3歳さくら組2017年度2月の保育日誌

2月9日(金)晴れ 萩原

年長児と一緒に日野中央公園へ行く。公園までの道のりでは、梅の花や畑の様子を見たり、年長児からクイズを出される中で周囲の自然に目を向けたりする。公園では、池に氷が張っていることに喜び、触ってみて冷たさや美しさを感じていた。広場では、かけっこをして身体を動かす。畑の野菜を見て「何だろう?」「分からない」と答えるが、年長児からのヒントを頼りに改めて観察をして気づくことができた。また、氷や雪などの寒い季節ならではの自然の他、そこから生じた“ぬかるみ”にも目を向けて気をつけながら走っている。子どもの気づきや繋がっていくイメージに年齢の違いを感じる良い機会となったので、異年齢の関わり方、繋がりに目を向けていく。

2月15日(木)晴れ 江口

なかよし遠足当日の為、登園時から楽しみにしている様子が伺える。保育者がおやつを入れるのを確認し、他クラスの友達に自分たちがスーパーに行って買ったものだということを伝える。公園へ着くと砂場でままごとや、4、5歳と一緒にターザンロープやソリ滑りをする。お弁当は、なかよしグループに分かれて食べる。話掛けられることや遊びに誘われることが多く、嬉しそうにする姿が見られる。一年間の異年齢交流を通して名前と顔を覚える段階から遊びに誘い合える仲になり、関係性が変わったことが分かった。お世話をしてもらうだけでなく、乳児クラスとの交流を持ち、成長した姿を認め、次に繋げられるようにする。

2月19日(月)くもり 滝澤

実習生が保育に入り、名前を聞く子や、甘える子、一緒に遊べることを喜ぶ子、距離をとって様子を伺う子などさまざまな姿が見られた。人とのコミュニケーションの取り方を自分たちなりに考えて試行錯誤する姿に成長を感じることができたので、人との繋がりを大切にしていきたい。園庭では、ゆったりとした時間を作ることで遊びが展開していき盛り上がる。5名程で遊ぶことが多く、遊びの中で意見を出し合う様子が見られるので互いの気持ちが行き違いになった時には、様子を見ながら仲立ちや助言をする。

2月21日(水)くもり 江口

4歳児と一緒に西公園へ行き、広場で“むっくりくまさん”と“氷鬼”をする。“鬼は誰がするのか”という話になると4歳児が「お当番さん!」と言うので各クラスから2名ずつ選出する。体を動かした後には、斜面へ行ってどんぐり集めや切り株を太鼓に見立てて合奏する。4歳児が小さな穴を見つけて「アリの巣かな?」小枝を入れて「穴は深いよ」「中で穴と穴が繋がっているかもしれない」と下に目を向けながら穴探しをする。4、5歳児の遊びに興味を持ち、よく観察をしているが、ルールのある遊びの内容が明確ではないため、保育者も一緒に遊ぶ中で繰り返しルールを伝えていく。

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