感じる。他クラスとの交流を増やすなど関わりやすい環境作りをしていく。

4月25日(水)雨 江口

雨の為、室内で遊ぶ。新聞紙を島という陣地に見立て、保育者とじゃんけんをして負けたら自分が乗っている新聞紙を半分に折り、乗れないほどの面積になったら負けというゲームをする。繰り返し遊んでいると「じゃんけんで勝ったら折っていた新聞紙を元に戻すのは?」と子どもたちの方からルールの変更案が出て遊びが展開する。椅子取りゲームでは、椅子に座れず負けてしまった後に、残っている友達を応援する姿が見られる。ルールのある遊びを理解し、自分たちで新たにルールを考えて進める力があることが分かった。室内ではあるが、のびのびと体を動かせる場所を確保することでさまざまな遊びができて良かった。室内遊びや雨の日の過ごし方を今後も工夫していく。

育児あれこれ