3歳さくら組2020年度1月の保育日誌

1月5日(火) 曇り  高島

散歩中に休みの日に出掛けた場所やお年玉をもらったことなどを夢中で話す。地域の正月飾りを見て「きれいだね」「お正月が終わったら節分だよ」と季節の行事に期待を持つ。公園では気の合う友達と固定遊具で遊んで体を動かし、斜面でバランスを取りながら上り下りを楽しむ。斜面を怖がって途中で止まる友達を心配して傍で声を掛けながら見守る姿もある。休み明けの登園なのでゆったりと時間に余裕を持ち活動する。新しい年を迎え、その後の行事に期待を持ち友達と楽しそうに会話をしている姿を見て、今までの経験、体験の積み重ねが知識となっていると改めて実感する。体験、経験を深めていけるように活動、遊びを計画していく。

 

1月22日(金) 晴れ  藤原

園庭で遊んでいる時に避難訓練の放送が入る。火事の放送と気付いた子は口元に手を当てながら保育者のそばに集まり話を聞く。消火訓練を見たあと、すみれ組と手を繋いで西公園へ避難する。声をかけながら手をつなぎリードして歩く姿が見られる。避難訓練終了後、ひまわり組と一緒に西公園の広場や坂道を走ったり、探検をしたりして体を動かして遊ぶ。何度か走り「つかれたー」と言っていた子も、ひまわり組の子が「まだまだ走るよ」というのを聞いて「やっぱりぼくも!」と再度走る。体力がついてきたので、色々な運動遊びを活動に取り入れて、体を動かす楽しさを味わえるようにしていく。

 

1月25日(月) 晴れ  髙島

鬼の形をした土台を5色から選び、目や牙、角を自分のイメージに合うよう色や形を保育者と相談しながら進める。自分のイメージしている目や牙を見本なしで切っていく子や、保育者に描いてもらった線をじっくり見ながら切る子など、それぞれのイメージに近づけながら楽しそうに作っている。鬼の形の土台から「目はどうしようか?」「角は何本にする?」と一人一人のイメージを形にできるように丁寧に話を聞いていく。考えている時はじっくりと答えを待ち、子どもが納得して完成させ満足できるようにと心掛けた。子どもの声を聞き、一人一人が充実感や達成感を味わえるように活動を展開できるようにする。

 

1月26日(火) 晴れ  髙島

こども新年会があることを伝えると、「やったー」「獅子舞怖くないよ」と行事に期待を持つ。正月遊びの紹介では、コマ回し、羽根つきの実演を見ながら「がんばれー」と保育者に声をかけて楽しむ。獅子舞が登場すると涙をこらえてじっと見つめる子や、「○○先生だから大丈夫だよ」と喜んで頭を出し噛んで貰う子もいる。新年会終了後は、お土産の折り紙コマで正月遊びを楽しむ。十二支のパネルシアターは少し難しい部分もあったが、楽しく見ることができた。伝統的な由来や意味などを理解する事に重点をおかず、雰囲気に触れ楽しみながら日本の行事に親しみを持てるようにしていく。

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