8月3日(水)晴れ 平本
体調不良や都合休みの子がおり、9名と少ない人数で過ごす。4歳児保育室にあるままごと玩具を借りて遊ぶ。両面棚を使用し、ままごと、描画のコーナーを作りそれぞれの場でじっくり遊ぶ。ままごとでは、包丁をつかって食材を切ったり、フライパンで焼いたりして調理をする。また、メニュー表を保育者に見せて「なににしますか」と注文を聞いたり店員になりきって遊ぶ姿もあったので、やりとりが楽しめるようにイメージが広がる言葉かけをしながら一緒に遊んでいく。
8月10日(水)晴れ 山野
レゴブロックや絵本をバケツに入れ「お祭り行って来るよ~」などといった声を子ども同士でかけあって見立て遊びをする。保育者に「わたあめ買ってきて」などおつかいを頼まれ「わかった」と答えると、持っていたプラレールをおみやげに見立てて渡す。保育者に新聞紙で簡易マイクを作ってもらい、牛乳パック積み木の上に立って一緒に歌を歌う。室内玩具で遊んだ後、机やマットを使ってサーキットを作る。トンネルくぐりが一ヶ所しかなく混雑していたため、二箇所に増やして対応する。マットを離れた位置に置いておくと、友達と一緒に寝転がり一息つく場面も見られた。子どもが自由に遊びを選べる環境を工夫する。
8月18日(木)雨のち曇り 菊地
保育者がペットボトルを振ると水に色がついている事に驚き、喜ぶ顔が見られる。個々にペットボトルを持ちタライの色水をすくったりカップに入れた水をペットボトルに入れたりする。最初は単色を喜んで「きいろ」など名前を話していたが、色が混ざると「ぶどうになった」など、違う色に変わることを発見し、見立て遊びをする。今回初めてだったので子どもの様子を見守ったが、発見や発する言葉に応じて遊びが発展していくようにする。色を混ぜたり、ボトルに入れ続けたりと一人でじっくり遊ぶ子もいれば友達と一緒に遊ぶ子もいる。遊ぶ前に話をしたので口に入れようとする姿はほとんどなかったが、口に入れることも考えられるので安全に遊べるように留意する。
8月30日(火)曇り 山野
園庭に出ると誰からともなく走り、かけっこをする。「よういドン!」と合図をすると、保育者の元をゴールと子どもたちで決めて改めて走る。スタートを白線に変えたことでよりイメージが膨らんだのか、何度も繰り返しかけっこを楽しむ。その後他クラス児が並べて遊び終えたタイヤの上に風呂マットを敷いてベッドのようなものを作ると、友達と寄り添ってくつろぐ姿も見られる。友達と関わって遊ぶ姿が増えている。思いの違いでトラブルになる事もあるので、子どもの想いを互いに伝えるなどの援助をしていく。